Web Masterの日記



ドジャース世界一

2024年10月31日(木)

東西の名門対決となったワールドシリーズ。
第5戦はドジャースがヤンキースに一時は5点差を付けられながら
奇跡の逆転勝利で4年ぶりに王者となった。

早いイニングでホームラン攻勢でヤンキースが5点のリード。
この時点でドジャースの勝ちはないと思っていたが、
仕事を中断してテレビを点けると5対5の同点。
そこから試合終了後のシャンパンファイトまで、ずっとテレビ観戦してしまった。
大谷と山本はWBC優勝に続き、ドジャースに移籍した1年目で
リーグ優勝とワールドシリーズ優勝に輝いた。
大谷はメジャー7年目にして初めてのワールドシリーズ。
第2戦で左肩を痛めた影響で本来の打撃は見られなかったが、
それでも最後までよくプレーしたと思う。
山本も第2戦で7回途中まで1安打1失点の好投で勝利投手。
ワールドシリーズで勝利を挙げた日本人投手は松坂以来。
シーズン中は途中でケガのため離脱もあったが、ワールドシリーズの大舞台で
最高の投球を見せてくれた。
しかも山本はオリックス時代を含めると4年連続優勝。
さらにプレミア12、東京五輪、WBC、日本シリーズ、ワールドシリーズと五冠達成。

大谷の通訳のゴタゴタから始まった今年のメジャーリーグもこれで今年は終了。
あとは大谷が2年連続MVPを獲得するか、もし獲得したら両リーグでのMVPになる。
そして来年は日本での開幕戦、しかもリハビリを終え、二刀流復活か?
まだまだ楽しませてくれそうだ。

日本シリーズの方は、まさかのベイスターズが2試合連続完封勝利、
敵地で3連勝し王手をかけた。
明日は横浜への移動日、そして土曜は雨の予報があり中止になりそう。
この雨がシリーズの流れを変えるか気になるところだ。
来年は日本での開幕戦なので


パーシャル連合

2024年10月30日(水)

今日はドジャースがローテーション投手のいないブルペンデーだったからか
ヤンキースが大勝して無傷の4連勝での世界一はなくなった。
それでも明日でワールドシリーズは終わるかもね。
一方、日本シリーズはベイスターズが連勝し対戦成績を5分に戻した。
これで福岡での優勝は無くなり3位からの下剋上も夢物語ではなくなったな。

さて、先日の衆院選、過半数割れした自公連立政権は厳しい運営となるだろう。

データで分析する衆議院選挙
★議席数の変化
・自民 256→191
・公明  32→24
・立憲  98→148
・維新  41→38
・国民   7→28
・れいわ 3→9
・共産  11→8
・参政  0→3
・保守  0→3
・社民  1→1
・無・他 12→12

国民民主の躍進は想定していたが少しできすぎな感もある。
だけど今後、国政でイニシアチブを取るのは確実だ。
国民民主党がこれだけ議席を増やしたのは、立憲との候補者調整、連合の支援、
そして何より自民党保守層の受け皿となったから。
「対決より解決」と幟を掲げ、立憲や共産党のような「政治とカネ」に関して
あーだこーだと苦言や文句を言うだけより、有権者の身近な問題、
たとえばガソリン価格や消費税減税や103万円の壁についてを
公約にしたことが大きいと思われる。
これで20代、30代の有権者の支持につながった。

れいわ新選組の9議席も有権者の目線に立っての選挙戦だったので
それが得票につながったのだろう。
特に沖縄4区の当選は大きかった。
議席増により予算委員会での質疑もできるようになり、
NHKの日曜討論にも毎回出られるので、れいわの主張がより広く
伝えられることになる。
次の選挙は来年夏の参議院選だが、国民民主、れいわ新選組と
この勢いを維持できるかが焦点になりそうだ。

面白いデータがあった。
★比例代表全国集計(開票率99%以上)
・自民 1458万 2630票(26.75%)
・立憲 1155万 8484票(21.20%)
・国民  616万 6018票(11.31%)
・公明  596万 2929票(10.94%)
・維新  509万 1920票( 9.34%)
・れいわ 380万 4983票( 6.98%)
・共産  336万 2763票( 6.17%)
・参政  187万 0244票( 3.43%)
・保守  114万 5186票( 2.10%)
・社民   93万 4481票( 1.71%)
・みんつく 2万 3784票( 0.04%)

ちなみに前回、2021年の衆院選比例結果はこうだった。
・自民 1991万4883票 (34.66%)
・立憲 1149万2115票 (20.00%)
・維新 805万830票 (14.01%)
・公明 711万4282票(12.38%)
・国民 259万3375票(4.51%)
・共産 416万6076票(7.25%)
・れいわ 221万5648票(3.86%)
・社民  101万8588票(1.77%)

面白いのは立憲の比例投票数が2021年とほとんど変わっていないこと。
今回の選挙結果は必ずしも、立憲の主張が支持されて得た結果ではない。
自民党の失策によって得た議席である。
選挙区では、国民民主、れいわの候補者がいなかったから
仕方なく立憲の候補者に入れた、そういう人は多いだろう。
とりあえず立憲民主党には政治資金規正法の厳格化を頑張ってもらいたい。
下手に日和ったら、たちまち見放されるぞ。

さて、今後の政局だが、現状だと維新・国民民主が連立入りを否定しているので
自公政権のまま「パーシャル連合(部分連合)」の形で進行していくだろう。
パーシャル連合…つまり政策ごとに他党と連携して、
物事を決めていくという政治体制だ。
たとえば、法案Aは「自公維」で決め、法案Bがあれば「自公国」で決めていく形。
まぁ、こんな体制だから当然、石破内閣の基盤は弱くなる。
3月の予算が成立したら、自民党内で石破おろしが起きるかもしれない。
いや、逆にこんな状態だから誰も自民党総裁をやりたがらず、
形だけの石破内閣が続くかも。
その前に11月の首相指名に勝ち残れるか?
維新や国民民主も自公連立政権に非協力的だと野党が共闘して
内閣不信任案を出されれば石破内閣は総辞職となる。
そうならないためにもパーシャル連合では野党の顔色をうかがいながら
野党の公約に対して自民党はOKしなければならなくなる。
個人的には国民民主の掲げたガソリン価格の値下げと103万円の壁に関して
早急に国会で法案を通してもらいたい。
今の過半数割れした連立与党には国民民主に逆らえないのだから。

だけど、維新の会と国民民主党って、何だかんだ言って自民党寄りの政策も多い。
状況次第では、いろいろと言い訳して連立入りをするかもしれない。
そんな中、憲法改正発議は遠のいたのではないかな。
立憲民主党が日和らなければ現状、発議に必要な2/3を確保できないし。
憲法改正より国民目線でまずやらなければならない景気対策を
パーシャル連合で1日も早く進めてもらいたいね。


自公惨敗

2024年10月28日(月)

昨日行われた衆院選は予想通り自民党が大敗し、公明党を合わせた与党で
過半数に届かず。発足したばかりの石破新政権はどうなるのか?
今月初めに石破政権が発足した矢先に衆院を解散して行った選挙だが、
フタを開けてみたら自民党の議席数が過半数に届かない大敗。
与党の過半数割れは2009年の衆院以来だとか。
自民党だけでなく連立を組む公明党にも波紋は広がり、
公明党の代表が落選、比例でも復活当選ならず。
国会議員でなくなった人が代表で居続けるわけにはいかないので
公明党は早くも代表を替えなくてはならなくなった。

今回の結果は自民党の長期政権が招いた驕りと言ってもいいだろう。
大幅な議席減は「政治とカネ」問題、その象徴だ。
現役大臣が2名、連立の党首が落選したのだから大惨敗だね。
「勝敗ラインは自公で過半数」と明言したのだから、
石破首相は責任を取らなければならない。
しかし、首相に就任していきなり辞任となると政局の混乱を招き、
それが長引き政治空白ができてしまう場合もある。
そもそも、何で就任して早々に衆院の解散総選挙を実施したのか?
まぁ、おそらく就任早々に選挙しておけば野党の体制も整っていないので
勝てるとでも思っていたのだろうけど甘くはなかったってことだ。

しかし、自民党に替わり立憲民主党が議席数を大幅に増やしたのは
正直、おかしいとは思う。
あの政党だって、いろいろと問題が多いというのに…。
国民民主党が議席を増やしたのは理解できるが、立憲民主党が増えたのは
どうも納得できない。

それにしても今後の政局はどうなるのか?
また国民無視で毎年のように総理大臣がコロコロ変わる時代に
逆戻りしそうなので不安だ。


消費税減税と103万円の壁

2024年10月25日(金)

今週末は衆議院選挙、石破政権が認められるかどうかが国民から審判されるが、
一枚岩ではない今の自民党、たぶん惨敗すると予想している。
ただ、立憲民主党を筆頭に野党も頼りないし、これからの日本て、
ほんとどうなっていくのやら…。
既成政党の当たり障りのない選挙の時だけの公約を見ていても
なんか苦笑さえしてしまう。
そんな中、一番我々、国民目線になっているのは れいわ新選組なのかも。
正直、れいわ新選組には今までいい印象はなかった。
ただ、唯一、消費税に関してズバッと言い切っているのは評価できる。

「自民、公明、民主によって日本経済は壊された。
景気が悪い時に消費税上げてはダメ。
消費税を上げて国内総崩れになった。
消費税増税は法人税減税の穴埋めの為。
需要喚起の為に減税、社会保険料減免等が必要。」
「消費税減税を望む人が約6割もいる事実。
減税に時間かかると言うが、イギリス7日、ドイツ28日、アイルランド23日、
マレーシア16日で減税できた。
日本では半年や1年かかるという議員は引退すべき。やる気ないだけ。」

「日本の成長を妨げているのが消費税。
消費税を上げるたびに景気が悪くなっている。
しかも消費税は全額を社会保障に使われておらず「法人税減税」に使われている。
消費税を減税すれば使えるお金が増える。
使えるお金が増えて人がモノを買えば景気が良くなる。」

「中小企業を苦しめているのも消費税。
法人税は利益がなければ払わなくていいが、消費税はなくても払わなくてはならない。
消費税が中小企業の経営が苦しくしている。給料を上げるのを難しくしている。」


これらは全て、れいわ新選組の山本太郎の言葉。
かなり国民目線に立ち、まともなことを言っている。
とにかく、今の不景気から脱却するには消費税減税しかないと
自分も以前からこの日記でもずーっと言っている。



消費税減税はマストだが、今回の衆院選の公約で自民党だけでなく
各既成政党も最低賃金の引き上げを言っているのが気になる。
それも全国平均1500円まで上げるとか。
まぁ、上げるのはいいんだけど、ふと疑問に思ったのは103万円の壁だ。
これも一緒に引き上げないとヤバいことになるぞ。

そもそも103万円の壁ができたのは1995年と今から30年近くも前。
当時の東京の最低賃金は650円だった。
それが今、2024年現在は1163円。
単純計算で1995年なら年間1584時間も働けたが、2024年だと885時間しか働けない。
これが1500円になると年間686時間しか働きたくても働けない状態になる。
なので最低賃金が上がっても上限の壁が変わらなかったら絶対に人手不足になる。
この連動性を国は理解していないのかね?
もはや、誰もが壁を越えて税金を払えって感じなのだろうか?
103万円の壁ができた時から1時間あたり500円以上も上がってるのに
壁のために働きたくても働けないので年収の上限は上がらない。
パート比率が高い会社の人手不足の理由を国は理解していない。

そして最低時給が1500円になった場合、多くのパートを抱える中小企業、
特にスーパーとか医療関係、飲食関係への影響は大きいだろう。
今まで時給1200円で10人のバイトを使っていた中小企業は
1500円になったら8人にバイトを減らさなくてはならない。
人件費が負担になり倒産する中小企業も増えるかもしれない。
国は無責任に最低時給を上げるが、そのしわ寄せはいつも現場だ。
最低時給を上げても政治家の懐は減らないし、むしろ税収が増えるので
逆に懐が温かくなる仕組み。

だいたい、壁の金額が103万になった理由は当初は90万円だったが、
女性の社会進出を応援するため100万円に上げた。
当時、消費税が3%だったので、それを加えて103万円になったはず。
なので今の消費税10%なら、最低でも年収の壁は110万円に引き上げなければダメだ。
これが筋だと思うので、最低時給を上げるという公約よりも
まずは、これをしないと始まらないんじゃないのかね。

どの既成政党も最低賃金のアップのみを公約にしていて
103万円の壁に関しては触れていない。
しかし、国民民主党だけは103万円の壁ができた1995年と
現在2024年の最低時給のアップ率と同じ178万に上げると公約に掲げている。
これは評価してもいい。
ただ、衆議院で法案出すのに20議席は必要なので、国民民主党が今回の衆院選で
議席を20も獲得できるかは微妙なとこだけど。

消費税減税に関しては、れいわ新選組。
最低賃金アップに伴う年収の壁に関しては国民民主党の主張が
自分的には刺さっている。
週末、誰に、そしてどの政党に投票するか、もう少し考えたい。


夏日

2024年10月24日(木)

もう10月も下旬だというのに今日の東京は蒸し暑かった。
朝から気温がみるみる上昇し、東京都心は午前中の早い時間帯に
最高気温が25℃を超え、今年153回目、そして今月14回目の夏日となった。
どうやら1875年の統計開始以来、年間、月別ともに最多記録をまた更新したらしい。

※東京都心・昨年までの夏日記録
年間最多は昨年2023年の143回。
10月の最多記録は11回で、2002年、2013年、2019年、2023年に観測。
この両方を今月に入り塗り替え続けている。
しかし、最も遅い夏日の記録はなんと50年近く前の1975年11月16日。
東京は亜熱帯化しているので、近い将来この記録も塗り替えるだろうね。
先日の土曜日は30℃と最も遅い真夏日だったし。
それでも10月の沖縄の暴力的な暑さと陽射しに比べれば
東京の暑さなんて比じゃないけどね。
ほんと、あの暑さは尋常じゃなかった。

こんなに暑くなった東京都心だが、明日以降、週明けにかけては
最高気温が23℃前後の日が続く見込みなので、今日が今年最後の夏日かも。
一応、自分の中のクールビズは終えたが、それでもまだ上着は着ていない。


今年も大衣裳展

2024年10月23日(水)

先日の日曜日、昨年に続き東京駅の大丸デパート催事場にて
AKB48大衣裳展を見に行ってきたが、やはりAKBの衣装は本当にスゴイ。
昨年はシングル曲やコンサート衣装が展示されていたが、
今年は劇場衣装が250着ほど展示されていた。
現在、秋葉原にあるAKB48劇場がリニューアル工事中のため
劇場で使用する衣装が一斉に展示、といっても自分が見に行ったのは第二部。
沖縄に行っている期間中に第一部の展示があり、されは残念ながら見に行けなかった。
第一部はチームAとチーム4の衣装を中心。
自分が見に行った第二部はチームKとチームの衣装だった。
さすがに今まで劇場公演は見に行ったことはないが、それでも有名曲の衣装は
コンサート映像やYou Tubeなどで目にしていたが、その衣装が間近で見れた。
そして、どの衣装も小さくてビックリ。
やっぱアイドルって細いんだな。
しかし「おされカンパニー」の作る衣装はどれも秀逸。
どんなアイドルの衣装よりもAKB48の衣装は素晴らしい。
昨年同様、見学に来ていたのは男より女性の方が多かったな。
また来年もあればいいな。


2024.10月・沖縄旅行記その3

2024年10月22日(火)

先日の土日月の3連休+平日の火曜を休んで3泊4日で行った沖縄旅行。
1月にも行ったので初めて年に2回、そして初めての秋の沖縄だったが
とにかく沖縄に秋はないと実感した。
ほんと暑かった。しかし最終日は一転して朝から雨。
駆け足でつづった沖縄旅行記の最終日の模様。

●10月15日
沖縄に来てから4日目にして初めて雨。
しかも雷を伴い激しい豪雨。
3日間は真夏のような暴力的な日差しだったが、今度は暴力的な豪雨に見舞われた。
前日の夜から雷は鳴っていたが、まさかこんなに雨が降るとは思わなかった。
チェックアウトの11時にもまだ雨は降っていたが、58号線を南下すると
次第に雨は弱まり、牧港の陸橋を超えると完全に雨は止んだ。
何度も沖縄に来ているが、ほんと沖縄の天気ってよく分からない。
まぁ、縦長な県だし地域によって全然、天候が違う。

完全に晴れた中、糸満の道の駅まで行き、道の駅の中にある
最近できたばかりの「みーかがん」で遅い朝食。
ここは漁師経営で1度も冷凍しないマグロの料理が食べられる店。
漁港の町でもある糸満ならでは。
至福のマグロ丼を注文、丼に中トロや赤身などが敷き詰められ、
マグロかつまで付いていてお得感がある。
食べている途中にマグロの解体ショーも始まり、平日ということもあり
客数も少なかったので十分に見ることができた。
ちなみに今、沖縄でとれるのはメバチマグロ。

食べ終わった後、糸満の道の駅を見たり、豊崎の道の駅に移動し、
豊崎にあるショッピングモールのイーアスで塩ソフトを食べたりして
レンタカーを返すまでの時間をつぶす。
飛行機に乗る前に何か食べようと思い、数年前に行った「たから家」という
沖縄そばの店を目指すが、まさかの閉店。
閉店といっても今日は閉店じゃなく、店自体が無くなっていた。
コロナ渦で辞めてしまう店は全国的に多いが、沖縄も例外ではなく
あんなに人気だった沖縄そばの店だったのに、まさか廃業してしまうとは…。
ズケラン養鶏場隣接の「ミニミニ動物園」といい、本当に残念。

仕方ないので近くにある「守礼そば」へ行くも、火曜、水曜はまさかの
ラストオーダーが16時。店に着いたのは16時10分くらいだったので
タッチの差で入ることができず。
残念な気持ちのまま、近くにある果物屋が経営する「旬果屋フルーツスタンド」で
フルーツサンドを買ってレンタカーを返して那覇空港へ。

空港でフルーツサンドを食べようと思い買ったが、やはり最後は
沖縄そばが食べたくなり空港1階の隅にある「空港食堂」へ行き
沖縄そばを食べて飛行機出発の時間を待つ。
20時発の飛行機B777は定刻通りに離陸したが、上空はかなり荒れ模様で
何度も大きく揺れたが、ほとんど気にせず深い眠りに。
しかし羽田空港上空を何度も旋回していた感じで到着は30分くらい遅れた。
荷物が出てくるのも遅く、家に着いたのは日付が変わる直前だった。

今年1月に続き、初めて1年に2回目、そして初めて秋の沖縄だったが、
正直、沖縄に秋はないものだと感じた。
実際、11月末まで海に入れるくらいだから、10月なんてまだ全然、夏だった。
沖縄には紅葉がないというが夏の後、秋がなくて冬になるのが普通なんだろう。
それなりの気持ちでいかないと暴力的な日差しでやられてしまうかも。
特に何をやるとか、どこに行くとか決めずに行った沖縄だったが、
やはり3泊4日は短いので、行くなら最低4泊5日だ。
しかも今回は3連休を絡め世の中の休みと同じだったために
人の集まるレジャー施設は完全に避けたが、やっぱそれなりの人出はあった。
なので、やっぱ休みの日をずらして行くものだと思ったね。
あと気になったのは、観光客らしき集団の「ORION」の白いTシャツお揃いコーデ。
最初、韓国や中国からの観光客かと思ったが、どうやら日本人観光客。
中には家族連れ4人で同じ「ORION」白Tシャツを着ていた。
とにかくオリオンビールの白Tシャツコーデが多かったことが気になった。
1月に来た時も今までも、そんなのまったく居なかったのに
なぜか今回はオリオンTシャツコーデの団体やカップルを多く見た。
特にアメリカンビレッジや那覇空港で。
もし国際通りとか行っていたら、もっと多く見られたのかも。
きっとSNSとかでインフルエンサーが着ているのを真似とかしてるのだろうね。

外国人観光客は銀座の方が圧倒的に多い。
沖縄で特に目立ったのは中国人だが、韓国人はあまり見かけなかったな。
目的もなくただ単に沖縄に行きたいから行っただけの旅行だったが、
8月の真夏と変わらない気候には本当に驚いた。
東京に着いた途端、ものすごく寒く感じた。
来年の1月は休みの日程が合わないため行けないので今回がその前倒し。
次に沖縄に行けるのはやっぱり来年の10月くらいかな。
いや、もう少し涼しくなる11月がいいかな。
だけど、その時は連休を絡めず仕事を思い切って1週間くらい休んで
優雅に平日に行こうと思っている。
やっぱ平日の方が活動範囲が広がるし、時間も有意義に使えることが
今回の旅行ではっきりと分かったし。
これだけ頑張って仕事しているんだから1週間くらい休んで
好きな場所に行くのもOKだと思うしね。
というわけで初めて尽くしの秋の沖縄だったが様々な反省もあり
それなりに楽しめた旅行でもあった。
というか、やっぱり沖縄はいつ行っても楽しいし、東京に戻っても
すぐまた行きたくなる場所でもある。

終わり


2024.10月・沖縄旅行記その2

2024年10月21日(月)

相変わらず土日はパソコンを開かないので続編が3日遅れになったが
沖縄旅行記の2日目&一気に3日目まで。

●10月13日
3連休2日目にあたる日曜日、朝食はアメリカンビレッジにある「BUN BUN」へ。
元々ここは今年の1月に行く予定だった。
昨年11月に北谷町へのふるさと納税の返礼品でBUN BUNの朝食券を貰っていた。
ところが1月は旅行前日に羽田空港で自衛隊機が炎上する事故があり、
滑走路が閉鎖され、当日早朝まで沖縄に行けるのか微妙な状態だった。
そんな不安もあり、つい朝食券を忘れてしまい1月にBUN BUNには行けなかった。
なので今回、ようやく行くことができた。
朝食券はベーコンや目玉焼き、ポテトにサラダの乗ったワッフルプレートと
パイナップルとアイスクリームがメインのデザートプレート、
そしてスムージー付きでかなりのボリューム。
実際に料金を出して食べれば3000円以上の食事だが、
ふるさと納税の返礼品で2人分が提供される。
スムージーはマンゴーやパイナップル、そして期間限定の梨などから選べたので
迷いなく期間限定の梨をチョイス。
結局、全部食べ切るまで1時間以上もかかった。

腹一杯になった後、車に乗り込みうるま市にある「うるマルシェ」へ。
さらにライカムのイオンに行って買い物をし、以前にも何度か行ったことのある
ズケラン養鶏場に隣接している「ミニミニ動物園」に行こうと思ったが
ネットで調べたら動物園は閉園(廃業)していることが分かり断念。
何気に好きな場所だっただけに残念だ。

仕方ないので1月にも行った嘉手納米軍基地内にある知花ゴルフ場内の
「チッパーズスナックバー」でバカでかいピザを買ってホテルに戻って夕食。
家の金庫にドルが70ドルほどあったので、支払いはドルで済ませたが
17ドルくらいだったので、全部使い切ることはできなかった。
それにしてもアメリカのピザはでかい。
コストコのフードコートにあるピザよりも大きかった。
ホテルで頑張って食べきったが、しばらくピザはいらない…
という気持ちになった。

今回の旅行は世の中みんな3連休なので、美ら海水族館とかネオパークとか
レジャー施設はどこも混んでいると思い、まったく行く気がなかった。
というか、完全ノープランで沖縄に来た。
とにかく仕事で疲れた体を休ませるために来た感じが一番強いので
あまり遠出もせず、ゆっくりのんびりと沖縄で過ごすことを目的とした旅だった。
というわけで2日目はこんな感じで早めに就寝した。

●10月14日
やはり3泊4日だと早い。
もう翌日には東京に帰らなくてはならない。
とはいえ、この日も完全ノープランで近場に行ったくらい。
それに、10月とはいえ沖縄の日差しは暴力的に眩しくて強い。
Tシャツ、短パンでも全然暑い。
まだ完全に真夏なので外を歩いているだけで体力が奪われる。

朝食には北谷港の近くにあり、数年前にも訪れたガイドブックに載らない
ハンバーガーショップ「SAND BOX」に行くが、なんと月曜日定休。
祝日なので、もしかしたら開いているかもと思ったが、
しっかり定休日のため空振り。
気持ちがハンバーガーだったので仕方なくガイドブックに必ず掲載されている
有名なハンバーガーショップ「ゴーディーズ」へ。
駐車場はレンタカーだらけで案の定、満席だったがすぐに案内され
チーズバーガーを食べるが、バンズがかなり美味しかった。
なんでこんなに人気なのかも何となく分かるほど美味しかった。
ちなみに飲み物はこの旅初めてのルートビア。
その後は近くの24時間営業、沖縄で一番安いスーパーでもある「ユニオン」や
嘉手納の道の駅に行ったりしてから昔でいうコザ、今の沖縄市にある
コザアベニューへ行き、1月にも入った「チャーリー多幸寿」へ。
ビーフ、チキン、ツナのタコス3種類とチャーリーライス(タコライス)のセットに
この旅2度目のルートビアを頼んだらサイズアップ無料だったのでLサイズ。
相変わらずコザの町は寂れていて、この「チャーリー多幸寿」だけが
ちゃんと商売をしている感じだった。
その後、早めにホテルに戻ってアメリカンビレッジを散策。
結局、この日も北谷周辺の嘉手納やコザにしか行かなかった。
とにかく日中はとてもまともに歩けないような日差しなので
アメリカンビレッジの散策は日が暮れてからじゃないとダメ。
沖縄の10月、絶対に舐めちゃいけないと身をもって実感した。

つづく


2024.10月・沖縄旅行記その1

2024年10月18日(金)

コロナが沈静化してきた2022年1月に沖縄旅行を復活させてから
今年2024の1月まで3年連続で正月明けに沖縄に行っているが、
来年2025年の1月は休みの関係で訪れることができないため、
前倒しで先日10月12日から3泊4日で行ってきた。
1月の沖縄の温暖な気候を経験してしまうと、暑いだけの8月にはもう戻れない。
なので夏休み中を回避し、初めて秋の沖縄に行くことにした。
というわけで、恒例の沖縄旅行記をダラダラと書いてみたい。

●10月12日
前日は連休前ということもあり、かなり忙しく帰宅時間も遅かった。
なので睡眠時間2時間弱で4時頃に家を出て羽田空港へ。
いつもより家を出るのが早いのは世の中は3連休中なので
駐車場がどれだけ混むか心配だったため。
今までは世の中が休みから明けた後、夏はお盆休み明け、1月は三が日後に
訪れることが多く、駐車場の心配はしなくて良かったが、
初めて連休中に出発だったので、一応念のために早く出たが心配は杞憂に終わった。
やはり午前4時台、駐車場はかなり空いていた。
しかし出発ロビーには例年では考えられないほどの人が集まっていた。
3連休恐るべしだ。
空港内は混雑していたので荷物が預けられる5時15分、すぐに荷物を預け
早めに保安検査場を通って出発まで椅子に座って仮眠。
6時35分発、那覇空港行きANAのB787に乗って初めて1年で2度目の、
そして初めて秋の沖縄へGO。

やはり3連休初日ということもあり、機内は満席。しかも子連れが多かった。
あえて後ろに席のないトイレ前の座席を選んだので、
後ろを気にせずリクライニングできたが、背もたれが倒れるだけの座席ではなく
後ろが壁のため、座面が前にスライドする座席だったが、
スライドさせるのにコツが必要で、しばらく格闘してしまった。
無事にリクライニングした後は到着まで夢の中…。

定刻より少し早めの9時5分頃に無事に沖縄へ到着。
機内から出ると一言目が「暑い」だった。
すぐに東京から着てきた薄手の上着を脱いだが、それでも暑い。
この日の沖縄の気温は30℃、気温よりも暴力的な日差しで真夏のようだった。
もちろんレンタカーはエアコンから涼しい風が最初から吹き出していた。
今年1月と同じヤリスに乗って糸満の道の駅に向かう。
さらに名嘉地交差点にある「名嘉地そば」で朝食。
ソーキそばセットを頼んだが、ソーキそばと大盛ジューシー、
そして、まさかのトンカツ付き。
沖縄そばのセットって、なぜかトンカツが付いてくるのがデフォルト。
ここ「名嘉地そば」のセットはトンカツの他に白身魚フライか
サバの煮つけも選べるので選択肢が広がるが、いずれもボリューミーだ。
11時の開店と同時、最初の客として入ったが、その後も次から次と来店、
しかも駐車場の車を見るとレンタカーは自分だけで、あとは全員ジモティー。
安いしボリュームがあるので地元でも人気の沖縄そば屋でもある。

腹一杯になったので車を北上、高速を通って一気に許田ICへ。
いつもは素通りする許田の道の駅に久しぶりに寄ってみた。
許田ICから名護方面に向かう車専用の駐車場ができる前以来なので数年ぶり。
まぁ、ただ道の駅の中自体はあまり変わり映えしなかった。
そのまま北上し、古宇利島方面の交差点も大宜見の道の駅も素通り、
沖縄最北端の道の駅でもある「ゆいゆい国頭」へ。
国頭の道の駅はきれいだし、人も少ないし、沖縄でもここでしか
売っていない物も多いので一番お気に入りの道の駅だ。
だが、3連休中ということもあり、いつもより人が多かった。
このまま最北端の辺戸岬まで行こうと思ったが、やはり早起きの影響もあり
なんか疲れていたので早めにホテルに向かうことにした。
まるで真夏を思わせるようなギラギラとした日差しも疲れを倍増させた。
途中、素通りした大宜見の道の駅でシークワーサーのソフトクリームを食べて
エネルギーをチャージし、北谷にあるいつもの常宿へチェックイン。
少し休んでからアメリカンビレッジを散策。
アメリカンビレッジのはずれにあるドラゴンパレス横のグルメ館の中にある
居酒屋「でーじな豚々」で夕食。
元々は常宿しているホテルの近くにあった居酒屋で1度だけ行ったことがあるが、
広い場所に移転しアメリカンビレッジのグルメ館に入った。
ちなみに元の場所はセブンイレブンになっていた。
沖縄の居酒屋は予約が必須だが、予約なしで飛び込んだので、
カウンター席しか空いてなかったが全然問題なし。入れただけでもラッキー。
カウンター席で沖縄料理を堪能し、生パイナップルサワーと
シークワーサーサワーを飲んだので、ホテルに戻ってぐっすり就寝できた。

つづく


10月の沖縄は真夏

2024年10月16日(水)

昨日、沖縄から帰ってきた。
那覇空港から羽田行きの飛行機は定刻通り離陸したが、
羽田空港が混雑していたためなのか上空で何度も旋回し、
結局、羽田に到着したのは予定より30分以上も遅れた。
荷物の受け取り場所には沖縄から着いた飛行機が3機も重なるという珍しさ。
ANA2機とソラシドエアー1機、さらに札幌からの飛行機も到着し
荷物受け取り場所は大混雑だった。

昨日は平日だったが仕事は臨時休業し12日の土曜から3泊4日。
初めて秋の沖縄だったが、10月の沖縄は秋ではなく8月同様の真夏だった。
そして、やはり3泊では短すぎる。やはり最低でも4泊しないと満喫できない。
詳細は後日また旅行記として書く予定。
そんなことより昨日の平日を休んだせいで、今日は仕事が溜まっていて
消防署や区役所にも行ったりしてバタバタだった。
明日も朝から築地場外だし、明後日は消防点検もあるし、
なんだかんだで今週は忙しい。


タコス

2024年10月11日(金)

タコスとは、とうもろこし粉を焼いたトルティーヤという皮に
炒めた挽肉やレタス、チーズを挟みサルサソースをかけたもの。
沖縄ではタコスを出す店がすごく多い。
タコスの発祥地はメキシコだが、沖縄では戦後、駐留米軍人を対象とする
レストランがステーキとともにタコスもメニューに加え、
アメリカ食文化の一つとして広まり今でも沖縄で定着した料理だ。
しかし、タコミート、サルサソース、トルティーヤと、それぞれ店によって、
かなり違いがあるので食べ比べが楽しい。
そんなに値段もしないので数多くの店で食べ比べてみると
その違いに驚くことが多いので、沖縄旅行では必ずタコスは食べている。
ちなみに柔らかいトルティーヤ(ソフトシェル)で一番美味しかったのは
老舗の「チャーリー多幸寿」とメニューがタコスオンリーの「メキシコ」で
パリパリの揚げたトルティーヤ(ハードシェル)で一番は「タコベル」かな。
その他にも今まで「ジャンバルターコ」「タコス屋」「セニョールターコ」
「マイハウス」「オブリガード」「GATE1」「ピザハウスJr」など
多くの店でタコスを食べてきたが、同じ味、同じ食感のタコスはまったくなかった。
それくらい奥が深い食べ物だと思う。

ちなみにタコライスもメキシコ料理でタコスの具をご飯の上にかけたもの。
沖縄では吉野家のメニューにもあり、学校の給食にも出るらしい。
それくらいタコス同様にタコライスも沖縄ではポピュラーな食べ物だ。
ほぼ毎年、沖縄を訪れている我が家では食卓にタコスもタコライスも並ぶことがある。
年に数回も家でタコスやタコライスを食べる東京人って何気に少ないかも。

さて、実は明日から初めてとなる秋の沖縄旅行。
今年は1月にも行ったので年2回の沖縄は人生初。
今回は3泊4日といつもより1泊少ないが、タコスとタコライス、
今回もいろいろな店で食べようと思っている。


A1ソース

2024年10月10日(木)

沖縄で食卓やステーキ店で親しまれてきた「A1(エーワン)ソース」が
近く店頭から姿を消す見通しだ。
A1ソースを県内で唯一、本格的に輸入・販売している浦添市に本社のある
湧川商会によると、消費者から「ソースの粘度が以前とは異なる」
という声が寄せられたことを受け、品質自体に問題はないが
商品の安定性確保のため「休売」することにしたという。
しかも、販売再開時期は未定で、数年先になる可能性も否定できないとか。

この沖縄のステーキ店には必ず置いてあるA1ソースって、
製造元なんて見たことないが、まさかのイギリス製。
英国のブランズ社の製品だったとは意外すぎる。
てっきり沖縄独自のソースだと思っていた。

沖縄では飲んだ後のシメはステーキという謎文化がある。
まぁ、北海道にもシメはパフェという謎文化があるけど。
で、沖縄のステーキ屋は夜遅くまで営業している店が多く、
沖縄県人は赤身のステーキにドバドバとA1ソースをかけて食べる。
島人に圧倒的な支持を得ているA1ソース、自分も沖縄でステーキを食べる時に、
このA1ソースを使ったことがあるが、あの独特の酸味はパンチありすぎ。
牛肉の旨味を消してしまうほどの独特の酸味なので、最初にかけたくらいで
その後は毎年のように沖縄でステーキを食べているが、
あえてA1ソースは使わないで他のソースや塩コショウで食べるようにしている。

最近ではモルトビネガーの風味を少し抑えてA1ソースを日本人向けにした
No1ステーキソースを置いている店も多い。
「ジャッキーステーキハウス」は昔からNo1だったし、
「88ステーキ」もNo1と同じ明石の木戸食品製で、No1ソースを
少しアレンジしたオリジナルソースになっている。
「Han's」のオリジナルソースなんて、売っていたら買いたいくらい美味いソースだ。
東京にも沖縄と同じ値段で進出した「やっぱりステーキ」なんかは
10種類以上の様々なステーキソースやワサビなど調味料をテーブルに置いてある。
「マイハウス」のステーキはソースなんていらない。
逆に塩と胡椒だけで十分に美味しい。

かつては赤身のステーキに甘酸っぱいA1ソースをかけて食べるのが沖縄流、
そう言われていたが、正直好き嫌いが結構はっきりするソースだと思う。
なので、各ステーキ店はA1ソースだけでなく、様々なソースや
調味料を置くことになったんだろう。
今後、A1ソースの休売が長引けば、ますますシェアを落とすことになるだろうね。


10月なのに暑い

2024年10月08日(火)

今日は朝から雨のため少し気温が下がったが、それでも10月なのにまだ暑い。
特に仕事終わり、帰る時は体が火照っているのでものすごく暑く感じる。
10月に入っても9月以上に忙しい毎日なので、常に汗をかいている状態。
なので身体中の痒みが全然、治らない。
特に背中の手の届かない微妙な位置の痒みは超ストレスだ。
明日は11月並みの涼しさになるというが、仕事で来客が続いて忙しいと
涼しさなんて感じず、逆に暑いくらいなんだよな。
クールビズの終わりが見えないなぁ。


4年ぶり39回目

2024年10月03日(木)

気づいたら暦は10月になっていた。
9月も相変わらずインバウンド景気で忙しく、10月に入りさらに忙しい。
今年はこのままの状態なんだろうな。
そして気づいたら読売ジャイアンツ4年ぶりのリーグ優勝が
随分と前に決まっていた。
今のスポーツニュースやスポーツ紙は、国内のプロ野球より
メジャーの大谷翔平の話題の方が大きな扱いになっているので
プロ野球の優勝争いにあまり興味が持てなかった。
まぁ、だけどジャイアンツ4年ぶり39回目のリーグ優勝は嬉しい。
球団創設90周年に華を添えた。

昨年まで長年指揮を執ってきた原監督に代わり、今季は阿部慎之助新監督で
V奪回に挑んでいたジャイアンツ。
得意のFA補強はなかったが、トレードで投手の補強を積極的に行うなどして、
3年連続V逸の原因であった投手力の強化に努めていた。
この補強が実を結び、チーム防御率が1点台近く改善。
先発投手でも、昨年は僅か4勝に終わった菅野が15勝と最多勝を手中に収める働き。
若手でも井上投手の台頭も大きかったと思う。
8月からは広島、阪神との三つ巴となっていたが、最後に勝ったのは巨人。
まぁ、広島は9月に入り絶不調、阪神も昨年優勝チームとしての怖さもなかった。
2チームの勝手な脱落のおかげもあり、巨人に優勝が転がり込んだ感もある。
しかし、21世紀に入ってから原前監督以外の監督で優勝がなかっただけに、
球団の歴史も変える見事なセリーグ優勝だったと思う。

これでパリーグはソフトバンクの小久保監督、セリーグは阿部監督と
いずれも新人監督が優勝監督となった。
セパともに新人監督の優勝となると2004年の伊東監督、落合監督以来。
これからクライマックスシリーズがあるが、できればこの2人の新人監督による
日本シリーズを観たいものだね。


石破茂新首相

2024年10月02日(水)

昨日、召集された臨時国会に於いて石破茂が第102代首相に指名され
同日中に新内閣を発足させた。
岸田首相が退陣を表明してから1ヶ月、史上最多の9人が立候補した
自民党総裁選で誰が新総裁になるのか気になっていたが、
決選投票の末、石破茂が高市早苗を逆転して新総裁の座に就いた。
個人的には小泉進次郎じゃなくて良かったと。
また、極右すぎる高市早苗じゃなくて良かった。
高市早苗は推薦人に裏金議員の名を連ねていた。
また、終戦記念日に総理大臣として靖国に参拝すると明言していたが、
どうして総理になる前から波風を立てるんだ?
国益を損なう行為をして、厄介なことになったら、どう責任を取るのか?
ポエマーな小泉進次郎にも言えるが、総理大臣の言動って重いんだぞ。

石破茂はこれまで4回も首相の座に挑戦してきたが、いずれも叶わず。
5回目の挑戦でようやく執念が実った形だ。
自民党の総裁つまりは石破総理大臣の誕生だが、
これまで野党的な発言を続けてきた石破茂が政権を担うので、
自民党に新たな風を吹かせることができるのか力量が試される。

石破茂の勝利、これの意味する所は長老政治の終わりだろう。
・森喜朗…退場
・二階俊博…引退
・麻生太郎…隠居
これだけで自民党はだいぶ風通しが良くなるはず。
岸田前首相は石破新首相を支えるはず。
菅義偉副総裁は反麻生なので石破新首相を支える。
結果、小泉進次郎の一派も。
河野太郎は前回の総裁選で応援してもらった恩義があるから石破新首相を支える。
先日の総裁選で麻生太郎は河野太郎を切り捨てて高市早苗を支持したしね。
旧安倍派は裏金問題で今もボロボロだが、森喜朗が力を失ったことでさらに衰退。
茂木敏充は上手く立ちまわるかな?

注目だった人事だが、森喜朗一派と麻生太郎一派を切り捨てると思いきや
旧安倍派からの閣僚は0だったが、麻生派からは採用した。
また、麻生太郎にも最高顧問という肩書を渡した。
まぁ、これも肩書だけだろうけど。
閣僚人事を見ると、旧安倍派は切り捨てたが、唯一の派閥である麻生派は
まだ使い道がありそうなので融和した感じだ。

石破総理大臣の誕生で国会は少しはまともになると思う。
今までの石破茂は逃げずに説明する人だった。
誠実、実直に語り、ひとつひとつの言葉が重い。
なので国会論戦が楽しみでもある。

ちなみに石破茂の政策で賛成なのは
・防災庁の設置
・内需拡大に力を入れること(輸出重視の政策からの転換)
・アメリカに物を言う外交・軍事
・憲法改正は今すぐやる課題ではない
要検討と思うのは
・アジア版NATOの設置
クアッド(日米豪印戦略対話)の拡大版らしいが、1国が攻められたら
加盟国は一緒に戦うNATOのような機能を持たせるとしたら憲法改正が必要だ。
まぁ、これはかなり先の構想として考えているようだが要チェックだ。

そういえば高市早苗が「総務会長」打診を断り、閣僚による入閣も断わった。
「幹事長でなければ嫌だ」とも言っていたらしいが、次回を見据えた
完全な対決姿勢だろうね。
だけど次回、今回のような票を取れるかは疑問だ。
麻生太郎だって他に選択肢がないから仕方なく高市支持にまわっただけ。
さすがの自民党も「極右」はまずいと考えたから石破茂に票を入れた。
アメリカも東アジアを不安定にする高市早苗は、さすがにまずいと考えたはず。
それにしても総務会長の打診を断わったことは完全な悪手だろうね。
もし自分が高市早苗と同じ立場なら、総務会長や現在の経済安保大臣を受けて
党内で実績を摘み、真のシンパを増やすけどな。
無役なら誰もついて来ないだろう。
なので高市早苗、権力闘争で完全に劣勢にまわった。あとは落ちるしかない。

早くも解散総選挙を宣言し、10月27日が投開票日。
これに関して野党が約束が違うと文句を言っているが、
そんなことまったく気にすることはない。
解散権は首相の特権でもあり、いついかなる時でも発動できる。
野党共闘体制が整っていないので早期解散は誰でも予想できた。
経済や防災、特に能登の復興など課題が山積みなんだから、
1日も早く国民に信を問うことは大事なこと。
石破茂には新首相として毅然とした態度で威厳を保って、
国民が住みやすい国にするために働いてほしいと思う。

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