Web Masterの日記



Windows Vista

2007年01月30日(火)

Windows Vistaが発売された。
深夜にもかかわらず午前0時になるのを待って、秋葉原のヨドバシカメラや
ビックカメラ有楽町店などでは恒例の行列。
だけど以前の95や98の発売のときのような熱気はなかったように思える。

さて、このWindows Vistaだが、これまでのWindowsにはなかった機能が
付いているようだが、自分としてはあまり興味のない機能も幾つかある。
まぁ、今のパソコンだって利用機会といえば、ネットにメール、写真編集、
ワードやエクセル、ホームページ作成にDVDコピーくらいで
全く使っていないプログラムもかなりあるわけだ。
いらないと思われるソフトは最初の段階でアンインストールしてしまうが、
結局、それでも「すべてのプログラム」を見てみると、
使ったことのない機能はかなり残っている。

自分が現在使っているパソコンは2003年に購入したXP。
ほぼ毎日使っているが、最初にメモリーを増設したこともあり、
いまだ不満な点はほとんどないと言っていい。
不具合が出たことすら1度もない。
なのでVistaが発売されたからといって、いきなり買い替えるのもどうかなと思う。
それにマイクロソフトのOSは「どれだけ不具合が出るか」という
最初のお約束があるし「XPと比べてどこまで重いか」という不安もある。
すでにビックカメラのポイントが19万5千円を超えているので
買い替えようと思えば少ない負担で買い替えられるのだが、
「XPの2倍、95の5倍は売れる」というマイクロソフトの言葉も
まだ眉ツバものだ。
今後のVistaの評判と、搭載されるハードの性能や価格に左右されると思うので、
市場には注目してみたいが、XPのサポートが2014年まで期間延長もしたし、
しばらく様子見ということになりそうだな。
早くて今夏、遅くて来春くらいかな。
その時はもちろんアップデートではなく、パソコンもプリンターも
全部いっぺんに買い替える予定。
はたしてそれまでビックポイントはいくらまで貯まっているのだろう。


水道橋の惨劇

2007年01月28日(日)

今年の活動初めでもある納会&表彰式。
今年はSリーグ15回記念で東京ドームの試合が予定されているので
雰囲気を盛り上げるために東京ドームシティ内のイタリアンレストラン。
飲み放題だし、パスタとピザが食べ放題、なかなか良かったのではないかな。
子供は無料というところも気に入った。
だけど昨年の東京駅構内の店同様、個室ではなくマイクもなかったので
表彰式の時に大声出して喉が痛い。
東京ドームシティなんて、滅多に行かないだろうから
来年も同じ場所でやってもいいかな。

MVPには岡村に僅差で勝った潤太が初受賞。
岡村も三位の殿も悔しがっていたが、投打に活躍したのが大きかった。
初めて彼女を連れてきた潤太、いいところを見せることができたな。
それにしても23歳のナースの彼女は潤太にはもったいないくらいいい子。
「あちりさ」には潤太が彼女連れで来るから今日はいじめないようにと
前もってお願いしておいたので、おとなしかった。
一方、日菜は「潤太の彼女だって」と教えたら
「え〜ショックぅ」と可愛いことを言っていた。
さらに日菜の前の席に潤太と彼女が座ったのを見て
小声で「なんでここに座るの」と言っていたそうだ。
日菜、最初の失恋記念日になってしまったかも。
だけど、すぐに子供たちがみんな、彼女になついていたな。
二次会に移動するときは日菜と里紗が彼女とずっと手をつないでいた。

二次会は全員そのまま参加。
子連れは帰るかと思ったが、逆に子供のほうが行きたがっていたのには驚いた。
ジュピターズの二次会といえば白木屋。
水道橋駅前に白木屋があるのはリサーチ済みだったので全員で移動。
すぐに入れたし、昨年のようにコース料理じゃなきゃダメということもなく
普通に単品で頼めたので安く済んだ。
昨年の東京駅はビジネス街だが、水道橋は学生街でもあるので
池袋同様、無理にコース料理を勧められないとは思っていた。
しかし、楽しいはずの二次会が終盤、とんでもないことになるとは…。

最初は例の如く殿がいじられていたが、
いつの間にやら長谷川が1人で大暴走。
すでに一次会でかなり酔っていたようだ。
2次会移動中も訳が分からないくらいに五月蝿かったが
違うテーブルだったので、どれくらい酒を飲んだのか分からないが、
2005年の修善寺遠征の宴会で初披露された
「ハセチャンダンス酔っ払いバージョン」まで披露。
こうなったらもう誰も奴を止められなかった。
前日にジミーと飲んだらしいし、納会前はジムに行ったらしいので
疲れもあったのかもしれない。
完全なる酔っ払い状態。
しまいには少しだけリバース。
この時はすぐに自らトイレに行ったので事なきを得た。
そしてそのまま深い眠りに落ちる。
やっと静かになったと思ったが、今度は帰る時間になっても起きやしない。
起きたと思ったら下を向いたまま二度目のリバース。
シズラーや潤太の彼女が介抱するが全くダメ。
シズラーなんて、全部吐いたほうが楽になると思い
長谷川の喉に指まで突っ込んであげたのに、まったく吐かなかった。
潤太の彼女もナースなのでテキパキと介抱してくれたが、
長谷川の反応は鈍く、岡村やチャーミンも介抱し、
ようやく立ち上がることができた。
本来、19時半に店を出なければいけなかったのに、
結局、会計のレシートに印字された時間を見ると20時32分。
1時間も長谷川のせいで足止めを食ってしまった。

則ぞーやテッチャン達は子供を連れて先に帰っていて本当に良かった。
あんな酔っ払いの大人を子供たちに見せるのは教育上良くない。
それに、ここからが本当の惨劇。
自分の足で立った長谷川、トイレに行くが吐かずに「大丈夫」と言うので
ようやくみんな帰ることになるが、出口へは階段を下りなければならない。
さすがに階段から落ちたらシャレにならないので
チャーミンが長谷川を後ろから支えて一段ずつゆっくりと降りる。
そして階段を下りたところに会計があり、出口となっているが
最後の階段を下りて会計の前に来たところで
何の前触れもなく立ったまま今日最大のリバース!
もうこれ以上は思い出して書きたくない。

あんなに周りに迷惑をかけた奴は今までのチームの歴史の中でも初めてだ。
30を過ぎたいい大人なんだから自分の許容量を知って飲んでもらいたい。
今回、長谷川には別に誰かが飲めと勧めてはいない。
1人で飲んで1人で騒いで1人で吐いて大勢に迷惑をかけた。
悪い大人の典型的な酔い方である。
可哀想だったのは子供で1人残っていた日菜。
大リバースのとき、店の外に出ていたので被害には遭わなかったが
吐いたのを見てしまった。
そして初めてチームに参加してくれた潤太の彼女は
大リバースの時に長谷川の前にいたので
ブーツにリバースしたものがかかってしまって悲鳴をあげた。

ようやくエレベーターに乗せて店の外に出し回復を待ってから
同じ方向の仁上と一緒にタクシーに乗せて帰らしたが、
本気で救急車を呼ぼうかとも思った。
もうせっかくの楽しい納会であんな目には遭いたくない。
みんなで飲むのは楽しいことだが、周りに迷惑をかける様な飲み方は困る。
大人の飲み方、楽しみ方を奴には覚えてもらわないと
今後、飲む場所には誘えなくなってしまう。

過去17度、納会を行ったが、水道橋の惨劇は
ジュピターズに悪い歴史として刻まれてしまった。


給食費

2007年01月26日(金)

文部科学省が初めて実施した全国調査の結果、
平成17年度の学校給食費の未納額が総額22億円を超えることが分かった。
22億円分の給食費は児童、生徒約4万人分の給食費1年分にあたる。
100人に1人が未納しているというから驚きだ。
前年度以前からの累積額を合わせると、さらに膨らむ。

何故こんな状況になっているのか分からないが、
とにかくイメージとしては毎日、無銭飲食を
子供にさせているようなものではないかと思うのだが…。
そして何より、金額よりも払わない保護者がいる実態が
浮き彫りになったことには
非常に意味のある調査結果だと言える。

支払わない理由が昔のように「給食費を捻出するだけの余裕がない」
というものではないことも明らかになっているため、
未納者に対しては簡易裁判所に支払い督促を申し立てるなど
法的措置に踏み切る自治体も出ており、
制度整備を急がざるを得ない事態になっていることは間違いないようだ。

学校給食法では、子供たちに給食を提供するよう自治体は
「(それに)努めなければならない」と努力義務を規定している。
これに従って給食の運用が行われているのはご存知の通り。
さらに自治体は設備や調理員の人件費を負担し、
食材費については保護者が負担するよう定めている。
どう見ても、この規定のフローには問題は見られない。
逆に受益者負担の原則を非常にシンプルに明示しているとさえ言えるものだ。

しかも給食費は文部科学省の発表によると、
全国平均は小学校(低学年)で月3900円、中学校で月4500円程度ということで、
1ヶ月の給食回数が20回程度とすれば、平均すると
1食195円〜225円ということになる。
これは社員食堂や学食なんかより遥かに安い設定で、
家計が助かっている部分はかなり大きいように思える。
だが、悲しいことに未納者の感覚は、そうした常識とは
かけ離れたところにあるようだ。

文科省の学校健康教育課では「結局は保護者のモラルの問題。
学校を通じて給食は自己負担であることへの理解を求めるしかない」と
話しているが、報告されている未納の実態は
「高級外車を乗り回し、携帯電話に何万円も払っているのに
給食費は払わない保護者がいる」といったような理解に苦しむケースから、
生活保護を受けている家庭には、給食費分も上乗せされて
支給されているにも関わらず、支払いをせず別の支出に回している。
といった若干の同情の余地が感じられるものまで多岐に渡っているとのこと。

しかし、滞納者が続出している現状は当然きちんと支払っている人達にとっては
不公平感を煽るものでしかなく、また督促など本来不用のはずの業務を
実施して人件費が発生するといった不条理な事態も招いている。
もちろん財源が足りないという根本的な問題も解消しなければならないことから、
宇都宮市では昨年の9月に給食費を滞納している保護者38人に対して
支払い督促を宇都宮簡裁に申し立てている。
すでに同様の措置は仙台市や根室市でもとられており、
今後はこうしたケースが増えていくのではないだろうか。
もちろん支払いに応じなければ裁判所による
資産の差し押さえ処分が下ることになるが…。
しかし、その理由が給食費の未納となると、
単純にカッコ悪い話だな。失笑って感じ。

一方、司法に処理を委ねるだけではなく、芦別市のように
給食費を支払う能力がありながら、それを行う意思がない者を
「特定滞納者」と定義し、彼らに行政サービスの一部停止や
住所、氏名の公表などを認める条例を可決しているケースも出て来ている。
これは兵糧攻めか?というほどでもないが、
恥をかかせて穴蔵から引きずり出そうという作戦だな。
また、山梨県の笛吹市では「連絡なしに滞納した場合は給食停止」という
払わず者食うべからず。という、分かりやすい姿勢を示しており、
何せよ地方自治体の圧力はどんどん強まることになりそうだ。

しかし、未納者が発生すると、誰かがその穴を埋めないとならないが
仕方なく教員、校長、PTAの役員が立て替えることで処理されるケースが
ほとんどだそうで、当然そうした未納者は自分の子供が卒業すると
完全に我、関せず状態となり、踏み倒していくというからヒドイ話だ。

未納者側の言い分は非常にお粗末だ。
ほとんどが「義務教育だから払いたくない」という屁理屈を振りかざすだけ
中には「給食を出せと頼んだ覚えはない!」
「給食を止められるものなら止めてみろ!」などと
逆ギレする者もいるというから呆れてしまう。
子供を最適な健康状態に保つために、自分で弁当を用意するから
給食はいらない。とかいう超過保護な親が可愛く見えるほどの惨状だな。
まったく食べておいて、この言い草かよって感じ。

こうした理不尽な言い分が見かけ上は通ってしまうのは、
給食費の未払いに対する罰則がないからだ。
懲役や罰金でもあればこんなことは起きないように思うが、
逆に罰金が嫌だから給食費を払う親というのも違和感のある話だな。
まぁ、ここはとにかく法律で規定されている以上、
給食費の支払いは保護者の義務だ、ということで
過去の未納者からは、きっちり徴収するしか方法はない。
やはりタダ食いは許されないだろう。
だが、今後のことを考えるなら、給食の在り方そのものに
メスを入れる必要もあるように思われる。
選択の余地がない点に問題があるのなら
見直すことも視野に入れないといけないという印象だ。

自分は子供の頃に嫌いな食べ物を克服したことがあるため、
個人的に給食には感謝している部分を持っている。
今となっては、なぜにこんな美味しい物を子供の頃の自分は
食べられなかったのか不思議でならないが、
とにかく「残せない」「だらだら食べていると昼休みに遊べない」という給食の緊張感がなければ今の食生活がなかったことは確かである。
中学から弁当になったが、母親に負担がかかっていることはよく分かったし
給食があればなぁ…と思ったことも事実である。
おそらく、給食には美味い、不味いという概念以外の何かを
子供の心に植え付ける効果があるように思えるし、
それは他のものでは代用が効かない類であるようにも感じる。
未払いの保護者には自分が給食を食べていた時のイメージを
思い返してみることを提言したい。
給食自体が大嫌いだったというのなら意味ないけどさ。

ただ、自治体の対応の中にある「未納者には給食を停止する」という措置が
いじめの原因になったりしないか…という不安はあったりする。
それで自殺騒ぎになり「いじめの理由はクラスで1人だけ
給食がなかったことでした」なんてなったら…。
これは本当に救いのない話である。
そんなことだって起きる可能性もあるのだが、親としてそれでいいのか?
という問いかけを、屁理屈をこねている保護者にぶつけるしかない。

でも結局、子供が給食を食べたいと思っているなら、
それが給食費を支払う理由にならないのかな?
世の中、訳の分からない親が多すぎるな。
そんな親に育てられた子供の将来が心配だ。


埼玉ライオンズ?

2007年01月24日(水)

西武ライオンズが2008年から、球団名を変更する方針らしい。
今シーズン中に本格的な検討を行い、
地域名を盛り込んだ球団呼称を決定するという。
新名称は「埼玉ライオンズ」が有力だとか…。
他に「所沢ライオンズ」なども候補に挙がっていて、
球団名に親会社の「西武」を入れるかどうかも含め、
今後、本格的に協議していくという。

29年間も親しまれてきた「西武ライオンズ」の球団名変更…。
昨年優勝した北海道日本ハムファイターズにしろ、
一昨年優勝の千葉ロッテマリーンズにしろ、地元密着型の球団経営で
観客動員数やグッズの売り上げで成功している。
思えばパリーグの6球団中、地域の名前が入っていないのは
合併したオリックスバッファローズと西武ライオンズだけ。
北海道や千葉、福岡、東北などと同じように
地域に密着したチームにしていくためにも
ライオンズは地域名を含んだ球団呼称に変更したいのかもしれない。

しかし地域って埼玉県…。
かつては(今も?)「ださいたま」などと言われた埼玉の名称を入れるのって
なんだか勇気が必要と思うのは自分だけだろうかヾ(^-^;)
すでに埼玉県知事からは「新名称は是非“埼玉”でお願いしたい」と
熱望されている。
一方で西武が本拠地を置く所沢市は、すでに球団呼称に
「所沢」を入れるよう求める要望書を球団に提出している。
球団は「所沢(西武)ライオンズ」も候補としているが、
関係者は「所沢に限定されてしまう印象になるのも事実」と困惑気味。
確かに関東地区以外の人に「所沢」って言っても
どこにあるのかすら分からない人のほうが多いのでは?
政令指定都市でもない、ただの市が球団名称になること自体、今までにないことだ。

そういえば、はるか昔、まだ堤王国が健在の頃、
ライオンズを埼玉という地方球団から全国区の人気を得るために
首都・東京の球団にしようと、本拠地の移転を真剣に考えていたことがあった。
その候補地が現在の西東京市・東伏見にある早稲田大学グランド。
今、ハンカチ王子こと斉藤投手が練習している場所だ。
あの辺一帯の早稲田の土地を全て西武グループが買収しようと画策。
西武新宿線の東伏見駅前には西武所有のアイスアリーナまであったし、
西武グループの本拠地として開発をしようとしていた場所である。
早稲田の土地を全て西武で買い取る代わりに、
使わなくなる西武球場(現在の西武ドーム)や練習場、寮などの
周辺施設を早稲田大学に譲るという案まで出ていた。
早稲田大学も所沢に校舎を作るなどしていたし、
所沢に第二の早稲田タウンを作る計画もあったので、両者の利害が一致し、
成立直前まで行っていたと思う。
しかし結局、バブルの崩壊やオーナーの逮捕などで、この案は流れてしまった。
もし、あの時に東京進出を果たしていたら「埼玉」の名称など付けずに済んだのに…。

東京進出が果たせなくなった今、開き直って埼玉という地元密着のチームに
転換を図ろうとしているのかもしれない。
松坂が抜け、観客動員数の減少も予想されるので、
せめて地元密着「おらがチーム」の印象を強くしたいのだろう。
同じ埼玉県に本拠地を持つサッカーの「浦和レッズ」のような
地域の人たちで作るチームにしたいのだろうが、
一時は地元を捨てて東京へ行こうとしたチーム。
果たして名前を変えただけで埼玉の人たちが愛着を持ってくれるのやら…。
そんなことを考えるよりも松坂に代わるスターを育てるなりして
チームを強くするほうが先じゃないのかな。
それに、松坂が残してくれた莫大な金が手に入ったんだから、
上手にファンに還元してもらいたい。
今の西武ドーム周辺を整備するとか、最先端のドームに改良するとか。
名前を考えることよりも、やることは多いと思うんだけどな…。

実家が西武新宿線沿いにあり、今のマンションに引っ越すまでは
独身時代から西武池袋線沿線に長年住んでいた自分にとって
西武ライオンズはとても愛着のあるチームだ。
今まで一番多く見に行ったのは西武球場でもある。
1979年に九州から所沢にやってきた時から常にパリーグでは一番応援していた。
あの頃は西武鉄道の駅職員も西武デパートの店員も西友の店員も
全員、手塚治虫の書いたレオの入った青いライオンズ帽をかぶって
会社一丸となってチームの宣伝をしていたのを覚えている。
西武線の各駅では松崎しげるの歌う「地平を駈ける獅子を見た」が
これでもかと言う位、何度も何度も繰り返し流れていた。

♪ウォウウォウウォウ ラ〜イオンズ ラ〜イオンズ ラ〜イオ〜ンズ♪

今も優勝すると池袋や西武新宿などの主要駅では流れているあの歌、
西武線を使っている者にとっては、もう体に沁み込んでしまっている歌だ。
千葉ロッテや北海道日本ハムも魅力的なチームであるが、
西武ライオンズの歴史を最初から知っているだけあって、
やはり今も西武ライオンズは常に気になるチームでもある。
チーム名に地域名を入れることは構わないが、
これからも強いライオンズでいてもらいたい気持ちは大きい。


チキンタツタ

2007年01月23日(火)

メガマックに朝のマックグリドルと新メニューが
続々と誕生しているマクドナルドだが、
自分が今、一番食べたいマックのメニューは「チキンタツタ」
いつの間にか消えてしまったが、復活してくれないかな。
ちょっとチキンタツタについて調べてみた。

「チキンタツタ」がマクドナルドの定番メニューに
加わったのは1991年4月、そして約13年間も愛されてきたが、
2004年の初春に在庫が全て無くなるのと同時に姿を消した。
マクドナルドにはチキンマックナゲットという
人気のチキンメニューはあったが、
チキンをバンズに挟む形のチキンバーガーは
1991年に誕生したチキンタツタが初めてであった。
生姜の効いた醤油味の竜田揚げと、キャベツの組み合わせが
鶏肉好き日本人のハートをガッチリとキャッチし、
無性に食べたくなるマクドナルドのヒットメニューになった。
ハンバーガーやフィレオフィッシュとは違った
チキンタツタ独自のバンズを使用していたことが、
マクドナルドの本気を感じる商品でもあった。
そういえば発売当初のCMは陣内孝則がやっていたっけ。
ちょっと画像を探してみたら、上の画像が見つかった。
(画像はblog版で見てください)
当時の値段は高いな。
今のメガマックのセットが650円だから、それより高い値段だ。
その後、どんどん下がって2004年には単品で250円だったと思う。

そんなチキンタツタだったが、思わぬ影響を受けることになる。
チキンタツタの原材料となる鶏肉は、中国・タイ・ブラジル産のものを
使用していたが、全体の9割近くを依存していたタイと中国で
鳥インフルエンザウイルスが発生。
その影響もあって、原材料の確保がうまくいかなくなり、
当初はマレーシア産などを加えることで乗り切ろうとしていたが、
鳥インフルエンザウイルスの猛威で規模が広がり、
コスト面を考えても原材料を無理して仕入れるメリットが
薄くなってしまい、残念ながら生産中止に追い込まれた。

当初、この措置は恒久的な販売休止ということではなく、
あくまでも鳥インフルエンザウイルスが沈静化し、
原材料の供給体制が整えば再びメニューに復活する可能性はあると
マクドナルド側は言っていたが、その後に誕生したチキンバーガーは
チキンフィレオ、マックチキン、グリルチキンなど続々と種類を増やしたが、
まるでチキンタツタを忘れてしまったかのようだ。
鳥インフルエンザを口実に発売中止したのに、
チキンタツタの存在など最初から無かったことのように
チキン絡みの新商品ばかり出ていることに
自分のようなチキンタツタファンは納得いかないだろう。
和風の味付けはコスト面で割が合わないのだろうか?
絶対に売れる商品だと思うんだけどな…。
グラコロや月見バーガーのように、期間限定で定期的にでも
販売再開してもらいたいものだ。

ちなみにチキンタツタに代わってマクドナルドに誕生したのは
白身の魚肉を使用した定番メニュー「フィッシュ マック ディッパー」
魚を素材に使った定番メニューは昭和46年の開業時からある
「フィレオフィッシュ」に次いで2品目という大々的な触れ込みで
1箱6ピース入り220円で売り出したにもかかわらず、
なんか気が付いたら店頭から消えていたな。
確か定番メニューだったはずなのに…。
いったい、いつ消えたんだ?宣伝した割には売れなかったんだろうな。


雑記

2007年01月22日(月)

今日はひさしぶりに、ひとつの話題に絞らず
最近のいくつかの話題を少しずつ書いてみたい。
まぁ、言わば、あまり下調べせず、また下調べしても膨らまなかった話題を
ダラダラと書く手抜きブログなのだが…。


◆宮崎県知事選
昨日、3つの県で知事選が行われ、
最も注目度の高かった宮崎県知事選挙で、そのまんま東氏が当選した。

自分は宮崎県民ではないので、選挙の結果をどうこう言うつもりはない。
宮崎県民は、そのまんま東氏を新しい知事に選んだということなので、
それに恥じない政治手腕が問われるし、
選んだ県民としても多少の事には目をつぶってやる必要があるのかな?
少なくとも前知事のように不祥事で辞職するなんて事がないように願うだけ。

宮崎県と言えば、いわずと知れた保守王国。
それなのに、この選挙では自民党は2人の官僚出身候補の出馬をめぐり分裂、
民主党にいたっては独自候補を擁立で傷に不戦敗。
二大政党のお粗末が、そのまんま東氏に追い風になったのは言うまでもない。
投票率の高さ、無党派層の取り込み、草の根選挙、
全てに於いて上手くいったのではないだろうか。
また、この選挙のために、そのまんま東氏は芸能界を引退。
選挙活動もタレント仲間の応援は呼ばず、政治一筋に邁進する姿勢を
アピールしたのも有権者の支持を集めた理由のひとつだろう。

肩書きも「元タレント」になっていたので、
もうタレント活動は一切しないのかな。
知事の名前は本名の東国原英夫で通すらしいし。
そういえば、以前、某大阪知事が芸名のまま政治活動をしていて、
当時の小学生が「芸名の入った賞状なんていらない」と言って
賞状を受け取らなかったことがあったっけ。
確かに「宮崎県知事 そのまんま東」なんて賞状とかに入っていたら
なんだか重みを感じないもんな。
でも、タレント時代、よく出ていたTBSの感謝祭「赤坂五丁目ミニマラソン」
そこで頑張る県知事っていうのも見てみたかったりして。

さて議会も保守王国の宮崎県で、新知事はどのような手腕を見せるのか。
「マニフェスト」なる公約を用意していたようだが、
なかなか自分の思うようには行かないだろうね。
まずはお手並み拝見したいものだ。
間違っても、議会の言いなりになり、一期で辞めた某都知事の人生や
女性に淫らな行為をして破滅した某府知事の人生にはならないことを
心よりお祈り申し上げております。
それと今までの政治への信頼が失墜した結果となった、
この選挙の結果を与野党はどう受け止めているのか、非常に気になるところだ。


◆20回目の優勝
大相撲初場所、横綱の朝青龍が優勝。これで4連覇。
同時に大台となる20回目の優勝を果たした。
20回目の優勝を決めた力士は朝青龍で史上5人目の快挙。
過去4人の力士は大鵬、千代の富士、北の湖、貴乃花と大横綱が
名を連ねているが、ついに朝青龍も名実ともに大横綱の仲間入りだ。

しかしながら、これでいいのかとも思ってしまう。
確かに朝青龍は強いが、それに続く力士がいないことが
相撲人気を下げている要因になっている。
上記に挙げた4人の大横綱には、ライバルなる力士が存在していたが、
朝青龍には、そういう立場になるような力士が今の所は全くいないのが実情。
20回の優勝のうち、半分以上が千秋楽を待たずしての優勝というデータも、
大関以下の力士にとっては不甲斐ないと感じ取らないといけないだろう。

特に大関陣…。
魁皇は年齢による衰えが隠せず、栃東はケガが多すぎるし、
千代大海は格下にあっさり負けるなど相撲がいつまで経っても下手。
若手大関にしても白鵬はまだ未知数だし、琴欧洲にいたっては
大関になってから逆に弱くなっている不可解さ。
出来れば関脇以下の若手力士の台頭が臨まれるが、
当分の間は朝青龍の独り天下だろうな。

今場所で20回目の優勝を決めた朝青龍。
年内にも貴乃花(22回)と北の湖(24回)の優勝記録を抜く可能性がある。
果たして何処まで優勝回数を延ばして行くのだろうか?


◆バンバンビガロ
懐かしい名前を目にしたと思ったら、それは訃報であった。
日米マット界を暴れ回ったクラッシャー・バンバン・ビガロが
フロリダの自宅で死亡していたことが分かった。
死亡理由などは明らかにされていないが享年45歳。若すぎる死に驚いた。
バンバンビガロは160キロの巨体なのに側転やムーンサルトプレスなど
「動ける巨漢」としてスピーディーな動きと器用なレスリングスタイルで
日米のプロレスファンに認知されていたが、
そういえば最近、名前を聞かないなと思っていた。

バンバンビガロは1987年の新日本プロレスに初来襲以来、
スキンヘッドに入れ墨を入れ、炎をイメージしたリングコスチュームが
トレードマークであり、あの元横綱の北尾のデビュー戦の相手も務めたっけ。
1992年にはビッグバン・ベイダーとのコンビでIWGPタッグ王者に就いたが
ベイダーとビガロのコンビは反則だろう…なんてことも思った。

なんだか「バンバン」ってネーミングも日本人に受けいられた理由だろう。
とても印象に残るレスラーだった。
心よりご冥福をお祈りします。
それにしてもジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、橋本真也、ブルーザ・ブロディ、
ホーク・ウォリアー、テリィ・ゴディ、アンドレ・ザ・ジャイアント、
大木金太郎、そしてバンバンビガロと天国では現世よりも
華やかな試合が行われているのではないかな。


◆千の風になって
昨年の紅白歌合戦で話題になったのはDJ OZMAだけではなかった。
テノール歌手の秋川雅史が紅白で「千の風になって」を歌い、
その後の売り上げが急増し、ついに先週のオリコンで1位を獲得した。
クラシック系アーティストの首位は史上初とのことだ。

年明けになって急にブレイクしたこの歌だが、歌詞はこんな出だしで始まる。

♪私のお墓の前で 泣かないでください
 そこに私はいません 眠ってなんかいません♪

出だしからいきなり、お墓登場かよ!暗い歌だなヾ(^-^;)
でもお墓にいないってことは、今流行っている
幽体離脱〜(ザ・たっち風?)の歌だろうか?
まぁ、冗談はこのくらいにして、この歌は作家の新井満が
がんで妻を亡くした親友のために作ったもの。
死んでも風になって貴方を見守っているから悲しまないで。
という歌詞は人の心に響く歌であることは間違いないのだろう。

しかし、クラシック系アーティストがオリコン1位になったのには
他にも訳があると思う。
「のだめカンタービレ」のヒットもあるかもしれない。
しかし、それ以上に…シングルが売れない…。

なぜかと言えば、最近の若い人はシングルを買わず
「着うたフル」や「Mora」などPCの音楽サイトからダウンロードするのが
主流になってきているからだ。
CDは保管にも場所を取るしね。
そういう自分もシングルなんて、ここ数年買ったことないかも。
みんなTSUTAYAでレンタルだね。
着うたや音楽サイトは使ったことないのは若くない証拠?

一方、クラシックが好きな人は携帯やPCで音楽を聴く人は少ないはず。
さすがクラシックという名前だけあって、とても分かるような気がする。
この最近の音楽事情により「千の風になって」が1位になったのだろう。
でも、そろそろオリコンもCDの売り上げだけではなく、
他の方法でランキングを出すことを考えなければならない時期に
差し掛かっているのかもしれないね。


◆幼児放り投げ事件
歩道橋から幼児を放り投げた事件の容疑者、
幼児を対象にした事件で6回の逮捕歴があり、
周りも注意を払っていたというほどの問題ある男だったというではないか。

そんな危険な奴、社会に放つなよ。
死人が出てからじゃ遅いんだよ!

璃音くんの命に別状がなくて本当に良かった。
もう二度と、こんな奴は社会に出さないでもらいたい。


発覚!ないない大事典

2007年01月21日(日)

「発掘!あるある大事典」での捏造が発覚し大きな問題となっている。
この日の放映、偶然にも観ていた。
その後、各スーパーでは納豆が品切れ状態。
改めてダイエット情報番組の影響力の強さを知った。
しかし、まさか捏造とはね…。
よくテレビで取り上げられると視聴者が感化されて
いわばブームに影響される人が多いけど、
やはり人間は単純な生き物なのでしょう。

今回、効果の根拠としたデータや専門家の発言に
多数のでっちあげが含まれていたことを明らかにした。
番組では、納豆を1日2回ずつ食べていると、
2週間でダイエット効果で出てくるとしていたのだが、
そのほとんどが捏造行為ばかりだったとはね。
何が捏造だったかは、各ニュースや新聞で目にしていると思うので
あえて書かないが、要するに、納豆でダイエットという結論を先に出し、
そこから逆に構成を組み立てていく中で、辻褄合わせに苦しんで捏造に走った。
ということのようだ。なぜなら、捏造されたポイントって、
どれも番組の中では説得力を持たせる重要な部分ばかりだったからね。

元々、自分はこの番組の手法が非常に気に入らなかった。
この番組、基本テーマは日常生活の、あるポイントを抽出するというものだが、
結局は暮らしていく上で身体にいいものが足りないのか、
悪いものが増えているのか、このどちらかの切り口で始まり、
それを解消するアイテム(食べ物)や方法(運動)というオチでまとまる。
このような見せ方に特徴があるため、斬新な視点と視聴者に有無を言わせない
圧力があるので、この中で取り上げられた品物や方法論は
常に奥様族の購買意欲をくすぐるものになる。
過去の寒天ダイエットしかり、今回の納豆しかり、
月曜日にはスーパーから商品がなくなるというケースは、
今やお約束とも言えるほどポピュラーな光景となってしまった。

だからこそ、今回のような捏造行為が起きるのだろう。
毎度、毎度、思っていたのだが、例えばダイエットにしたって、
この番組の取材班だけが気がついた「それまで有名になっていなかった方法」など、
そう易々とと見つかるわけがない。
この世には、似たようなものを取り上げているメディアが
いくつもあるというのにだ。
しかも、この番組は視聴者の不安を煽って関心と説得力を高めるという、
非常にいやらしい戦法をとっている。
それが嫌で、自分は嫁がこの番組を観始めるとネットをしたりしていた。
なぜか、たまたま、この日の放送は一緒に観ていたけどねヾ(^-^;)

この番組の嫌らしいところは、例えば「肉を食うことを我慢できない貴方が
ダメだから、こうして私たちがコレを勧めることになったんですよ」みたいな、
妙な恩着せがましさがあるところ。
しかも、自分でも「これいけないんだよな」と思っていても
止めることができないものを、まるで
「貴方がやっていることがどれだけ身体に悪いのか何も知らないんでしょ。
ほら、だから分かりやすくデータで見せてあげますよ、
あー本当に手がかかる人だな」
みたいな感じで語ってくるのも気に食わなかった。
まぁ、それでも本当に当たっているものばかりなら、
観たい人は観て信じればいいし、
自分のように観たくも信じたくないもないなら観なければいい。
だが、捏造していたとなれば話は別だ。
それゆえ、今まで感じていた不満もここに書かせて頂いた次第である。

本当に気の毒なのは、この番組を観て納豆に振り回された人たちだ。
毎度のことながら、放送の翌日からスーパーなどでは納豆が売り切れとなり、
手に入らないためにダイエットをやろうにもできない人が出た上、
その苦情がスポンサーでも何でもない納豆製造メーカーに及んで、
工場がフル稼働する騒ぎに発展している。
それでも間に合わないので、大手のタカノフーズでは
全国紙に品薄状態を詫びる広告まで出す騒ぎになったのだ。
あるメーカーの広報担当者は「番組をきっかけにワッと騒がれたと思ったら、
今度はこの騒動。納豆に良いことは何もない!」と言っていたが、
全くその通りだ。本当にひどい話だとしか言いようがない。

制作を担当した関西テレビでは「発掘!あるある大辞典2」の打ち切りを含めた
措置を検討しているとのことだが、多分、このまま打ち切りになると予想する。
とにかく、この番組の持つ影響力の大きさは異常で、
そこには視聴者を意のままにコントロールできてしまう
危険が常に内包されていた。
納豆も寒天もブームになったが、たった1度の放送で
簡単にヒット商品が出来上がってしまう構造を見て、
メーカーサイドから働きかけがされて番組が製作されるようなことになれば、
テレビのあり方その物を問われる一大事に発展する可能性を秘めている。
悪く言えば国民を洗脳すらできるほどの影響を持った番組だ。
そうした疑念を排除するためか、あくまでも消費者の立場に立っていることを
主張する「あるあるなんたら委員会」みたいなものを
製作に関与させていることを繰り返し訴えていたが、
考えてみれば、その委員会が主体となって番組が作られているわけではないので、
お飾りの域を脱していない。
そういう意味では、手法も構図もカラクリだらけだった番組である。

また、最近のテレビ局の視聴率至上主義も考え直さないといけない時期なのかも。
数字さえ取れれば何でもアりの姿勢が、
今回の騒動につながっていったようなものだからね。
とにかく、関西テレビには猛省を促したいし、視聴者の側にも
安易にバラエティ番組に踊らされることがないよう、
ある程度、自分で考えるファンクションを身につける必要があると実感した。
これと似たようなものとして、日本テレビの「思いっきりテレビ」があり、
ここでもかつてワインブームやココアブームを引き起こしたことがあるわけだが、
今後は心のどこかで、こうしたものに対し、ツバを眉につけながら
ひとつのエンターテイメントとして観ていきたいと感じた今回の騒動である。

ちなみに自分は納豆は死んでも食べれない食材のひとつ。
もし、この世の中に食料が納豆しかなかったら、迷わず死を選ぶので
今回の騒動を第三者的な冷ややかな目で見ていた。
どんなにダイエットに効果があっても、どんなに健康に良いと言われても
納豆なんて腐った食べ物、絶対に食べられない…。


闘将、再び

2007年01月19日(金)

何気に北京五輪が来年に迫っているが、
野球の日本代表監督に闘将・星野仙一氏が内定した。
来週にも正式に決定されるようだ。
アテネ五輪の長嶋ジャパンのリベンジ、そしてオリンピックの正式競技として
最後の大会になるかもしれない北京五輪で日本は悲願の金メダルを目指す。


北京五輪の日本代表監督については、アテネ五輪で監督を務めた
長嶋茂雄氏が意欲を見せていたが脳梗塞からのリハビリ中。
また、昨年3月のWBCで世界一に導いた王貞治監督も胃がんの手術を受けた上、
再度、代表を率いる意志がなかったために、星野氏に白羽の矢が立った。
夜のニュースに出演している星野氏を観たが、
「まだ決まっていない」なんて言いながらも、顔がニヤついていて
嬉しさを隠せない感じだった。

今は阪神タイガースのシニアディレクターという立場だが、
監督としてはドラゴンズを2回、タイガースを1回と
計3度もリーグ優勝に導いた実績がある。
ただ、日本一になった経験がない不運な面もあるので、
この運が北京五輪予選、本選と、いい方向に向いてくれるかどうかが
気がかりな部分でもある。

さて、北京五輪ではどのようなメンバーを選考するのだろうか?
原則として今回もメジャーリーグの選手は選ばれないだろう。
大リーグのシーズン中に開催される五輪に関して
メジャーは非協力的だから仕方ない。
しかし前回のアテネ五輪の予選で、マイナーリーグ中心の選手構成で
アメリカは予選敗退し、五輪に出場できないという屈辱を味わった。
このことをメジャーはどう思っているのか?
野球発祥の地でもあるアメリカ、前回の屈辱を晴らすためにも
メジャーリーガーの五輪参加を認めてもらいたいものだ。
そうすればイチロー、松井、松坂、井口、城島、岩村などの
日本人メジャーリーガーも日本代表チームのメンバーとして招集できるのに。
真のドリームチームが結成できれば、WBCのように日本が頂点に立つことは
夢ではないはずだ。

アテネ五輪のように1球団から2人という編成になるのか?
アテネ五輪ではTV解説をしていた星野氏だが、
「1チーム2人のチーム編成はおかしい。世界一を目指すには
チームの垣根を越えた編成をしていかないと」とコメントを残していたのを
覚えているので、ここは星野氏の考えが反映出来ればいいと願う。
シーズン後に行われたWBCと違って五輪はペナントレース期間中である。
これを考えると球団側としては五輪よりもペナント優先の考えだろうから
とても難しい問題ではあるが、本気で金メダルを獲りに行くなら
ペナントレースを中断して各球団が積極的に協力してもらいたい。
特に野球は今度の北京五輪で最後となる競技である。
公開競技ながら最初に五輪に登場したのが1984年のロサンゼルス五輪。
そのとき日本は見事、初代金メダルを獲得している。
その後、正式種目となってから銀や銅はあっても金メダルには手が届いていない。
最後の競技となる北京五輪で金メダルを獲得し、
五輪の野球の歴史の最初と最後に名前を残せるように球界一丸となって
バックアップをしてもらいたいと切に願う。
しかし、北京五輪期間中は日本のプロ野球でも観客動員を見込める
夏場であるのを考えると、ペナントを中断するとことは難しいかもしれないけど…。

しかし、まずは今年11月26日から台湾で行われる
アジア予選を勝ち抜くことが第一関門。
韓国も台湾もドリームチームを結成してくるだろうから、
日本とて油断は出来ない。
ましてやアウェーでの戦いだからね。

今度の北京五輪で正式種目としては最後となる野球競技。
もう見られないと思っていた闘将・星野氏のユニフォーム姿も楽しみだ。
そして、是非とも悲願の金メダルを期待したいね。


◆オリンピックにおける野球日本代表の成績
・1984年 ロサンゼルス大会 金メダル(公開競技)
・1988年 ソウル大会 銀メダル(公開競技)
・1992年 バルセロナ大会 銅メダル
・1996年 アトランタ大会 銀メダル
・2000年 シドニー大会 4位
・2004年 アテネ大会 銅メダル


あれから12年

2007年01月18日(木)

昨日は1月17日…、
そう、あの阪神大震災から12年経過した。
この日が何の日なのか東京人である自分も忘れることはない。
12年前の1月17日、自分は何をしていたのだろうか?
まず、はっきり分かっていることは地震が発生した
午前5時46分には、まだ寝ていたということ。
そして朝のニュースを見て愕然とした記憶が残っている。
高速道路が横倒しになっていた信じられない光景が
ブラウン管から映っていたので一気に眠気が覚めた。
ヘリ上空から映す神戸の街を見ていて、同じ日本であるということ自体が
信じられなかった。
これは何かの特撮映像?そんな気持ちすらあった。

当時、関西では大地震は起きないなんて言われていたし、
自分よりもむしろ被災にあった関西の方々が信じられない気持ちで
いっぱいだっただろう。
自分の大学時代の友人も関西に数人いたので安否が気になり、
電話をかけたことを覚えている。

もう20年近く前に神戸に旅行で行ったことがある。
そのとき訪れた三ノ宮や南京町が変わり果てた姿でテレビに映し出されていた。
現在の神戸は街並みも整備され、外観に関しては復興したと言えるのかも。
しかし、そこに住む人々にとっては、自分が思っているほど
復興していないのかもしれない。
6000人以上の死者を出した阪神大震災には6000以上の涙があったわけであるから。

何だか、まとまりのない文面になってしまったが、
自分が何より言いたいのは、あの未曾有の大惨事となった阪神大震災を
決して風化させてはいけないということ。
被災者にとっては忘れられない出来事なのだから、
自分のように直接、被災していない者も、ずっと語り継いでいく必要がある。
そして、地震列島である日本、次はいつどこで震災が起きるか分からない。
常に自衛、公衛、国衛の手は緩めてはいけない。

震災当事に生まれた子供達も今年の春には中学生、
そんな話を聞くと、本当に時の流れは早いと感じてしまう。


マックグリドル

2007年01月16日(火)

朝マックで15日から発売になったマックグリドルとやらを食す。
う〜ん、微妙…。ずいぶん甘いね。
アメリカではすでに発売されているようだが、
アメリカの朝食って感じの味だな。
キライな味ではないが、次に朝マックする時は
「ソーセージマフィン」を頼むだろう。

ちなみに高カロリー敬遠ブームに逆行する
野心的期間限定メニューのメガマックは
絶対に食べたいと思わないな。


復党問題→予備選挙?

2007年01月15日(月)

久々に政治ネタでも。

まぁ「目立てばいい」という思考なら、こういう演出もありだと思うのだが、
政治家としての本筋からは逸脱していることは間違いない。
自民党に復党した野田聖子衆院議員と、
刺客として同じ岐阜1区で戦い、敗れた経緯のある
佐藤ゆかり衆院議員が、対立の構図をさらに激化させているようだ。
今年年頭に行われた自民党の岐阜市連の会合で、
両者が同席する予定となっていたことから、
ここで手打ちを行うかもしれないという噂が流れたが、
野田陣営が再スタートを高らかに宣言する一方で
佐藤陣営は「議題から見て出席すべきではない」という理由で
欠席をしたために2人の溝が埋まる気配のないことを
強く印象づける結果となっている。

この会合の中で野田は、かつて共に戦った岐阜市連のメンバーと
笑顔で言葉を交わし合い、強固な地盤を築いていることをアピールしている。
さらに佐藤の欠席を告げるアナウンスがされた場面でも、
淡々とそれを聞き流す余裕を見せた上、この件を報道陣に質問されると
「私としては誠意をもって、自民党の仲間である佐藤議員とは
ことあるごとに、そういう風に接してきたつもりです」と
まるで佐藤が今回は「敵前逃亡」したと言わんばかりの
「上から目線」でのコメントまで出している( ̄◇ ̄;)

ただ、女の戦いとは別に、今回の会合の議題には
両者が協議を行う必要のあったものも含まれていたため、
欠席した佐藤に対しては批判の声が出ているのも事実。
というのも、この春に実施される県議選で公認を見送った候補のうち
佐藤が「反党行為があった」との理由で野田を支持していた候補2人を
「切った」ため、その対応を話し合うことになっていたのだ。
佐藤には昨年12月に会合開催の案内が送られているが、
欠席の通知は会合直前の1月5日にFAXで寄せられたとされているが、
これに追従する者も出たようで、出席者予定者41名のうち、
出席したのは25名だったということから、
関係者は「佐藤支持者によるボイコット」という見方も強めている。

佐藤自身は、この日は岐阜にいたとのことなのだが、
欠席した理由についてFAX以上の何かを語ることはなかった。
ただ、公認問題は市連で話し合うものではなく、
選挙区支部長がその全てを掌握するものだ。という立場をとっているようで、
要するに「決めるのは私!アンタらが話し合って何を決めるっての?」
というスタンスのようなのは明白だ。

まぁ、岐阜の自民党内で野田派と佐藤派の比率状況は、
この会合の出席者数を見る限りだと野田派が優勢と見られるわけで、
既に復党反対で醜い動きを見せて顰蹙を買っている佐藤だけに、
何があっても自分の存在をアピールし続けなければならないという
意識を強めているが、それが「自己の保身の為にしか動けない」と
見えていることにまでは視線が向いていないようである。
自分は別に野田の肩を持つつもりは毛頭ない。
しかし、自分の選挙区なのに混乱しかもたらせない佐藤には、
衆議院議員の資質を持っているとは到底思えない。
まぁ、何だかここまで来ると、舞台を女子高の教室に移しても
違和感のない状況のようにも感じられるのだが、
そろそろ国会議員というものには何が求められているのかを
考える時期にきていると自覚してもいいのではないだろうかね。
いい年こいて、どちらも見苦しいったらありゃしない!…である。


しかし、本人たちの意思とは別に、この「復党問題」が
実は思わぬところで政党政治の近代化に貢献するかもしれない動きもある。
それは、野田と佐藤の岐阜だけではなく、復党を果たした「除名議員」と
「刺客議員」との公認問題の解決に党内で「予備選挙」の採用が
検討されはじめたということ。

岐阜一区の場合なら、野田と佐藤と、どちらかが次の総選挙で
自民党公認候補にするか、地元の自民党員が投票で決めるというものだ。
この仕組みは、アメリカのそれに倣うものだが、実はアメリカでも
かつては党組織が候補者を指名して選挙が行われていた。
しかし、それでは党のボスによって政治が動かされ、
不正や腐敗を招くことになったために、広く党員によって候補者を選ぶ
「予備選挙」が1903年にウィスコンシン州で導入され、
その後は各州で大統領選から州知事、上下両議院選など、
あらゆる選挙の候補者選びに使われるようになった。

日本でも、今は党本部が「上から」各地の選挙の候補者を「公認」という形で
指名しているが、その結果は「地盤」「看板」「カバン(金)」の
「三バン」の揃った現職や元職ばかりが選ばれ、
新人の挑戦の余地が閉ざされている。
自民党という党組織が近代化されないのも、
そうした「公認候補」の仕組みのせいで、各地の党組織が
「個人後援会」の域を脱し得ないからではないだろうか。
また「上から」の候補者公認は、その過程が我々、一般有権者だけでなく、
選挙区の党員にも分かりにくい場合も多い。
候補者の選考過程をガラス張りにすることは、
昔から続く「密室政治」排斥の第一歩になることが期待できるはずだ。

そうなれば、何も野田と佐藤がいがみ合う岐阜一区に限ることなく、
与野党すべてで全選挙区で候補者の選出に予備選挙を行うべきだろう。
除名した「造反議員」を今年7月の参議院選挙の数合わせのために
無理やり復党させるという有権者無視の荒業から起きた「公認問題」だが、
その結果、「予備選挙」を導入することになれば、
自民党にとっては皮肉なことだが、日本の政治を近代化する
画期的な出来事になるわけである。
アメリカの真似ではあるが、真似することなんて何を今さらだ。
是非とも「予備選挙」を導入し、ガラス張りな選挙、
クリーンな政治をしてもらいたい。
そうすることによりダウンの止まらない安倍政権の支持率も
少しは上昇するのではないだろうか。


ミスド異物混入

2007年01月14日(日)

世は不二家の賞味期限切れ牛乳使用問題&隠蔽騒ぎとなっているわけだが、
ミスタードーナツでは異物混入が発覚した。
1月13日、ミスドを運営するダスキンが、福岡と大阪の2店舗で販売された
ドーナツ1種から石のような異物が見つかったとの苦情が
3件寄せられていることを明らかにしている。
これに合わせて、当該商品の販売を一時休止する措置をとり、
この件の原因を調べる決定を行った。

異物混入は1月6日から期間限定メニューとして販売された
「もちもちくるみ」で、苦情は1月9日に
福岡県朝倉市の「ミスタードーナツ・ジャスコ甘木ショップ」で1件、
大阪市天王寺区にある「ミスタードーナツ・JR玉造駅ショップ」で2件、
全て女性顧客から寄せられたとのこと。
この商品は、東京都渋谷区にあるニップン冷食に製造を委託したもので、
1月6日から1月11日にかけて全国で約60万セットが販売されているそうだ。
ダスキンの広報室からは
「ご心配をかけ申し訳ない。品質管理を強化していきたい」とのコメント。
しかし覚えている人も多いと思うが、ミスタードーナツでは、
1999年度に販売された中国産の肉まんの中に、
日本では使用が許可されていない食品添加物が
使用されていた問題が2001年5月に発覚している。
この時は事情を知る外部の業者に口止め料を支払った上で、
この肉まんの販売を継続するという会社ぐるみの
悪質な隠蔽工作がされていたことも発覚したため、
当時の社長が引責辞任をする結末を迎えている。

今回異物混入が明らかになったこの商品を、
残念ながら自分は目にしていないのだが、5個1セットで価格は147円と
何となく昔に食べたダンキンの「マンチキン」を思い出させるもの。
小さいタイプのものだけに異物が出てきた時の驚きは
大きかったのではないかと思われる。
福岡と大阪で発見されたものが同じなのかどうかは不明だが、
委託を受けて製造していた会社が
他の商品にも携わっていなかったかどうかが分からないので
とりあえずミスタードーナツ側の発表を待つしかない。
時期が時期だけに、大きな事件にならなければいいが…。

ちなみにこの「もちもちくるみ」は黒五穀糖3個と、きな粉2個という
ラインナップだったそうで、女性の間では、ほのかな甘さが好評だった模様。
惜しいことしましたね…。


ELTがヤバイ

2007年01月13日(土)

年末恒例のCDTVのライブを観たが、
うわっ!こんなにひどいことになっていたなんて!
Every Little Thingのボーカル持田香織の声が、
もう歌手と名乗れるレベルを維持できていないようである。
とにかく、年末のCDTVで歌っていた彼女を見て仰天してしまった。
まずは最近の彼女の歌を聴いてもらいたい。

【You Tube】fragile/Every Little Thing
http://www.youtube.com/watch?v=ATu2AtugfJ0

いかがであろうか…。
確かに、このところヒット曲を出せない時期が続いているが、
この状態では仮にCDが売れて歌番組に出たとしても、
売り上げの足を引っ張るだけにしかならないように思われる。
ここで紹介したテイクも酷いものだが、CDTVでの姿も同様で
既に原曲のキーでは音域が追いつけない事態に見舞われているだけでなく、
声質そのものが酷く劣化している点も非常に気になるところだ。
何故こんな惨状にある持田に歌わせているのかが非常に疑問だ。
そういえば紅白にも2年連続で選ばれていなかったのが不思議だったが、
この声では仕方ないと思えてしまう。
とても大衆の前で披露できるレベルではないだろう。

持田香織は2003年頃から歌い方を変えているようなのだが、
2005年1月に風邪から急性気管支炎を発症し、
以降は喉に負担をかけられなくなったとされている。
しかし正直なところ、これはスタイルを変えたといったレベルではなく、
声帯が潰れているとしか見えない有様だ。
おそらくこうなってしまった後では、何年休もうが
あの頃の声を取り戻すことは無理なのではないかと思われる。

【You Tube】fragile/Every little Thing(PV)
http://www.youtube.com/watch?v=qev7cpj9XlE

まぁ、もう5年も前のテイクなので、比較する対象とするのもどうかとは思うのだが、
少なくともこれがこの曲における彼女のベストパフォーマンスと言っていいはずで、
今は単純に別人の様相なのが悲しい。
面影すらないと言ってもいい。
これは自覚しているだろう持田香織本人はもちろん、
長年このグループを追いかけているファンには、
見る度に胸をかきむしられるほど辛くなるような
心境となってしまうのではないだろうか。

それにしても、ここまで来ると、もう昔の曲を彼女に歌わせるのは無理なのでは?
この状態にあっても、まだこうした仕事を受けていくのなら、
もう持田の喉に合わせてメロディからアレンジをしていくしか方法はないはずだ。
しかし、それはこのグループの音楽性そのものを転換させる作業ということも
意味する。ということは、彼女がどう考えようと、
もうEvery Little Thingという名前の下でパフォーマンスを
行うことはやめるべきだと思うのだ。
持田香織のソロプロジェクトであるなら、
今のこの声が受け入れられるかどうかの判定ははっきり下されるのだから…。

何にせよ、1978年生まれで、まだ30前の彼女の声が
ここまでボロボロになってしまった理由は、
過剰なライブスケジュールなどにより引き起こされたオーバーワークや、
過度の飲酒or喫煙といった外的要因、さらには元々、声帯自体が
強くなかったという側面が考えられる。
実際は、これらの合わせ技ということなのかもしれないが…。

何にしても「クリア過ぎる声では個性もなければブルースの味も出せない」と
上田正樹がバーボンでうがいをして喉をつぶしたケースとは、
持田香織のそれは明らかに経緯が違う。
それどころか、労災の香りさえも漂っているような。
とにかく、今の持田香織は金をとって歌を披露すること自体に無理がある。
自分は初期のELTの歌が好きだった。
特に持田香織の優しい歌声がサウンドに合っていたので
アルバムも何枚か買った記憶がある。
だが、今のこの状態では彼女の身体を考えても
「もう歌わないでくれ」と告げるしかない。
素晴らしい歌唱力で感動の涙をファンに流させるのならともかく、
あまりの酷さに過ぎ去った日々の遠さを偲んで泣かせるのは別物なのだ。
お願いだから…という感じである。


ペコちゃんが泣いている

2007年01月12日(金)

今日は今年始まって一番の忙しさだった。
また風呂で寝てしまった…。

さて、また食の安全が疎かにされた事件が起こってしまった。
7年前の雪印事件の教訓が全く生かされていないことに憤りを感じる。
お菓子メーカーの老舗である不二家が洋菓子の販売を休止することになった。
まぁ、ある意味、妥当というか当然の判断だね。
自分も不二家の洋菓子を何回か食べたことはあるし、
ほとんどの人が一度は口にしたことがあると思う。
それなのに、こんな事を平気でやっていたのかと思うと唖然とさせられる。
食の安全が守られていなかったことにショックだ。

誰もが賞味期限の切れた食べ物でも、よほどの事がなければ食べてしまうだろう。
家庭で自己責任において、自分で食べるなら分かるが、企業となると話は別だ。
あくまで世の中に出す食べ物なのだから。

問題となった埼玉工場では期限切れ牛乳7回の他に
アップルパイなどに使っているりんご加工品の
賞味期限切れを4回使用していたこと、
プリンの消費期限を1回社内基準より1日長く表示したこと、
細菌検査で出荷基準に満たない「シューロール」を
出荷したことを明らかにした。
また、同工場内でねずみが1ヶ月に50匹も捕獲されたことも
確認されている…。( ̄◇ ̄;)
そして問題が起きてから公表するまでの対応がなっとらん!
「発覚すれば雪印の二の舞は避けられない」
なんていう内部文書まで作って隠蔽していた責任は大きい。
事態をより深刻なものにしてしまったのは、
経営陣が今回の不祥事を昨年11月に把握していながらも放置して、
クリスマス商戦を乗り切らせた消費者の安全を軽視する姿勢は
賞味期限切れの牛乳よりも腐りきっている。

不二家の洋菓子事業は、4年前から営業赤字が続いていて
再建途上にあったことから、コストダウンが求めれた結果、
知らず知らずのうちに食品会社としてのモラルも削ってしまったという
「コストダウンから不祥事」へのお決まりのパターンを歩んでしまった。
徹底的に数字を求める者にとってモラルは邪魔なものだからね。
クリスマス前に期限切れの原料使用がマスコミに発覚すれば、
それこそ大打撃となるので隠していたのかと疑ってしまう。
発表を先送りした危機管理の甘さ、
しかし、先送りして事態が好転した危機なんて過去には一度もないこと、
なんで分からないのだろう?

幸い、雪印事件のような大きな被害は出ていないようだが、
消費者を裏切ったことに変わりはない。
当面、洋菓子を製造している工場を休止して、
衛生面の見直しをはかると言っているようだが、
今回の件で消費者は不二家の洋菓子を敬遠してしまうだろう。
一度、失った信頼を取り戻すのは難しいもの。
だけど、もう一度襟をビシッと正し、信頼回復に努めてもらいたい。
子供にも人気のある「ペコちゃん」の顔に泥を塗っただけでなく、
存在の危機にまでなりかねない事態に陥らせてしまった不二家の罪は重い。
老舗のブランドは会社だけのものではないのだからね。

だけど…あらゆる添加物を使っていると言われる食品業界。
疑惑だらけの食品業界だけに、これは氷山の一角じゃないことを祈りたい。


高野連の横暴

2007年01月11日(木)

フジテレビが1月6日に放送した「めちゃイケ!」の特番の内容を巡って、
高野連が激怒しているようだ。
番組は紅白の司会を務めることになったSMAPの中居正広を応援しようという企画。
例の全国を弾丸ツアーで回りながら、徹底的に中居をコケにするヤツだけど、
毎回面白くて好きだな。
問題とされているシーンは、早稲田実業が
この夏の甲子園大会で宿泊した旅館を舞台に
収録されたもので、同校の選手達が食べた食事や
ハンカチ王子こと斉藤投手が期間中に使ったとされる
通称ベッカムカプセルをネタにしたもの。
特に中居がこのカプセルに入る際、
ナイナイの岡村が密室状態にいる中居に対して
何発もおならをカマすシーンと、
その後に旅館関係者を登場させて「ハンカチ王子」ならぬ
「オナラ王子」と書いたサインをせがむ、
という流れが関係者の逆鱗に触れている。

この件を協議するために高野連は1月10日に理事会を開き
「教育の一環として行われている高校野球の目的から
著しく逸脱する番組構成で、誠に遺憾」とする抗議文を作成し、
製作したフジテレビにこれを送ることを決めている。
一方のフジテレビ側は「抗議文が届き次第、主旨を確認して
正式なコメントを出したい」と今後についての明言を避けているが、
当惑している印象がありありという状況になっている。

高野連の田名部和裕参事いわく
「高校生が一心不乱に活動したことを面白おかしく扱い、
高校野球を著しく踏みにじる構成。笑いのネタにしても遺憾な内容」と
抗議に至る理由を説明し、さらに早稲田実業に承諾もなく
番組の制作に協力した旅館に対しても
「宿泊者の生活を明かすなど信義にも劣る」とし、
高野連の指定宿舎からこの旅館の名を外す措置を決め、
近くこれを関係者に通達することも明らかにしている。

この話は、ものすごくおかしな理屈で展開されているのではないだろうか。
高校野球に対する報道は、今や地方大会の段階から有力校の中に
カメラが入ることが当り前のように行われている。
その取材対象には、選手達がはしゃいだり、ふざけているといった
野球に関係のないシーンももちろん含まれる。
個人名が出るのはもちろん、出身中学などのデータが
平気で新聞などに掲載されてもいる。
有名高校球児のプライバシー保護は、そういう意味で昔からお座なりになっている。
練習に真面目に取り組み、勝利に賭ける執念をカメラが追うのはOKで、
なぜ笑いのネタにされるのがダメなのか。
その点をまず説明してもらいたいものだ。
しかも斉藤投手本人を題材にしたわけではなく、
そのシチュエーションだけを借りただけなのにも関わらず…。
こんなものは有名税で片づけるしかない話ではないのか?

しかも、ベッカムカプセルにしろ「敵に勝つ」のビフテキ&とんかつの食事にしろ、
夏の段階で大きく報道されているネタである。
それを今更、宿泊者の生活を明かす行為だ何だと
難癖つける高野連の神経が信じられない。
こんなことを今頃言い出すなら、まず加熱した報道合戦が展開された時点で
釘を刺しておくべきではないだろうか。
旅館関係者も、あれだけの騒ぎで全てが晒されたことを受けて、
早稲田実業ナインの様子を明かすことに問題はないと判断したと
誰でも推測できる話である。
正直、こんなもの高野連のいいがかりだとしか言えないわけで、
指定宿舎から外すといった措置は、単純にこの旅館が
スケープゴートにされたとしか見ることができない。
早稲田実業に事前の連絡がなかったことを責めるなら、
それは旅館ではなくフジテレビに対して行うべきである。
決して旅館側が売り込んだわけではないのだから。

実際、自分もあの番組を最初から観ていた。
確かに岡村のおなら攻撃はしつこさもあり、苦笑だったが、
特に高校野球を侮辱しているとは思えなかった。
視聴率も20%近くをマークしているが、それだけの人が観ていながら、
高野連のような抗議を視聴者が行ったというニュースは流れていない。
つまり、高野連の感覚が一般の考えと著しくズレていることを、
これらのことが物語っているように思われる。

では、単純に高野連のお歴々の観点が狂っているのか?と言えばそうではない。
この動きの根底には、アマ野球界のドル箱である斉藤投手を守るという
意識が働いているということが容易に伺える。
その結論があって、無理矢理に理由をくっつけている。
だからこうしてツッコみどころが満載の決定となっているのだろう。
仮に、もしこれが駒大苫小牧の田中投手をモチーフに製作されていたら、
同じ対応を高野連はとっただろうか?

何にしても、斉藤投手が使っていた青いハンカチを、その人気に便乗して
売り出そうという動きの方が高校球児の商品化という意味で問題があったはず。
なのに注目度を上げるものであればお咎めなしだったわけだ。
今回の抗議の一件と合わせ、高野連がどういうシロモノなのかだけは
強く認識させられたように思われる。

高野連よ、今の高校野球に「教育の一環として行われている高校野球」なんて
昔の感覚はとっくに破綻してるのだよ。
確かに多少の行き過ぎがあったかもしれないが、所詮テレビなんて低俗なもの。
正月のバカ騒ぎバラエティに目くじらたてるほどのものでもなかろうし、
事情を訊くこともなくいきなり「指定宿舎」を除外するなど横暴だろう。
もう高校野球を神聖化するのはいいかげんに止めてもらいたい。
高校野球は大好きだが、神聖化することの弊害がどれだけ醜悪か
時代の流れとともに、そろそろ気づいてほしいね。


ちなみに「めちゃイケ」は過去に様々な問題を起こしながらも
長年続いているフジテレビのドル箱番組で
昨年に10周年を迎えた。
このまま、土曜20時枠の長者番組となるのだろうか。
「土曜20時と言えば!」の番組の放送期間を確認してみた。

2年8ヶ月「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」(1990年10月〜1993年6月)
3年6ヶ月「マジカル頭脳パワー!」(1990年10月〜1994年3月→枠移動)
6年2ヶ月「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」(1986年1月〜1992年3月)
8年5ヶ月「オレたちひょうきん族」(1981年5月〜1989年10月)
10年2ヶ月「めちゃめちゃイケてるッ!」(1996年10月〜)
16年   「8時だョ! 全員集合」(1969年10月〜1985年9月)

「8時だョ!全員集合」の偉大さを再認識する一方で、
あと5年10ヶ月で、その「8時だョ!全員集合」を抜くところまできている
「めちゃイケ」の強さにも偉大さを感じる。
とはいっても、抜くのは2012年の10月。
果たして今回の件でフジテレビはどのような措置をとるのか、
その記録を超えられるのか注目していきたいものだ。


決まった

2007年01月10日(水)

本日、なんとか今年の納会場所が決まった。
予約できないのではと懸念されていたが、希望通りに
東京ドームシティのイタリアンの店を押さえることができた。
ボウケンジャーショーは平気なのかな?
料理もピザとパスタは食べ放題だし、他にも前菜やサラダやに
チーズフォンデュまで付いて、さらには飲み放題。
文句はないだろう。
昨年のようなエビスやギネスが飲み放題って訳にはいかないけどね。

来週中には注文していたタイトルホルダーの盾も届くし、
副賞もほとんど買ったし、あとは最終人数を店に報告するだけだ。
みんな、なるべく早めに出欠を送ってきてくれよ。

初めて東京ドームシティで納会をやるが、後楽園は意外と交通の便が良い場所。
後楽園駅は丸の内線と南北線、JRの水道橋、大江戸線と都営三田線の春日駅と
多くの路線で行くことができる。
自分はやっぱり大手町乗り換えで丸の内線だろうな。
ところで賞品や副賞などでかなりの荷物になりそうなのが不安だ。
お願いだから雨とか雪とか勘弁してくれよ。


日本橋

2007年01月09日(火)

昨夜のブログの続きのようになるが、
数々の歴史的建造物が取り壊されている東京だが、
日本の道路の原点にもなっている「日本橋」について
昨年末に、とても気になる記事を見つけた。
それは「屋根なし日本橋」が映画で実現されるという。

昨年度の映画コンクールなど映画賞を席巻した
「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編になる
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の製作が決定し、
昭和33年(1958年)の1年間を描いた前作から
4ヶ月後の昭和34年が舞台となるという。
1作目では建設途中の東京タワーが象徴的に登場したが、
今回は東京の日本橋をコンセプトのメインに据えるという。

日本橋の上には東京オリンピックに併せて1963年に首都高が建設され、
現在は見通しの悪い状態で度々問題になっている。
2001年に当時の扇千景国土交通相が景観の再生を提言し、
石原慎太郎都知事も2016年の五輪誘致に備えて首都高の移設を唱えた。
一昨年12月には小泉首相(当時)が具体的な検討を指示し、
有識者が議論を重ねている最中である。
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」のエグゼクティブ・プロデューサーは
「今話題になっている高速道路のない日本橋を、先に映像で
見せてしまおうという気持ちがあった」と説明。
監督も「当時の日本橋の写真を見たらすごくきれいだった。
空が広い日本橋を再現したい」と意欲満々。

昭和34年は天皇皇后両陛下がご成婚し、東京五輪の開催が決定した年だ。
劇中では前年に米国から完全に返還された羽田空港や、
開通したばかりの東海道本線電車特急「こだま」なども
CG技術を駆使して描かれるという。ちなみに今年11月の公開だそうだ。

だけど、日本橋について政府が率先して動いているように思えるが、
石原都知事は今年1月の会見では、首相の高架移転案に対し、
「つまらん金をかけるより橋そのものを他所の川にでも移した方がいい」と
発言していた。

橋は自然?高速道路は不自然?
実際、自分も「高速道路移転」には反対かな。
そもそも橋って、人間が都合で作った「人工物」である。
「高速道路」も「今の日本橋」も、架かってるのが
横か縦かの違いと上か下かの違いだけで、
どっちも車が排気ガスを撒き散らしている「ただの橋」だ。
日本橋の歴史を調べたら、今まで19回も焼けた末に、
明治末期に今の橋が架けられ、その上をずっと都電が走っていたわけで、
今も他の道路同様に、白いペンキで線が醜く引かれた
あの「情緒溢れる江戸時代の日本橋」とは程遠い姿だ。
それに…そもそも「日本橋川」だって「人工の運河」なのだ。

「日本橋川に空を取り戻す」と言うのなら、
「日本橋」や「日本橋川」という人工物も撤去したほうが美しいし、
自然なんじゃないの?と思ってしまった。
そして日本中の「醜い車道」は全部地下に埋めちゃえばいいって話になる。
そんなことは絶対に無理な話だけど。

高速道路が架かってないほうが美しいという「気分」は確かに理解出来る。
でも、それは1963年に高速道路を作った当時の人々の失策を認めるということ。
ならば、このような失策を繰り返さないよう、高速道路が老朽化するまで
見届けるのが、その「醜い高速道路」を作った時代の人間の
果たすべき責任なのではないだろうか。
「作ったけど失敗でした。はい壊しましょう」では無責任すぎる。
というか、その高速作った当時、小泉前首相の父親も、
自民党の中枢に居たはずだけどね。

その一方で「違法駐車対策(スムーズ東京21の一環)」という人間の都合で、
交差点を血色に塗って景観を激しく損ねていることは誰も指摘しないのが不思議だ。
交差点周辺の道路を、まるで血の色のように醜い色で塗って
景観を損ねている場所が多すぎる。
日本橋の景観のことを言うなら、これに関しても指摘してもいいんじゃないのかな。

日本橋に空が戻ったという「経済効果」にしたって、
本来、銀座やディズニーランドで落とすはずだった金が、
一時的に日本橋に落ちるようになるだけの話。
表面づらだけ綺麗にした「ハリボテ日本橋」なんて、
今の日本政府にはお似合いだけどねヾ(^-^;)
そんなに東京にシンボルを作りたいだけなら、
「江戸城」でも再建したほうが派手で良いんじゃないの?

だいたい、隅田川の両岸は遊歩道になってるし、
神田川は屋根の無い日本橋川状態だけど、
川自体が人を惹きつけてるようには見えない。
総予算5000億円(予定)かけてノスタルジックな感傷で
「なんちゃって江戸村」を作るくらいなら、
今消されようとしている「本物の歴史的建造物」を
大事に残したほうがいいんじゃないのかな。


消えゆく建物

2007年01月08日(月)

所用で秋葉原に行ってきた。
東西線の茅場町で日比谷線に乗換えれば秋葉原は本当に近い。
しかし日比谷線の出口はヨドバシカメラ付近なので、
電気街に向かうには東西連絡通路を通らなければならない。
東西連絡通路を通ってJR秋葉原駅の中央口付近に出ると、
いきなり沢山のメイド姿をした女の子ばかり。
駅から出てくる人にチラシを配っているメイド喫茶の女の子のようだ。
手渡されるままに3枚ほどチラシをもらってしまった…。
メイドさんたちのチラシ攻撃を避けるとショッキングなことが。
秋葉原駅の駅ビルも兼ねていた秋葉原デパートが昨年末で閉館していた。
秋葉原駅前の名物となっていた実演販売の人たちもいない。
再開発の波に飲まれて、秋葉原では老舗とも言える秋葉原デパートは
55年の歴史に幕を閉じてしまった。

前々から書こうと思っていたのだが、いろいろ忙しくて、なかなか書けないうちに
年が明けてしまったが、実は多くの歴史ある建物が閉館しているのだ。
それらを少しだけ紹介してみたい。

◆キャピトル東急ホテル
東京・永田町の老舗ホテル「キャピトル東急ホテル」が
昨年の11月30日に43年の歴史に幕を下ろし閉館した。
29階建ての複合ビルに建て替えるためで、
2010年には高層階にテナントとして入り
ホテルは再オープンする予定だという。

キャピトル東急ホテルは1963年に日本初の外資系ホテル
「東京ヒルトンホテル」として開業。
ヒルトンとの契約満了により1984年にキャピトル東急に名称変更した。
ここは多くの海外著名人が宿泊したことで知られる。
ザ・ビートルズが1966年の初来日時に泊まったほか、
イタリアのオペラ歌手であるルチアーノ・パバロッティや
マイケル・ジャクソンらも宿泊。
永田町に立地するため政治家の利用も多く、ホテル内にあった「村儀理容室」は、
安倍晋三首相や小泉純一郎前首相が常連で初代店長の村儀保氏は
連合国軍総司令部(GHQ)のマッカーサー元帥の散髪も担当したという。
現在、この理容室は新宿のヒルトンホテルにある支店と一緒になったとか。
そういえば安倍首相が新宿まで散髪に行ったとかいうニュースがやってたっけ。

あと、たしか全盛期のピンクレディーが実はここに住んでいたそうだ。
赤坂のTBS、麹町の日本テレビ、河田町のフジテレビ、六本木のテレビ朝日、
芝公園の東京12チャンネルと、どこのテレビ局にも近かったので便利だったんだろうね。
そう、場所は赤坂TBSにほど近いホテルニュージャパンがあった裏、
「国会議事堂」や「首相官邸」のある丘の斜面に
よくヒット祈願が行われる「日枝神社」とともに建っていた。
「東京ヒルトンホテル」として開業前は
「星ヶ岡茶寮」という名門料亭があった場所だそうだ。
建設から43年、今年中に歴史と風格のある建物が取り壊されてしまう。

◆文化放送
1949年に建築された四谷の文化放送社屋が
昨年7月にひっそりと浜松町へ移転し、
現在取り壊されている最中。
この建物の形って教会をラジオ局に転用したのかと思っていたが、
むしろ逆で、元々「文化放送」の母体が「聖パウロ女子修道会」で
教会がラジオ局を開局(1952年開局)したというのが正しいそうだ。

◆三信ビル
保存運動も虚しく解体されるのが日比谷にある三信ビル。
「日比谷公園」と「日比谷シャンテ」の間にある古いビル。
1930年(昭和5年)に建てられただけあって、
今のビルには無い気高さが感じられる。
この界隈は、占領後の統治を考えて、
あえて空襲が行われなかったため焼けずに残ったという。
ビルの中も昔の雰囲気漂う、貴重な古いビルだったが、
残念ながら老築化のために解体されてしまう。

◆池袋「大勝軒」
常に行列のできる「つけめん」の元祖、
超有名ラーメン店「池袋大勝軒」
ここも周辺の再開発のため、近々移転するんだそうだ。
(来年春という噂)
そういえばここって行ったことないな。
ちなみに西銀座デパート「INZ」の中の支店は並ばずに食べれるけどね。

◆六本木velfarre
90年代半ばに国内最大級、世界でも有数の
超大型エンタテイメント・スペースとして誕生し、
以来、ダンスミュージックを幅広く浸透させ
爆発的ヒットを盛り上げながら
シーン拡大を牽引してきた六本木ヴェルファーレ。
全国区の知名度を誇り、数多くのファンを魅了してきたが
このたび2006年末でクローズしてしまった。
avexのシンボル的な場所だった「velfarre」
六本木という街の変化以上に「大箱ディスコ」という形態が廃れてるんだそうだ。
「ダンスミュージック衰退」を象徴する出来事にならないといいけどね。


移り変わりの激しい東京。
お台場や豊洲のような新しい街が誕生もするが、
その一方で歴史的な建物や人々に愛されてきた建物が
どんどん減っていくのは寂しい限りだ。


決まらん…

2007年01月07日(日)

予定通り、今日やっと床屋に行けた。
自分はいまだに床屋は練馬まで行っている。
東陽町には床屋自体がほとんどなく、新しい場所に入るのには勇気がいる。
それに今日は床屋に行くついでに、ある場所に行きたかったので
わざわざ練馬まで行ってきた。

床屋で髪を切り終えてから池袋に買い物している美穂と待ち合わせて
その、ある場所に行く。
ある場所とは…後楽園・東京ドームシティ。
今月末に迫った納会&表彰式の宴会場所を決めるために
下見を兼ねて、条件がよければそのまま予約をしようと思っていた。
昨年、チャーミンの見舞い後にシズラーと則家と一緒に下見した
ベースボールカフェは味も悪く、サービス料まで取られるので回避。
その他にも3件ほどパーティープランのある店があったので下見しにきた。

まず最有力候補として考えていたイタリアンの店に
食事も兼ねて入ってみると大混雑状態。
そして、すぐに気づいたのだが全テーブル子供連ればかり。
子連れでないのは自分だけであった。
そう、ここ東京ドームシティでは土日にボウケンジャーショーが開催され、
この店はボウケンジャーショーの行われているスカイシアターに隣接している。
メニューにも子供用のボウケンジャーセットまである始末。
当然、納会のある28日の日曜日もボウケンジャーショーは開催されている。
パーティープランはピザやパスタが食べ放題で、飲み放題も付いていて
予算的にはピッタリなのだが、ショーの状況によっては
パーティーの予約は受けられないというではないか。
店長が不在だったために28日に予約を受けられるかどうかは、
後日、電話で問い合わせてくれとのことだが、
日曜日の午後なので、逆に厳しそうかも。

東京ドームの一番大きなゲートでもある22番ゲートの横に
しゃぶしゃぶ食べ放題の店があるので、そちらを覗いてみる。
個室はないが、とても大きな店内。
和食ということもあり、ボウケンジャーショー帰りの子連れはいない。
しかし食べ放題プランは17時からの限定メニューだと書いてある。
ダメ元で15時からやってくれないか交渉すると、
約20名の宴会なら大丈夫とあっさりOK。
ならば早速、予約をお願いするが1月28日の予約表には
15時半から100名貸切の宴会がすでに入っていた( ̄◇ ̄;)
チラッと予約表に書かれている文字が目に入ったが、
「JR新年会」と書かれていた。クソッ!JRめ!一歩遅かった。
せっかく15時からでも食べ放題プランOKだったのに、
日程が重なってしまったために予約に至らずショック。

結局、東京ドームシティやラクーアの中にある店で
予算的に合うパーティープランがある店を回ってみたが、
条件に合う店は見つからなかった。
あとは最初に入ったイタリアンの店に問い合わせてみるだけだ。
繁華街だとガラガラの日曜だが、東京ドームシティのような場所は
日曜日のほうが忙しいので、厳しいと思うけど。
もし、ここもダメなら東京ドームシティは諦めて、
昨年と同じ東京駅構内の場所か、最悪の場合は池袋に逆戻りかな。
昨年の場所は納会後のアンケートでも総合的に
「良い」という回答が多かったし。
いずれにしても今週中には決めないとね。

失意のまま後楽園を後にし、御茶ノ水にあるエスポートミズノに寄りたかったが、
疲れがドッと出てしまったために御茶ノ水で下車できず、
そのまま大手町で東西線に乗り換えて帰宅してしまった。
今日、納会場所を探していて、ひとつだけ分かったこと。
ボウケンジャーショー恐るべし。


雑記

2007年01月06日(土)

すごい雨の中だった。
今日は年末年始に忙しくて行けなかった床屋に行きたかったが、
雨のために断念。明日に延期。
しかし雨の中、店で使う物を買うために葛西のHOME'Sまで足を伸ばす。
久しぶりのHOME'Sだったが店内がガラッと変わっていて驚いた。
ただっ広い2階の家具売場にはテナントとしてユニクロやABC MART、
西松屋などが入っていたし、1階にもファッションのシマムラや
ゲームやプリクラなどのアミューズメントコーナー、
スーパーのOKも入っていて巨大ショッピングセンターのように変貌していた。
元々、HOME'Sだけでは広すぎる売り場面積ではあったが、
こんなにテナントが入った店になるとは本当に驚いた。
どうりで駐車場が混んでいたわけだ。
反面、隣にあるイトーヨーカドーは客を奪われたのではないかな?
スーパーOKはレジ袋が無料でない分、かなり安いスーパーだ。
いつもイトーヨーカドーの駐車場が渋滞していたが、
今日は渋滞していなかったしね。
しかし、ここまで変貌してしまうとHOME'Sも魅力半減。
なら豊洲のスーパービバホームでいいか…みたいに思ってしまったな。

さて、今日も年末年始のテレビ番組について少しだけ。


◆ビートたけしのお笑いウルトラクイズ 

単純に面白かった。
くだらなくて、ばかばかしい。
毎年とは言わないから4年に1回くらいやってほしいなぁ。
しかし視聴率的には11.1%と振るわなかったものの評価は高いのでは。
まぁ、さすがに昔のようにバスを海に沈めることは出来なかったが、
十二分にPTAからの抗議電話を待つのを覚悟していると言っても
過言ではなかった。
だけど明らかに「痛い」っていうシーンはカットしていたな。
時代が時代だけに仕方ないが、DVD化時は相当厳しいものになりそう。
今回、活躍が目立ったのは森三中の大島、バナナマン日村、カンニング竹山かな。
人間性クイズはやはり伝説だ。
特に昔のナイナイ岡村隆史の回は非常に印象的。
あれがあったから売れたのではないかと密かに思っているくらい。


◆絶対に笑ってはいけない警察24時

日本テレビが初の試みとして年越し番組に起用した
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!
大晦日年越しスペシャル絶対に笑ってはいけない警察24時」
結果、視聴率的には10.2%と平凡な数字に終わったものの
全編録画して視聴したが、最高に面白かった。

「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の通常期視聴率が
近年10%前半ということを考えると順当な数字とも言える。
録画VTRのままカウントダウンもなく年越しという試みは確かに斬新かも。
やたら年越しカウントダウンを各局とも競っているので
来年も是非やってほしい企画だ。
「笑って年越し」
このキャッチコピーは好きだな。


◆貴理子から貴理

年末の「IQサプリ」の生放送でいきなり宣言していたとおり、
2007年の年明けをもってタレントの磯野貴理子が芸名を「磯野貴理」に改名した。
なにかの悪い冗談だと思ったが事実だったね。

本名でもあり、チャイルズ時代から長年にわたり親しまれてきた
「キリコ」の名と訣別したわけか。
心機一転という話らしいが、別に一転することもないほどに
タレントとしては順調のように思われ、真意は掴めない。

ただ、キリコといえば、かつての年齢サバ読みに始まって、
いきなり「富士登山したい」とかいって本当に実行して周囲を困惑させてみたり、
身体が大きいわけでもないのに、なぜか女相撲が趣味だったり、
そもそも芸風が基本「ホラ話」だったり、根本的に訳わかんない部分が結構ある。
となると、その訳わかんない延長線上に「改名」があっても不思議ではない。
至るべくして至った結末というか…。
また改名を繰り返したり、いっそ元に戻すのかもしれないし。

しかし磯野貴理子から磯野貴理というのは、
往年のフジテレビの女子アナ「山村美智子」が「山村美智」になったのと同じだ。
あるいは中日の投手「山本昌広」も「山本昌」になったけど、
この人は最初から呼称が「やまもとまさ」だったので違和感がないか。
「子」を取っただけのマイナーチェンジでありながら、
みんなが知ってる「キリコ」の音をばっさり斬り捨てている。
まだ馴れてないせいか、どうも居心地が悪い感じもする。
今までどおり愛称として「キリコ!キリコ!」と呼ばれ続けることに
変わりはないような気もするけど、どうなんだろう。


明日こそ床屋に行こう。


箱根駅伝

2007年01月05日(金)

箱根駅伝が人気なのは、母校の誇りと名誉のためにタスキをつなぐ
懸命な姿が見る人の心を打つからではないだろうか。
正月の2日と3日、自分は必ずテレビ観戦し、そこにある多くのドラマに感動してしまう。
そんな新春恒例の第83回箱根駅伝は順天堂大学が
6年ぶり11回目となる総合優勝を達成した!

下馬評はさほど高くなかった順大だが、やはり箱根に照準を合わせる調整力と
その区間に見合った適材適所の人員配置はさすがというべきだった。
昨年、首位を走りながらも、よもやのブレーキで優勝を逃してしまっただけに
今大会に賭ける気持ちは強かったのだろう。
そのブレーキをした昨年8区を走って主将を務めた難波君が
母校の応援にやって来ている姿がTVに映っていた。
当時、4年生だっただけに箱根の悔しさを箱根で晴らせることはできなかったが、
あの時に脱水状態でフラフラになりながらも必死に繋がれたタスキが
2年越しに受け継がれての優勝は順大関係者にとって格別なものとなっただろう。

優勝の立役者は、やはり5区を走った今井選手。
とても箱根の山登りを走っているとは思えない快走で
首位を走っていた東海大との4分9秒差を跳ね返す。
実況が「山の神」だの「山の超人」だのといった代名詞を連呼していたのには
少々、鬱陶しかったが、そう言いたくなるのも分かるような見事な走り。

その他の大学にも、それぞれのドラマがあった。
スタートダッシュに成功した東海大。
正直、1区と2区にエースを投入し大差をつけた時は、
このまま逃げ切れると思ったんが残念ながら3区以降の選手がイマイチ。
やはり箱根駅伝は10人キッチリ揃えないと勝てないことを証明した形で、
順大に比べて全体的な選手層の薄さを露呈してしまった結果に…。
しかし3年生以下で並べたメンバーなので来年は注目である。

優勝争いとは別に注目されるシード権争いは、
昨年のシード校から山梨学院大と法大が予選会落ちし、
代わりに早大と専大がシード権獲得。
前回まで4大会連続でシード権落ちしていた古豪の早大は久しぶりのシード権。
花の2区を走った竹沢君の快走を後続が堅実に繋げていた。

昨年優勝の亜大や最多出場回数を誇る中大が、あわやシード権落ちの危機も。
昨年に駒大の黄金時代が終焉し、どこが優勝してもおかしくなく、
どこがシード権落ちしてもおかしくない「戦国駅伝」の様相となり、
今大会もそれに相応しい混戦だった。
優勝争いとは別に熾烈を極めるシード権争いは、
数ある駅伝の中でも箱根でしか味わえないドラマである。

ちなみに自分の母校は2年連続で出場することはできなかった。
以前は毎年のように出場していた大学だけに残念。
今回、予選会の成績は良かったものの、インカレポイントが足りず、
国士舘大学に僅か1秒足りずに涙を飲んだ。
まぁ、出場できていたとしても今大会の国士舘大学のような
成績しか上げられなかったと思うが…。
それでも、やはり正月の箱根に母校が走っていると観る方も違ってくるのだが、
今年の予選会での躍進に期待したい。

箱根では今年も残酷なドラマはあった。
過去2大会なかった繰り上げスタートがあったのは残念だった。
特に最後の区間に繋ぐタスキだっただけにTVで観ていて
「何とか繋いでほしい」と思いながら必死に走る神大の選手を応援した。
しかし無情にも時計の針は進み、学連選抜と共に繰り上げスタート。
神奈川大や山梨学院大など、以前は優勝あるいは優勝争いをしていた大学が
シード権落ちするなんて時代の流れを感じる。

順大の優勝で幕を閉じた今年の箱根駅伝。
今年も2日間に渡り、夢中になってTVを観てしまった。
正月にまともに観ているTV番組って、箱根駅伝くらいだからね。
美穂の実家が花の2区を通らないといけない場所にあるため、
毎年、正月に新年の挨拶をしに行く時は、箱根駅伝を観て
全部終わってから行くようにしている。
そうじゃないと道路規制のために大渋滞しているから。

箱根駅伝が終わると正月が終わる。
そんなこと毎年、思ってしまうな。


年末の定番番組

2007年01月04日(木)

年末の定番であるレコード大賞、紅白歌合戦、K-1。
なんだかんだ言って今年も全部観た。
それこそ大晦日は2台のDVDレコーダーを駆使して
(1台はダブル録画機能)
日テレのダウンタウンの罰ゲームや
フジテレビのフィギュアスケートも録画して観てしまった。
今日は定番番組の感想などをダラダラと書いてみたい。

◆レコード大賞
今回から放送日を大晦日から12月30日に変更した。
この理由としては以下のことが考えられる。
・長く続いた視聴率低迷を打破すること。
・例年、紅白出場歌手や大晦日にライブを行うアーティストの出演辞退が相次ぐこと。
・レコード大賞より視聴率の高い、格闘技番組の放送時間拡大を望む声が多いこと

今回は「エイベックス対氷川きよし」と言われていた。
結果、氷川きよしの「一剣」が大賞を受賞した。
演歌歌手としては第35回(1993年)の香西かおり以来13年ぶりの受賞。
だけど…すまん「一剣」聞いたことない。
受賞した要因は売上枚数が全てではないが、この楽曲は
2006年のオリコン年間シングルチャート76位である。
76位?
えっ!76位でレコード大賞なの???
ちなみに、倖田來未「夢のうた」が26位で大塚愛「恋愛写真」が75位。
年間1位はKAT-TUNの「Real Face」で2位がレミオロメンの「粉雪」だ。
まぁ、ジャニーズの曲がベスト10のうち4曲を占めているのか…。

番組自体だが、今年の「レコード大賞」なかなか面白かったかな。
なぜなら番組の半分以上が歴代の受賞曲紹介の過去映像だったから。
和田アキ子が黒い涙を流すシーンなんて見ごたえ十分だ。
「FNS音楽祭」も過去映像が多かったが、そこで視聴率を稼ぐしかないもんね。
なので今年の構成は大成功だし、紅白歌合戦にかぶらせなかったのも成功なのだろう。
そのおかげか、視聴率も1998年以来15%超えの17.0%。
昨年が過去最低の10.0%だっただけに+7%は大成功だね。

それにしても審査員のおっさんが沢山いたけど、
いろんな曲を聴いた上で審査してるのかは疑問。
KAT-TUNもDJ OZUMAもオレンジレンジもモーニング娘。も、
きぐるみも北島三郎も氷川きよしもスキマスイッチも聴いているのだろうか?
あまりも高年齢化していないか?
どれだけ偉いか知らないが、審査の公平性が保てているとは到底思えない。
審査員の見直しは急務だね。
あと「レコード大賞」というタイトル自体が時代遅れとの気もする。
今はCD?ディスク?大賞とかにならないの?
まぁ、そんなのはどーでもいいか。

◆紅白歌合戦
「NHK」と「DJ OZMA」の話題作りに、まんまと乗ることになるが、
「テレビの表現」を考える上で面白い素材なので触れておくか。
うちは「ハイビジョン対応テレビ」なので、
「ナマ乳」じゃないことは、すぐに分かった。
でも、あれは勘違いしてしまう人がいてもおかしくはないね。
すごく良く出来てたしヾ(^-^;)
個人的には、不快とも面白いとも感じないが、
やはり紅白には適していない演出だとは思ったかな。
でも苦情が750件もあったとか。
それを知って、わざわざ年末に電話する人っているんだな〜って感心したけど。

しかし、番組の途中で「あれはボディースーツです」という釈明は適切だっただろうか?
老若男女の観ている国民的番組で、女性がオッパイを見せることが適当でないのは、
それを見て「不快に感じる人」が多いからだと思っていた。
「不快に感じる人」にとって、それが「ナマ乳」に見える限り、
「ナマ乳」だろうが「ボディースーツ」だろうが関係ないのではないか?
それともNHKが釈明した通り
「女性が自分の乳をテレビで見せる」という破廉恥行為自体を
「不快」に感じる人が多いからだろうか?
つまり「あれはボディースーツです」という釈明は、
後者の「乳を見せる行為」を不快に感じた人への回答にはなっても、
前者の「乳を見せられたこと」を不快に感じた人への回答にはなっていない。
「あれはボディースーツですが、不快に感じられた方にはお詫びします」
と謝罪するのが正しい対応だったんじゃないだろうか。

街中で性器を出すと「公然わいせつ罪」で逮捕されるが、
女性が乳首を出すとどうなるのだろうか?
ネットで調べたところ、女性の乳首は性器に該当せず、
注意はされるけど逮捕はされないようだ。
まぁ、注意され続けても出し続けたらどうなるか知らないがヾ(^-^;)
なので当然、テレビでも女性が乳首を出すことは罪には問われず、
あくまでテレビの倫理観としての問題なのだろう。

どちらにしろ「下ネタ」で笑わせたり、驚かすことは芸能の世界じゃ最低の最低。
天下の紅白が「うんこちんちん」頼みじゃ悲しすぎるしね。

あとで、この件でのNHK公式HPでの謝罪文を読んだけど、なんだかな〜。
一応、謝ってはいるけど…。

DJ OZMAのバックダンサーが裸と見間違いかねないボディスーツを
着用して出演した件について、NHKではこのような姿になるということは
放送まで知りませんでした。 衣装の最終チェックであるリハーサルでは
放送のような衣装ではありませんでした

いるよな、こういう人ってどの会社にも。
俺のせいじゃない、アイツらがいけないんだ…みたいな。
俺は悪くない!俺は被害者だ!と言わんばかりな。
責任逃れに必死な奴って。
NHKも自分達の恥をさらすような謝罪文を載せるなよ。
視聴率は良くないし、抗議も殺到するわで散々な年末になったNHKだね。

SMAPの中居、仲間由紀恵を司会にしても歴代ワースト2位となる
39.8%の視聴率、もう紅白のことを国民的番組だの
視聴率50%以上を取ったお化け番組だと知っている世代も少なくなってきている。
苦しい立場に追い込まれた国民的番組が、首位の座から陥落する日は
そう遠くないのかもしれないね。

◆K-1・Dynamite!
視聴率的には19.9%と大晦日の民放としては最高を記録したものの
NHK同様、TBSには抗議殺到のようだね。
抗議の理由は番組開始から3時間近くも過去の試合を流し続けたから。
まぁ、別に過去の試合を流すのは悪くないんだが、
だったら最初からそのようにテレビ欄に載せればいいのにね。
以前の亀田戦といい、本当に誠意のないテレビ局だと分かった。
視聴率は過去歴代2位を記録したので結局、TBSの作戦勝ちのようだけど。

自分は絶対に紅白前の放送時間にはリアルの試合をやらないと思っていたので
全て録画して後で観たために、前半の過去の試合は早送り。
なので、思った以上に楽しめたけど、リアルタイムで観ていた人はムカついただろうな。

須藤元気の突然の引退宣言や秋山が桜庭に圧勝など見所は沢山あった。
その中でも、やはり一番は「マケボノ」こと曙の見事な負けっぷり。
これで4年連続大晦日に惨敗と、すっかり年末の風物詩になってしまったヾ(^-^;)
この惨敗で、またまた格闘家失格と言われてしまったが、
たぶん、というか絶対に曙はまたリングに上がるだろう。
あれだけの負けっぷり、なかなかできる人はいないから貴重だね。

負けっぷりといえば、金子賢の負けっぷりは物足りなかったけど、
ボビー・オロゴンの負けっぷりも見事だった。
話題性でチェ・ホンマンとのカードを組んだと思うのだが、
あまりにも無謀だと思ったよ。
そういえばボビーって「お笑いウルトラクイズ」や
「芸能人社交ダンス部」にも出ていたけど、違った意味で無謀だ。
もう少し仕事を選べないものかね?


そんなこんなで、とりあえず年末の定番番組に関しては全部視聴できた。
年始の番組の感想などはまた後日にでも。


謹賀新年

2007年01月03日(水)

人並みに年末年始は忙しかったので大晦日から日記をサボってしまった。
31日はいつものようにテレビ三昧し、今年もディズニーランドの
カウントダウン花火をバルコニーから観賞。
良い年の初めを祈った。

ここに引越してきてから初めて1日に
門前仲町にある富岡八幡宮に初詣に行った。
遅い時間になってから出かけたのだが、さすが東京最大の八幡宮、
かなりの人出があり、参拝できるまで時間がかかった。
木場のイトーヨーカドーに車を停めて、そこから歩いていったのだが、
いきなり疲れてしまった。

1日は映画が1000円で観れる日だった。
イトーヨーカドー内の映画館で、もう上映が終わったと思っていた
「DEATH NOTE」の後編が20時半からの1回だけ上映されていたので観てしまった。
正月早々、映画を観るなんてことも初めての経験だ。

2日は自分の実家へ。3日は美穂の実家に出かける。
いつもと変わらぬ年末年始だが、なんだか全然休めていない気がする。
明日の4日で年末年始休みも終了。
昨年から溜まっている録画した年末年始番組でも観ながら、
ゆっくり過ごしたいと思う。
それにしても毎年、正月の楽しみでもある箱根駅伝。
順大の山の神には驚かされたね。

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