Web Masterの日記



修善寺遠征〜帰宅編〜

2006年11月30日(木)

修善寺遠征ブログの最後は帰宅編。
10時にチェックアウト。
精算をしている時に子供たちがホテルからワイナリーまでの間にある
十二支のスタンプラリーをやりに行きたいというが、
ホテルの人に聞くと往復で1時間かかるそうなので
最初のネズミのスタンプだけ押して、また来年にやろうと
玲子ちゃんと一緒に子供たちを説得。

精算も無事に終えたが、今回の収支は
グランド代をチーム費から出したので赤字かな。
なんせホテル側から提示してきた今回の宿泊代は
内税方式になって、もうだいぶ経つというのに税別の値段だった。
自分も田辺も、てっきり税込みかと勘違いしていたので、
税抜き分の額しか集めていないので、必然的にそこでもう足りない。
大人の宿泊代は11000(税抜き)+入湯税150円=11150円
1人12000円を集めているので850円は浮くのだが、
子供の宿泊代、7700円、5500円、2100円(年齢で金額変わる)も
全て税抜きの値段。
いまさら税込みの8085円、5775円、2205円を集めるわけにもいかず、
大人の浮いた額から補填。
さらに助っ人に来てくれた3人へお土産を買った代金や
田辺が今回の手配の全てを任せたシダックス勤務の元後輩と
飲みに誘っておごった金額を必要経費として計上したため
それらを支払うと僅かながらの黒字ではあるが、
グランド代をそこから引くと赤字へ転落。
まぁ、優勝記念旅行と考えれば赤字なんて微々たるモノなので
細かいことはどうでもいいか。
でも、来年は赤字にならないように考えなくてはね。
税込みか税抜きか、ちゃんと確認しないとね。

駐車場で締めて解散となったが、直接帰ったのは伊藤君ところと菊池だけだった。
あとの連中は久保田が先導となり、せっかく伊豆に来たので寿司を食べに行く。
部長号は行くかどうか決まっていなかったが、とりあえずついて来た。
そのうち昔、通ったことのある道へ。
1998年にSリーグ春秋連覇した時、優勝旅行で訪れた伊豆長岡、
その時に宿泊したホテルが目の前に見える。
そのホテル近くの「ひょうたん」だっけ?という寿司屋へ。
久保田曰く、地元の人も来るという評判の寿司屋らしいが、
11時30分の開店までまだ30分ほどあった。
お店のご好意により、店内で待たせてもらえることができた。
メニューの種類は少ないが、どれも美味しそうで迷うところ。
結局、なんとなくアジに魅力を感じ、活アジ三昧とかいう
四貫がアジで二貫マグロ、二貫ハマチの盛りを頼む。
以前、久保田に連れて行ってもらった「魚がし寿司」で食った活きアジが
最高に美味しかったので、伊豆に来るとその印象が強く、
アジに惹かれて注文したが、これがまた大成功。
本当に美味かった。また来てみたい寿司屋のひとつになった。

寿司屋に入る前に殿がコンビニに行ってピザまんを食べていたのは
なんか寿司を冒涜しているのではないだろうか?
食べ終わってみんなで駐車場に集まり、則ぞーが行きたいという
温泉まんじゅう屋へ移動する前、
「みんな揃ったか〜」と確認すると、マサがトイレに行っていたのか
まだ来ていなかったのを子供たちから「ルパンいないよ〜」の声。
すぐにマサが店から出てきたら「ルパン来た!ルパンルパン!」
いったい、いつからマサのことをルパンと呼び始めたのだろう?
そして誰が最初に言い始めたのだろう?
大人は誰もルパンなんて言ったことないぞ。
今まで一度も聞いたことなかったのに、この遠征では子供たちの口から
何度もマサのことを「ルパン」と言っているのを聞いた。
そして、それは昨日、今日言い始めた感じでもなく、
ごく普通にマサ=ルパンになっていた。
子供たちだけの不思議な世界があるのだろう。
だけどルパン…ちょっと納得。

寿司屋から伊豆でも有名な温泉まんじゅう屋へ移動。
もちろん先導は久保田のアウディ。
助手席に座らせてもらったが、久しぶりに車高の低い車に乗ったので
乗り降りがものすごく大変だった。
昔は自分もアウディより車高の低い車に乗っていたのに、
こんなに低いものかと驚いた。
とりあえず寿司屋の駐車場で解散なので部長号は温泉まんじゅう屋に
行かずに帰るものかと思っていたら、またついて来た。
部長に聞いたら北も南も分かんないので帰れない…とか。(-o-;)
そういえばエルグランドのナビは故障してたね。
温泉まんじゅう屋も開店前だったが、すでに開店を待つ人もいて
あっという間に行列ができるほど。かなりの人気有名店らしい。
結局、部長も温泉まんじゅう買っていたな。

買っていきなり封を開けて食べるシズラー、さすがだ。
だけど出来立てで、まだ湯気の出る温泉まんじゅうは確かに美味い。
「どうしても寄ってみたかった」と言っていた則ぞーも満足したようだ。
だが場所がよく分からなかったみたいなので、
やっぱり地元の久保田の存在は大きいね。

温泉まんじゅう屋から沼津ICを目指す。
途中に今年できたばかりの「村の駅」とかいう安くて何でも揃う
土産物屋があると久保田が言うので、今度はそこに立ち寄る。
車から降りてきたシズラーがいきなり、
「時間決めてくれなきゃ帰ってこないよ」
なんでも揃う、このような場所を見るのは大好きみたいだ。
「じゃあ、とりあえず30分」と時間を決めてそれぞれバラバラで店内へ。
いきなり殿がプリンを食べているのを見かけたが見ない振りしておいた。

海産物、野菜など本当に安い。
エリが大根を買っていたな。
玲子ちゃんも「白菜4つくらい買いたいけど車に入らない」と断念していた。
農家からの直売みたいなものなので本当に安いと思う。
タバコを吸おうと思い外に出たら殿がソフトクリームを食べていた。
「エルグランドは飲食の飲はいいけど食はダメなので…」
だから外に出たら一気に食べているのか?
さっきピザまん食って寿司食ったばかりなのに。
そのうち殿がマサに唆されて黒豚メンチカツ10ヶも買ってきやがった。
というか本当に買って来たのかよって感じ。
ありがたくいただいたが、普通…。
とりあえず美味いと言っておいたけどね。(-o-;)
しかし、殿は金を持っているときは惜しげもなく使うな。
ある時とない時の差が大きすぎだ。

ここで久保田と別れて、いざ高速へ。
次に会うのは納会か則家でのクリスマスだね。
沼津ICに入るまで、一本道はいつもの如く混んだが
高速に入ってから秦野中井まではスムーズ。
則号の子供たちはサードシートで千砂子は寝ていたが、
セカンドシートの亜沙子、里紗子、日菜子は起きてDVDを観ていた。
そのうち亜沙子が寝てしまった。
今回も一番上のお姉さんとして下の子達の面倒を見ていたので
かなり疲れたんじゃないかな?
途中で下の子供たちの世話を「もう、やだ!」と投げ出しそうになったが
結局、最後まで世話していたのは知っている。
とても責任感があり、子供なのに気を遣うところがあるので
やっぱり疲れてしまったんだろう。
気疲れストレスを発散させるために部長をいじめていたのかもね。
まぁ基本的に亜沙子は「どS」だけどね。ヾ(^-^;)

ダブルナビの後部座席モニターでは「しまじろう」
それが終わると「ポケモン映画」が流れ、里紗も日菜も食い入るように見ていた。
途中で亜沙子も起きて一緒にポケモンを見ているが
全部、セリフを覚えていて先に言ってしまう。
何回見たのか聞くと10回以上と答え、そんなに見て飽きないの?と聞くと
全然飽きな〜い。大人だったら1回観れば満足してしまうけどね。
そのうちポケモンが終わり今度は「となりのトトロ」が上映。
これは子供たち全員、数え切れないほど見たらしいので
みんなでセリフを先に言いあう始末で、まったくDVDのセリフが聞こえない。
まぁ、自分が唯一、子供と話の合わない点が、この宮崎アニメである。
正直、ひとつも見たことないのだ。
ナウシカも千と千尋も、もののけ姫も、もちろんトトロも。
なので、さっぱり分からないし今後、見ようとも思わない。
他のポケモンにしろケロロにしろ、普通の大人よりも
子供と一緒に語ることはできるが、宮崎アニメは専門外なのだ。

一度だけ途中のPAでトイレ休憩し、青葉ICで降りて則家へ。
18時半頃に則家到着。
自分と日菜はチャーミン号に乗りかえて我が家を目指す。
チャーミンにとって開腹手術前、最後のイベント。
はたして最後の野球、最後のテニス、最後の寿司になってしまうのか?
絶対に大丈夫だとは思うけどね。
少しは病院食で痩せていいんじゃない。
たしか明日の金曜に入院だったっけな。
翌週の月曜が手術だ。
なので手術前の日曜に則ぞーと見舞いに行こうかと相談。

則ぞーの運転は、スピードはそんなに出さないが、ハンドル操作が荒い。
そして車間距離が短いのでブレーキを踏む力が大きく、
けっこう前後に体が揺れることがある。
冷静に考えると子供3人乗せている親の運転ではないな。
一方、チャーミンの運転はカーブとかは普通だけど
直線はかなりスピードを出す飛ばしやタイプ。
本当に大丈夫?っていうくらいにスピードを出す。
助手席に座っていると怖いとさえ思うときもある。
ホテルから寿司屋まで少しだけテッチャンの車にも乗ったが、
やはり亜美と拓が車に弱いからか、昔に比べすごい安全運転。
元々、安全運転だったけど、なんか発進や停止のときもスムーズで
子供たちの具合を考えた走りになっていた。
久保田のアウディにも乗ったが、運転云々より車高の低さと
ミニバンとの視界の違いなどに気を取られ、運転技術まで気にできなかった。
以前、エスティマ時代のドライビングには度肝を抜かれたけどね。
西伊豆のワインディングロードをあんなスピードで走れるなんて…。
でも、もうすぐ新型エスティマが納車されるらしいので、
また伊豆半島一周の旅に連れて行ってほしいね。

結局、チャーミンの猛スピード運転のおかげもあって、
則家から我が家まで30分ちょっとで着いた。
さらにチャーミンは田辺と日菜を千葉の田辺家まで送っていったようだ。
日菜がかなり疲れていて、チャーミン号に乗りかえた瞬間から寝ていた。
元々、シズラーと相談して田辺家まで送るつもりだったらしい。
最後の送迎かもしれないしね。ヾ(^-^;)
田辺が帰宅後、メールが来たけど、かなり早く着いたみたいだ。

18時台に帰宅することができ、無事に今年も修善寺遠征は終わった。
助っ人の怪我はあったものの、こんな言い方をしては失礼だが、
うちのメンバーに怪我がなくて本当に良かった。
まとめる者としては、やっぱりそれを一番に考えてしまう。
みんな怪我なく楽しんでほしいしね。

翌日、フィッシャーズの駒崎代表よりお礼のメールが届いた。
「後藤さんをはじめ、ジュピターズの皆様に、おんぶに抱っこで
何から何まで本当に感謝しています!
子供たちも本当に楽しかったと言ってました!
子供たちに物より思い出のプライスレス!が出来たと、
ウチの監督も喜んでいました!
田辺さんにも本当にありがとうございましたとお伝えください。
(中略)
ジュピターズの皆様と仲良くなれて本当に楽しかったです!
チームを代表して、あつく御礼を申し上げます!
本当にありがとうございました!」

かなり満足してくれたようでホッとした。
フィッシャーズとは、またこれからも末永く、良いお付き合いが出来るといいね。

とりあえずは今年の修善寺遠征も大成功と言っていいね。
ドライバーの皆さん、お疲れさまでした。
ん?来年は夏合宿の後にSリーグ15周年記念の東京ドーム試合、
さらに修善寺遠征…イベント盛り沢山だな。
今のうちから、お金は貯めておきましょう。

明日から通常ブログに戻ります。


修善寺遠征〜ホテル編〜

2006年11月29日(水)

2年連続の修善寺遠征試合。
今年はフィッシャーズも同行。
しかし選手が5名なので地元から助っ人として3名が参加。
昨年よりも穏やかで温かい日差しの中で順調に試合は行われたが
運命の6回、則の放った左中間に延びる打球を追いかけて
レフトとセンターがトップスピードのまま激突。
助っ人2人が怪我をしてしまった。
チームを率いて17年、315試合目になるが、あのような事故は経験がない。
今までは田辺が単独で怪我をしたりしたことはあっても、
2人が激突し、2人とも怪我をしてしまうなんて…。
激突した瞬間の音は、他では聞いたこともないような嫌な音だった。

あの場に久保田がいてくれて助かった。
どうしていいものなのか途方に暮れていたが、
久保田が機転を利かせ、近くの順天堂病院に連絡を入れ、
救急扱いで診てもらえるようにしてくれた。
しかし、よく近くの病院の番号が分かったものだ。
後で聞くと、久保田自身が順天堂に通ったことがあるので
携帯に番号が入っていたという。
久保田の家も近いしね。
やはり地元は強いね。本当に助かった。

助っ人3名無念のリタイアとなったが、その後も試合は続き、
ちょっと最後はバタバタしたが見事に修善寺で初勝利。
やはり自然の中にある設備の良いグランドでの試合は気持ちいい。
勝利の味もまた格別である。

そのままチェックインし、風呂に入って夕食まで時間をつぶす。
今回は前日にホテル側より部屋の変更を言ってきたため、
あの和室だけの8人部屋はなくなり、すべてベッドのある部屋。
特にフィッシャーズの4人部屋は4ベッドにソファーまで置いてある
このホテルでもスィート級の部屋だった。
最初は俺、田辺、手塚、則の幹部部屋で使う予定だったけど
初めて来てくれたフィッシャーズさんに感謝の意で
使ってもらうことにした。
他の部屋は2ベッド+和室だったけど、なんか通称クズ部屋の
殿が部屋長の若手部屋って狭く感じたのはなぜだろう?
荷物が雑然と置いてあったからか、有料アダルトが流れていたからか?

有料アダルト放送のパンフレットが各部屋に置いてあったが、
宿泊前に子供を含む部屋割りをホテル側に提出しているのに
子供の泊まる部屋にも置いてあるのはクレームだろうな。
亜沙子が自分の部屋に入っていきなり、
「こんなのいらな〜い」と、正面だった俺らの部屋に向かって投げてきた。
あぁ、そういえば殿のカバンの中に2冊ほど
アダルトパンフを仕込ませたけど結局、どうなったのかな?

夕食はワイナリーに移動しての食べ放題、飲み放題。
しかし、やはり浴衣という宴会戦闘服ではなく、さらにイス席だったため
いつものような盛り上がりや、壊れてしまう人はいなかった。
期待の長谷川も仙台から修善寺に来たので疲れていたみたいだし。
さらに、それで試合に完投したしね。
それに食べ放題と聞いていたのに、最初に用意されていた料理のみと言われ、
ちょっとシラけてしまった感もあったのかも。
田辺は手配をしてくれたシダックス勤務の元同僚と食べ放題、飲み放題で
この値段と交渉したらしいが、その時は田辺自身の勘違いかと思ったらしく
かなり、みんなに迷惑をかけてしまい申し訳ないと言っていた。
しかしバイキング形式とは元々、料理がなくなれば補充してくれるものでは?
田辺は翌日の帰り道でも「食べ放題じゃなかったっけな?勘違いかな?」と
すごく気にしていたが、月曜日にその手配をした後輩と連絡を取り確認したところ、
やはり食べ放題で間違いはなく、ホテルやワイナリーに
ちゃんと伝わっていなかったようだ。
みんなに嫌な思いをさせたのだからクレームとして処理を要求し、
後日、会社まで謝らせに来させるという。
まぁ、社会人として当然かな。
その埋め合わせとして、すでに来年のプランも田辺の中では考えているようだ。
ただでさえ今年も破格値で使わせてもらったし、千砂子が1歳とか
拓海が2歳とか、年齢を下げて安い値段で使わせてもらったが、
今回のクレームの件があるので、来年も、こちらが有利に話を進められるという。
Sリーグが異常な順延をしなければ来年も修善寺遠征は約束されたようなものだ。

だけどバイキングで2時間って長いのかな。
最初の盛りが勝負だからね。
それを食べ終えたら子供たちは飽きちゃうだろうね。
イス席っていうのも動きづらいので話ができる人も限られちゃうし。
来年は少し考えなければね。

ワイナリーからホテルに戻ってきたら先に戻った田辺と日菜がすでに寝ていた。
やはり4時起きはつらかったんだろうね。
5時台の電車に乗って葛西まで来たんだから。
最初から日菜は体調が悪かったので則号で吐いてしまったんだろうし。
それでもまだ20時なんだけど…。
結局、てっちゃんや拓と風呂に行ったり、うだうだして過ごした。
部長部屋に子供たちが集まり、部長のベッドを占領していた。
なんだか飲みすぎで気分の優れない部長はイスに座ったまま微動だにしない。
「キラキラ光る、部長さんの頭♪」と子供たちに歌を歌われても
布団の中に隠してあった部長のパンツや靴下を投げられても、
しまいにはサンダルを額にぶつけられても動かなかった。
子供たちが去り、23時前に部長部屋を覗いたら
ベッドに座ってボーっとしている部長が。

「寝ないの?」
小声で「気持ち悪い…吐きそう」
そんなに飲んだっけ?

21時頃にメールが受信された。
順天堂病院に向かった助っ人からだった。
鼻血の左翼手は打撲だけで済んだが、目の下から出血していた中堅手は
目の機能には問題がないものの眼底骨折だった。
この中堅手が今回の助っ人募集に応募してきて仲間を集めて
参加してくれた人なのだが、一番大怪我を負ってしまった。
しかしメールの文面を読むと
「ちょっと眼底の骨が欠けただけです」
「二週間もあればくっつきます」と何だか軽い感じの文面。
こちらを心配させないためでもあるだろうが、メールを読んでいくと
「私たちは自衛隊のチームなので人は沢山います」

自衛隊?御殿場のチーム?

陸上自衛隊御殿場駐屯地かい!

どうりで、みんな短髪だし体格がいいと思った。
助っ人応募してきた時から、メールの返信も早く、
しっかりした文面だったし、なるほどね。
しかし自衛隊と聞くと、ちょっと安心してしまうのはなぜだろう?
かなりの怪我だと思うんだけどね。
これも縁なので、また是非、会いたいし
今度は自衛隊チームとも試合をしてみたいね。

エンタの神様を観た後に就寝。23時頃だね。
エアコンを点けたまま寝るかテッチャンと相談。
乾燥して喉が痛くなるかもしれないので消してベッドに入った。
その2分後、テッチャンのものすごいイビキ。
それも絶対に呼吸止まってるだろ!というヤバイイビキだ。
だけど自分も睡魔が襲っていたので無呼吸イビキを子守唄に寝てしまった。

深夜4時半頃に寒くて目が覚める。
ベッドの布団って薄かったね。
エアコンを入れようと思い、暗い中、携帯のライトを照らしてリモコンを探すと
いきなり和室の障子が開き、やはり携帯のライトを照らしながら
田辺がニヤッと笑いながら出てきた。
聞けば早く寝たので3時半に起きてしまったという。
エアコンを点けてベッドに戻ろうとすると
「寝ちゃうの?」
「当たり前だ!おやすみ」
目が冴えてヒマな田辺を置いて再び寝て6時に起床。
朝の風呂に入って朝食バイキングへ。

帰宅編はまた明日にでも。


修善寺遠征〜出発編〜

2006年11月28日(火)

11月25日、昨年より1週遅いが、今年も一泊で修善寺遠征試合に行ってきた。
本来、自分が則家に7時半までに行って、そこから則号に乗り換えて行く予定だったが、
前日の夜に田辺から電話があり、6時半頃に葛西駅でチャーミンと待ち合わせをしているので
そのままチャーミン号で我が家まで来て、チャーミン号に乗って則家へ一緒に向かおうと言う。
日菜が亜沙子や里紗子と一緒に行きたいそうなのだ。
我が家から則家までチャーミン号では少し狭いし、荷物がパンパンだが、
約30分で則家まで着くので、ガマンして一緒に向かうことになった。

7時半前に則家に到着。
すでに全員、車に乗り込んでいつでも出発OKの状態だった。
自分と日菜が則号に乗り込んで東名青葉ICを目指した。
東名に乗る前、車内での「あち・りさ・ひな」子供たちの会話。

亜「ねぇ、潤太来る?」
俺「潤太、お仕事で来れないんだ〜」
亜「ふ〜ん」
俺「ジミーも来れないけどマサと久保田は来るよ」
里「じゃあ、誰をいじめようか〜」
亜「マサ」
日「え〜、ルパンはダメだよ、ルパンは」
亜「ハセ?」
里「チャーミン!」
俺「殿いじめちゃえば?」
亜「だって殿、食べてばかりだもん」
皆「笑い」

いじめ対象の潤太とジミーが来ないので、密かに行きの車内で
誰をターゲットにするか相談している天使の姿をした悪魔の小学生3人の会話、
よく考えると、とても恐ろしい…。
結局、修善寺ではヤマチャンがターゲットになっていたような気がするな…。

東名青葉ICから高速に乗った2台、
途中で別れることになる。
則号は則の希望により厚木で下に降りてR134から箱根ターンパイク、
伊豆スカイライン経由で修善寺を目指す。
チャーミン号は、そのまま東名の沼津で降りて修善寺へ。
合流は修善寺駅に決めてキャノンボールがスタートした。
しかし、これがアクシデントを呼ぶことになるとは…。

子供たちの乗っている則号では「絶対に勝つ!」と子供たちが意気込む。
これに則が刺激を受けたのか、いつもよりアクセルを強く踏む。
厚木で降りて一般道も快調に飛ばし、箱根ターンパイクへ突入。
ターンパイクは箱根新道などに比べると一気に登って一気に降りるという
箱根越えだが、それでもくねくね道であることには違いない。
子供たちはすでに飽きたのか亜沙子と日菜はサードシートでポータブルDVDで
「アイスエイジ2」を観ていた。
里紗と千砂子は寝ていた。
箱根ターンパイクを登りきった頃に事件は起きた。
いきなりセカンドシートに座っていた玲子ちゃんが「やばい!日菜ピンチ!」
そういえば少し前から日菜の呼吸が荒くなっていた。
猛スピードの箱根越えで酔ってしまったようだ。
さらに日菜はサードシートにDVDを置いて、後ろを向いた状態で観ていたという。

そして…吐いた。

玲子ちゃんがコンビニの袋を日菜の横に座っていた亜沙子に渡し、
日菜の口元に持っていったが、袋をはずしてサードシートのフロアマットに吐いてしまった。
湯河原峠のドライブインがあったので開店前の駐車場に無理矢理車を停める。
完全に日菜はダウン。
亜沙子と里紗は心配そうに日菜に寄り添っていた。
則夫婦は車の全ての窓を全開にしてからサードシートのフロアマットをはずし、
外に出して洗おうとするが、水道の類はどこにもない。
駐車場の奥に自販機があったので、ミネラルウォーターでもあれば
それを買って洗い流そうと思うが、ミネラルウォーターはなく、
仕方ないので「おーいお茶」を買って里紗に手渡す。
しかし、里紗が「おーいお茶」を半分くらいまで飲んでしまうハプニング。
里「だって喉かわいてたんだもん」
もう一本会に走った則ぞーが不憫だった。

自分はその時、何をしていたかと言うと、かなり広い駐車場だったが、
そこに解き放たれた千砂子が走り回っていたので、遠くに行かないように監視役。
というか一緒に駐車場を走らされた…。
寝ていた分、一番千砂子が元気だったかも。
目の前に富士山、しかし峠の空気は冷たく肌寒い。
その寒気が逆に日菜の体調を戻してくれた。
弱っていた日菜だが、なんとか元気になってくれた。
里紗が「勝負は、なしだね」日菜「パパに勝てないね」
こんな状況でもキャノンボールの行方を気にしているとは…。

峠道だったのでドコモの携帯でも、なかなか電波が入りづらかった。
田辺に日菜が吐いてしまったことをメールすると、
田辺はお気楽に「その車は田辺のエキスでいっぱいだね」と返信してくる。
シャレにならないので則ぞーには見せられなかった。
約30分、この駐車場で応急的な処置をして日菜を助手席に座らせ再出発。
十国峠を越えて伊豆スカイラインに入り、修善寺を目指すが、
則の運転がガラッと変わり、ものすごい安全運転。
時折、助手席の日菜をチラチラ見ながらカーブを曲がるので
亜沙子に「パパ!前向いて!」と怒られる始末。
修善寺直前でサードシートに座る千砂子がピンチになってきて再び緊張が走った。
しかし無事にチャーミン号に遅れること15分、修善寺駅に到着。
日菜を田辺に預け、飯を買って、買い物をしているチャーミン号より先に目的地に向かう。
則ぞーが一言「かなり凹んでるんですけど…」
そりゃ、そうだろうね。
自分の娘たちに吐かれるならまだしも…というか
自分の娘たちすら吐いたことなかったのにね。

すでにホテル・ワイナリーヒルの駐車場には
ヤマチャン号、伊藤君、菊池が到着していた。
しばらくしてチャーミン号も到着。
そして自分の携帯のベルが鳴る。
今回、同行したフィッシャーズが選手5人しか参加できないため
ダメ元で草野球サイトの方に助っ人募集を掲載していたが、
それを見て応募してきてくれた御殿場で活動しているチームの人から到着しましたの連絡。
早速、駐車場で挨拶を交わし、グランドへ案内する。
年齢が不詳だったが、とても気さくな人たちで
この人たちのおかげで無事に試合ができることに感謝した。
しかし、まさかあんなことになってしまうとは…

この続きはまた後日。


いじめの元凶

2006年11月23日(木)

これほど「自殺」という記事が乱舞するのは、ちょっと記憶がないほどだ。
1986年にアイドルの岡田有希子が四谷にある
所属事務所のサンミュージックで飛び降り自殺をした後、
彼女のファンを中心に後追う自殺が頻発したが、
当然、今の状況とは死を選択する事情が違う。
というか、あの時は同情などできないとさえ思っていたしね。
いじめを原因とする自殺者の続出は、そこに至るまでに
何とかできたのでは?という思いが常に脳裏をよぎるために、
どうしてもやりきれないものがある。

10月に初めて明るみになった滝川市の小学6年生が
昨年、教室で命を絶っていた件以降、
もう連日どこかで誰かがこの世に別れを告げているような状況だ。
しかも、11月に入ってからは文部科学省に自殺を予告する
手紙が送りつけられるという新たな展開を招き、
その対応で関係者が大慌てになっている一方で、
いじめ根絶に向けた施策がなんら提示されないという現実が
死を望む者に対してどんどんその敷居を低くしているような印象。
さらには、いじめでクラスメイトを自殺に追込んだ者が、
その後もまた別のクラスメイトにいじめを仕掛けていることも明らかになり、
死んでもなお変わらないという思いを
多くの人に抱かせる事態まで引き起こしている。
この絶望感が、今後さらに多くの自殺者を出すのでは?と心配してしまう。

とにかく事態は深刻化の一途を辿っている。
11月13日に開かれた日本記者クラブ主催の記者会見で、
伊吹文部科学大臣は「連鎖的なものが来ることは覚悟していた」と切り出し、
自殺予告の手紙が途絶えない現状についてコメントを出した。
文科省では11月7日に最初の予告状公開を行ったが、
これについても「自殺の後押しをする措置ではなかったか」という
批判が起きている。
つまり、同じことを考えている人が他にもいる。ということで
自殺への一歩を踏み出すきっかけにしてしまったのではないか?というわけ。
同省では各都道府県の教育委員会に対して、
いじめの実態把握と情報公開を求めているため、
自分達が情報を隠すことはできないというジレンマも抱えていたようで、
伊吹文科相は「(公表してもしなくても)どちらになっても
必ず非難を受ける。非難は私が受けるんだと毅然とした姿勢を
示さないと教委、校長がついてこない」と語り、
この問題に真剣に取り組んでいる現われだということを強調しているが、
おそらくこんな形で何かを言われても、
子供たちの胸には届かないだろうな…という印象が強い。
彼らは大きな枠組みの改変を求めているのではなく、
明日、学校にいった時、いじめが終わっていることだけを
願っているからである。
目に見える形で成果が出なければ、いくら努力したところで
それが報われることはないと思われる。

そして公表した影響は悲しいことに悪い形となって
すぐに文部科学省を苦しめることになる。
予告状がどんどん舞い込むようになってしまった。
慌てる官僚や関係者を横目に11月12日には大阪と埼玉で
それぞれ自殺が起きてしまい、もう、いじめが存在する現場では
待ったなしの事態に入っていることを強く感じさせている。
同省では安倍政権の柱とも言える教育基本法の改正問題も抱え、
さらにはタウンミーティングでのやらせが発覚するなど、
いじめ対策を抜きにしても、あちこちから火の手があがっている状況である。
ここ数年、ずっと数々の指摘を受けながら、
やったことは「ゆとり教育」程度という
体たらくのツケが回ってきたとも言える。
しかも、その「ゆとり教育」が、さらにいじめを助長する
原因になっているという声すらある。
過労死する職員が出ても、おそらく自殺者は止まらず、
責任を追及されて追い詰められた学校関係者が、
その後を追う事態も減らないと思われる。
人の死がどんどん意味を失っていく様は、
まるで戦場にいるような印象を受けるほどだが、
それでも何も新たな解決策が出てこない同省は、
もう脳死状態に陥っているという感じである。

いじめの問題がこれほどまでに凄惨なものになってしまった理由を
考えていく中で、常におかしいと思うのは、
学校がそれを「いじめかどうか」判断する、という部分だ。
確かに子供を管理するのは彼らの仕事ではあるが、
その中にいじめの判定というフローは本来含まれないもののように思うのだ。
彼らはいじめ対策の専門家ではない。
この一点だけでも任せるには荷が重いことは誰にでも分かる話だろう。

そして、いじめであると認めない体質が更に動きを鈍らせる。
いじめの発生は彼らにとって死活問題だということが、
既に広く知れ渡っているが、それであっても時には
書かれている文章を歪曲して解釈するような姑息な手段を使い、
彼らはそれが「いじめではない」と結論づけようとする。
例えば最近の500円で2万の利息。という狂った理屈を平気で振りかざし、
加えて暴力行為でそれを果たそうとする者の狼藉を
学校側は「金銭トラブル」と称し、被害者の訴えを聞きながら、
加害者に調査の手を入れず自殺を招いたなど、もはや末期的状況だ。

ならば、第三者に判定を任せればいい。
それは学校の身内で頭の作りがもっと固い教育委員会ではダメだ。
まず、いじめはどの学校でも起きうるものと概念を変える。
そして、いじめの有無を教員それぞれの評価には加えないと明文化する。
そして傷害や恐喝といった一般的に犯罪だと見られる事象については、
警察への通報を義務づける。
もう、こういったものは教育問題ではなく刑事事件と
捉えるところまで来てしまっているのだ。
併せて、少年法の改正も行ってもらいたい。
もう実名報道不可の縛りを取ってしまえ。
いじめを行った者が未成年である以上、刑事責任を問うことは免除するが、
生きにくい環境へ放り出してしまうことも必要だ。
過去にいじめをやっていた者の情報は、
必ず進学先にもリレーすることを義務づける。
一度手を染めたら、ずっと学校関係者からマークされる。という運用。

なぜ、このように思うのかと言えば、いじめをやる者が
やったところで自分の将来には影響がないとナメ切っていることへの対策だ。
人に不快な思いをさせれば、その落とし前は学校側が必ずつける。
そういう姿勢が欠如しているからこそ、敢えて見える形で
それを提示してやる必要があると思うのだ。

とにかく、守られていることを知っている。
どこまでやっても自分に危機が訪れることがない。
その甘えた意識が全ての元凶ではないのだろうか。
我々の世代であれば常識で「それはやってはダメだ」と分かっていたが、
今の子供たちがそれを持ち得ていないことは忌々しき事態であり、
これにもメスを入れる必要はある。
もう、一刻の猶予もないので真剣に改革してもらいたいと願う。

だが、そんなことに手をつけている間にも、
どんどん自殺者が出てしまうのが現代の空気であることは悲しい限りだ。
抜本的な改革よりも明日からできる運用、求められているのは、
これなのではないだろうか。


流行語大賞

2006年11月21日(火)

先日「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補が発表された。
流行語大賞の候補が発表されたとなると、
もう今年も終わりなんだなぁ…なんて思ってしまう。
24日には年末ジャンボ宝くじも発売されるし、本当に1年は早いものだ。

さて、流行語大賞候補の60語、ちょっと自分なりに簡単だが振り返ってみたい。

●アンチエイジング
逆らえないものの代名詞である年齢に挑戦!って解釈でいいのかな?
それとも寄る年波に砂で防波堤を作るって感じ?

●イナバウアー
真似して背中傷めた人も多いのでは?
バンクーバーでは、これ以上の感動が味わえることを祈りたい。
がんばれミキティ!

●飲酒運転
こんなのが流行語候補って段階でダメだね。

●美しい国
盗作の話に妙な納得があったっけ。
来年は忘れてるな、きっと。

●ウルトラ・ダラー
朝鮮の偽札?あっ小説なの。

●エハラー
聞いたことない。あっ詐欺師?( ̄◇ ̄;)

● エビ売れ(エビちゃん)
とりあえず今年ファッション界でブレイクと言えば、この人だね。
CanCamの無敵っぷりはどこまで続くんだ。

●エロカッコイイ(エロカワイイ)
あれ?これって今年なの?
なんか去年の今頃にはもう聞き飽きてた感が。
さすがに、最近はシングルCD連発がなくなってファンはほっと一息?

●オシムの言葉(オシム語録)
どうもオシムジャパンになってからサッカーに興味がなくなってきた。

●オレ流勝利
う〜ん、日本一になれないので限界感があるね。
やっぱり板東英二の呪い?

●格差社会
今年も結局、こういう言葉でくくられちゃうのかね。
本当の意味での景気回復はまだまだということかも。

●学力低下
ゆとり教育とセットで覚えておきましょう。ヾ(^-^;)

●下層社会
二つ上と同じ概念ってことでOK?

●勝ち組・負け組・待ち組
要するにモラトリアムの言い方を変えただけ…かな。
でも「待ち組」ってあまり聞かないけどな。

●喝・天晴
日本ハム様々だね。大沢親分!

●がっかりだよ!
やっぱ、それほど流行らなかったね。

●カー娘(チーム青森)
NHKの中継で「マリリン」という言葉が実況で流れた時、
海を渡る犬を思い出した自分は旧人類なのか…。

●亀田ファミリー(亀田3兄弟)
12月20日の試合には注目したいね。

●下流社会
なんか似たようなのばかりだな。

●偽装請負
すでに遠い昔の記憶になってしまった感も…。

●キモカワイイ
この概念は理解できなくてもいいし、理解したいとも思わない。
それより流行ったっけ?

●GyaO(ギャオ、動画配信サービス)
だいぶ認知はされているけど見る機会ないんだよね。

●ググる
えっ!?今さら感。昨日今日じゃないでしょ、これ。
それにGoogleが使うなって言ってたはずだけどな。

●グレイゾーン金利
もうグレーと称されてる段階で放置は無策に等しいってことですね。

●脳トレ
ゲームよりも松嶋奈々子のCMイメージの方が強いな。

●再チャレンジ
これは何について再チャレンジなの?
それに流行した言葉だっけ?

●サムライブルー
ダメの代名詞。以上。

●SHINJO
久しぶりに野球がエンターティンメントだと思わせてくれた。
心からお疲れ様でしたと感謝したい。

●新庄劇場
前首相のよりも遥かに楽しかった。できれば再演希望。

●シンジラレナ〜イ
なんだか噂では日本シリーズ第5戦の開始前に、
一人で練習してたとか。
来年も日本ハムで頑張ってほしい。

●数独
うちの嫁、ハマり中。我が家に消しゴムのカスが増えた元凶。

●ズバッ
みのもんた?
どこで流行ってるの?

●他人を見下す若者
2ちゃんねるとか見ると、物を知らないバカほど
この傾向が強いということが、よく分かる。

●頭突き
ジダンかぁ…。晩節を汚すとはこのこと?
一本足頭突きの大木金太郎氏のご冥福をお祈りいたします。

●代理出産
あえて今年かって言うと微妙だ。

●ダ・ヴィンチ・コード
これも映画より盗作騒ぎの方が印象深いな。

●WBC
野球を見ながら涙が出そうになったのは何年ぶりだろう。
ありがとう王ジャパン!

●たらこ・たらこ・たらこ
思ったより売れなかったね。

●団塊(もの)
自分らの分まで年金残しておいてくださいね。

●着うたフル
今年なの?
使ったことないのでピンとこないな。

●駐車監視員
身近な話題だけど微妙。
ちなみにうちの店の前は必ず貼られている。

●チョット、チョットチョット
お笑いネタだけど、今年はインパクトあるのがなかったね。

●ツンデレラ
いかにも新語流行語らしい。

●デンデンデデンデン(武勇伝)
流行する前に消えてしまった感じもするが…。
旬をおもいきり過ぎたね。

●東京タワー
新東京タワー建設計画も決まった年に、ベストセラーのタイトルで
ここに登場するとは。
モスラに折られても、やっぱり東京の象徴だ。

●中食
外で買って家で食べる食事のことでしょ。2年ほど前からあった言葉だけど。

●涙本/泣ける本
これは具体的に何を指すんだろ?「東京タワー」もそうなの?

●捏造(論文とか)
この単語が新聞に出ても驚かなくなっていることが、
実は一番コワイことかもね。

●バイオエタノール
今後は日本でも増えていくのかな?
砂糖の高騰の原因でもあるんだけどね。

●ハンカチ王子
斉藤投手を「王子」と称した人ってリスペクトに値するかも。
高校って言葉に荒んだイメージしか抱けなかった人も多いが、
色々な意味で救世主になったのではないだろうか。

●番号ポータビリティー
勝ったのはauだけど記憶に残ったのはソフトバンクかな。

●品格
国家の品格をどうにかしないと…。

●貧困率
なんだか世相系って、こんなのばっかりだったんだな…。

●ミクシィ
正直、SNSは問題がいっぱいあると思う。
そのうち詐欺とか宗教関係で大きな事件が起きそうな気も…。

●メガドル
時東ぁみ?
一瞬、ドラクエの呪文!?と思ってしまった。

●メタボリックシンドローム(メタボ)
気をつけないとね。

●ユーチューブ(You Tube)
最近、You Tubeの動画を自分のパソコンに保存できる技を知った。
でも、まだやってないけど。

●未履修
言いたいことはいっぱいあるし、学校側の細工のために
補修を課せられる現役生諸君に同情もするが、
高校卒業は資格の取得と概念は一緒のはず。
足りなきゃ埋めるしかないね。がんばってください。

●冥王星
惑星の概念を変え、枠組みを見直すなんて非日常的な話だった。
冥王星自身にとってみれば、そんなの関係ねーよ!オレは回るだけだ!だろうね。
そんなことよりセーラープルートはどうなる?

●浪速乃闘拳
とにかく12月20日に注目。


疲れた…。
しかし、こうして見てみると、えらい小粒なイメージが強いものばかりだ。
ちなみに昨年2005年の年間大賞とトップテンを見ると以下の通り。

◆年間大賞
「小泉劇場」「想定内(外)」

◆トップテン
・クールビズ・刺客・ちょいモテオヤジ・フォーー!
・富裕層・ブログ・ボビーマジック・萌え〜


そっか、ホリエモンの「想定」が受賞したんだっけ。
その翌月に逮捕されてるんだから世の中、何が起きるか分からないものだ。

今年はやはり「イナバウアー」「ハンカチ王子」あたりなんじゃないかな。
最近は結構と無難な選出が多いし、スポーツ関係も多いからな。
そして、この賞はやたら野球寄りなので「新庄劇場」も十分有り得るかも。
しかし「ハンカチ王子」の受賞者である素人の斉藤クンが
授賞式に来ることは、あまり予想できないので
ここはやっぱり「新庄劇場」か「シンジラレナ〜イ」が来そうな予感。

お笑いネタは何年も続いたが、今回は小物が多いし、そろそろ無しかな。
タイミング的には「欧米か!」のほうが流行ってるんだけどね。
なんで候補に入ってないんだ。
書籍関連の言葉も多いけど、どうなんだろうかね。
どうでもいいことなんだけど…。


ミックス

2006年11月20日(月)

メディアの一部では、「ハーフ」という言葉を「差別用語」として扱い、
「ミックス」という言葉を使おうという動きがあるそうだ。
語源は別としても、耳なじみのある「ハーフ」という言葉より、
「ミックス」のほうが差別的な響きを感じるんだけどな。
やっぱり「慣れ」の問題だろうか。
とりあえず今日のブログでは差別用語になるかもしれない「ハーフ」を
使わずに「ミックス」と書いて進めてみたい。
「ハーフ」が差別用語なら「クォーター」も同じかな?

さて、昔のように「ミックス」であることを「売り」に出している
タレントは今の芸能界では少ない。
かといって、それを意識的に隠しているわけでもなく、
有名になってから「ミックス」であることを知ることもしばしばだ。
あの沢尻エリカの母親がフランス人だったことや
山本モナの父親がノルウェー人だということがいい例だ。

昔は「ミックス」ということを意識的に「売り」にして
テレビに出演しているタレントが多かった。
しかし今や「ミックス」であることは「血液型」や「出身地」のように、
「単なるプロフィールの1つ」と捉える人が多くなったように感じる。
日本人の「スタイル」が良くなっている現代、
この「ミックス」が売りでない「ミックスタレント」の大活躍は
それだけ「個性のない子」が増えている裏返しと言えるんじゃないだろうか。

◆最近活躍のミックスタレント
AI 母がアメリカ人
安良城紅 父がアメリカ人
アンジェラ・アキ 母がアメリカ人
伊藤由奈 母がアメリカ人
梅宮アンナ 母がアメリカ人
ウエンツ瑛士 父がアメリカ人
OLIVIA 父がアメリカ人
加藤ローサ 父がイタリア人
金城武 母が台湾人
木村カエラ 父がイギリス人
黒木メイサ 父がアメリカ人
沢尻エリカ 母がフランス人
ジミーMackey 父がアメリカ人
城田優 母がスペイン人
セロ 母がフランス人
滝川クリステル 父がフランス人
土屋アンナ 父がアメリカ人
一青窈 父が台湾人
ベッキー 父がイギリス人
政井マヤ 父がメキシコ人
宮沢りえ 父がオランダ人
森泉 母がアメリカ人
山本モナ 父がノルウェー人
余貴美子 父が中国人
ラルフ鈴木 母がオーストリア人
LISA 母がコロンビア人

秋山純 祖母がフランス人
阿部力 祖母が中国人
安室奈美恵 祖父がアメリカ人
香椎由宇 祖父がアメリカ人
Sowelu 祖父がアメリカ人
辺見えみり 祖父がアメリカ人
観月ありさ 祖父がアメリカ人
満島ひかり 祖母がフランス人
梨花 祖母がフランス人

けっこう多いね。
もう見た目からして「ミックス」なタレントも多いが、
言われてみて「そうなのか?」って人もいる。
国際化していく日本、これからの世の中「ミックス」な人の活躍は
どんどん増えてくるんじゃないかな。


凶暴化する子供たち

2006年11月17日(金)

昨日の続きになるが、やはり負の連鎖は起こってしまった。
相次ぐいじめが原因による子供たちの自殺…。
しかし、その一方では子供たちによる
教師への暴力行為も増加している事実も知っていなければならない。

2005年度に公立の小学校内で児童が起こした暴力行為の件数は、
前年度より6.8%増の2018件で、統計を取り始めた1997年度以降、
過去最多となったことが文部科学省の調査でわかった。
特に教師への暴力は38.1%増の464件と、3年連続で30%超え、
まったく歯止めがかかっていない。
公立の小中高生全体の校内暴力も微増し30283件となっている。

調査は日本全国の公立小中高校が対象、
各教委を通じて実施された。
教師に対して、イスを投げつけたり故意にケガをさせたりといった
一定水準以上の暴力について学校から上がった報告を集計したという。
だけど、校内で処理され教育委員会へ報告されていない暴力事件を含めると
ものすごい数になるのだろう。


小学生の校内暴力で最も多かったのは、子供同士の暴力(喧嘩)。
次いで器物損壊、対教師暴力と続く。
特に対教師暴力の増加率は2003年度が39%アップ、
2004年度が32.8%アップと3年連続で30%超となっている。
文科省によると、特定の児童が繰り返し暴力をふるうケースが昨年より増え、
中には子供の暴力行為が分かっても、保護者が注意しないといった
嘆かわしい事例も報告されている。
小学生の暴力が教師に向かう傾向が強まっている点について
文科省は「はっきりとした原因は分からないが、
喧嘩の仲裁に入った教師に逆上し、矛先を向けるケースが多いようだ。
子供の暴力について小学校側の危機意識は、もともと希薄。
学級担任制で、担任一人に任せきりになるため、
問題が放置されやすい状況がある」と分析している。

尚、小学生の校内暴力で警察に補導されたのは11人。
出席停止も1人いたというから驚きは増す一方だ。
さらに校外での暴力158件を合わせると校内外2176件にも及ぶ。

叱ることは「悪」だと勘違いしている教師と親が増えているのかもしれない。
平然と「子供と、どう接していいのか分からない」と答えている教師すらいる。
もっと深刻なのは、自分で産んだ我が子を、
どう育てていいのか分からない、または分かっていない親もいることだ。
格差社会が広がり、生活が苦しいために共稼ぎの家庭が増え、
そのため家族のコミニュケーション不足が
原因のひとつに上げている専門家もいた。

映画館などでも、前の人の椅子の背もたれを蹴ったり、
足をかけているクソガキがいるが、隣に座っている親は何も注意をしない。
誰かが注意をするまで見て見ぬふりをしている親がほとんどだ。
子供のために叱る事は決して「悪」ではない。
子供を叱らないことのほうが、よっぽど「悪」であり、
子供のためにもならない。
真面目に勉強をしている子供達や社会に迷惑をかけるのだと
学校や親が自覚を持って、時には厳しく叱ってもらいたいものだ。


子供たちが凶暴化しているのは学校だけではない。
最近「こんな小さな子供がなぜこんなことを」とかいう事件も多い。
しかし、子供だからこそ、やっちゃったんじゃない?とも思う。
その行為がいかに残酷であることを認識してないのだろう。
まさにゲームが生んだリセット世代。

だからといって、加害者更正を最優先においた少年法は●●くらえと思う。
認識が甘かろーが、それでも
「人を殺しちゃいけない、傷つけちゃいけない」程度はわかるだろう。
それをやってしまった人間は、たとえ子供でも社会的に
抹殺されても仕方ないと思っている。
「育った家庭環境が〜」やら「いじめで人格形成が〜」やら、
そんなのは被害者にとってチラ裏でしかない。
「だから何?」と言いたい。
アンタも不幸だったかも知らんが、だからといって
被害者が被害受ける理由にはならんだろう。

10代の子供が自宅に放火してしまったり、
親を簡単に殺してしまう事件も増えている。
親、兄弟のことを思ったら、そう簡単にはこのような行動には
走れないと思うが?
突発的に感情が抑え切れなくなってしまうのだろうか?
親に注意されたり怒られたりするだけで「カァーッ!」となり、
キレてしまう子供が確実に多くなってきている。

毎日のように、こんなニュースを耳にするたび目にするたび
すっかり心が荒んでしまっているな…と感じてしまう。
これも核家族になってしまった社会的背景にも問題があるような気も…。
もっと、こうなる前に普段からコミュニケーションをとり、
家族で何でも話し合える環境作りも大切なのではないだろうか。

仕事仕事で父親はいない。母親もパートで家をあける時間が多い。
そんな環境では会話も何もあったもんじゃない。
社会の制度、国の在り方すべての矛盾が子供を犯行に走らせる
大きな要因なのかもしれないな…。

産んだ以上、親は子供のしつけ、教育に責任を持ってほしい。
親が子供をしつけるのは責任であり、義務である。
産んだはいいが親の責任義務を放棄しているようでは
犯罪者予備軍をこの世に生んだと言われても仕方ないのだ。
今の学校になんて任せっきりじゃ、コミュニケーションをとることなんて
絶対に無理なんだからさ。


負の連鎖

2006年11月16日(木)

連日による自殺のニュースが後を絶たない。
ニュースを観るのも新聞を読むのもイヤになってしまうほど
負の連鎖は続いている。

小中学校で、いじめによる自殺が8月以降ふた桁も発生。
さらに自殺のニュースは、いじめによるもの以外でも
必修科目の未履修問題で校長が自殺したり、
裏金問題で物議を醸した岐阜県職員が自殺したりと
「自殺の連鎖」に歯止めがかからない非常に厄介な状態に陥っている。

文科大臣宛てに自殺予告を仄めかす手紙が相次いだり、
石原都知事宛てにまで自殺予告の手紙が…。
何だか、たった1つしかない尊い命が
粗末にされている気がしてしまうのは自分だけではないはず…。
「負の連鎖」を早急に断ち切ってほしいものだ。

学校側の対応がまずいとか、いろいろ言われているが、
何も学校側だけが全て悪いと言うことではないはず。
まず、いじめは教師の見ていない所でやっているもので、
親や教師にバレないように狡猾な手段を使うことが多いのだろう。
言わば「鬼の決まっている鬼ごっこ」みたいな。
それでもって、いじめられっ子は親や教師に言えないような雰囲気になり、
ますます泥沼にハマっていってしまう。
これらが一種の「いじめの法則」なのかな。

親、教師がアテにならないなら警察という方法もあるのだが、
現状では警察が介入していくのは難しい。
いじめにもいろいろあって、それらを細かく分類しても
犯罪として摘発はできるはず。
まず暴力などを振るったら「暴行罪」が成立し、
そこからケガなどをさせたら「傷害罪」
お金を強要したら「恐喝罪」
罵ったり身体的特長をあげつらったりする行為も「侮辱罪」「名誉毀損」
いろいろな罪が成立し、警官としても例え未成年であっても
罪人として摘発できる絶好の好機なのであるし、
いじめた子にとっても「前科者」なり「犯罪者」のレッテルを貼られて
今後の長い人生を送っていかねばならなくなる。
まぁ、最も、そんなことをしたら、お互いに何も出来なくなって、
かえってコミュニケーション不足という厄介な問題が生まれてきそうだけどね。

でも、今の子供達に教えていかなければならないのは
法律という社会のルール、裁判の基礎などを教える「法教育」を
義務教育段階で徹底的に叩き込ませておく必要があるのかもしれない。
先日のニュースでやっていたが、いじめの内容の中には
メールなりインターネットによる手段が急増だとか。
メールは知らない所で画像を撮られて脅されるケース、
インターネットでは掲示板による書き込みによるケースが多いという。
まったくもって便利なネット社会の盲点でもある。

本当に、こういうイヤなニュースを毎日目にするのはウンザリだ。
自殺は殺人であることを再認識するべきだと思う。
とにかく死んだらダメだと言う事を自ら言い聞かせるべきだ。


松坂をレッドソックスが落札

2006年11月15日(水)

いやはや、もう球団買えちゃうレベルじゃないかね、これって。

西武からポスティングシステムを経由して
メジャー入りを希望していた松坂大輔の独占交渉権を獲得したのは
やはりボストンレッドソックスだった。
その入札額はこれまでの噂を遥かに上回る
5111万1111ドル11セント。
入札の特性上、細かい金額だが、ざっと日本円に換算すると約60億円!
今まで例にないほどの莫大な金額のために
日米ともに衝撃的なニュースとなった。
西武が回答期限とされた11月15日午前7時ギリギリまで公表を控えた理由が、
入札の意志の真偽を確認する為だったと言われているが
それも納得の内容である。
しかし60億円という大金、レッドソックスが西武に支払う額で、
年俸とか契約金はまた別にレッドソックスから松坂に支払われる。
つまり、まるまる西武の懐に60億が入ってくるわけだ。
まさに「松坂特別利益!」
西武の株価もさぞかし急上昇したのでは?と思ったが、
そういえば西武は粉飾決算で上場廃止していたんだっけ( ̄◇ ̄;)

しかしながら、このポスティングシステムは「人身売買」と
捉えられてもおかしくない制度である。
FAでは球団は利益が全く得られないので、ポスティングシステムで大金を得る。
今後も球団経営に苦しむチームが、この手段を選んで
利益を得ようと考えるケースが増えてくる可能性が高い。
それに西武球団は60億もの大金をどのように使うのだろうか?
イチローで得た14億の移籍金を、チーム強化に使わずに
本社の会計に回したオリックスみたいな事はしないでほしい。
チーム強化、あるいは休日でもスカスカ状態の西武ドームに
客足を運ばせるような営業費に使うべきだ。

以前から何度も書いているが、FAやドラフト自由枠などと比較しても
最低最悪かつ邪悪なポスティングシステム、
個人的には、こんな制度は廃止してほしいものだ。


さて、松坂の入団するレッドソックスは、今季も地区優勝を
ヤンキースにさらわれ、さらには3年続いたポストシーズン進出も逃した。
年俸総額ではヤンキースに続くメジャー2位の
約1億2000万ドルを誇りながら、結果を残せなかったわけだ。
その理由の一つとしてメジャー30球団中26位だった
チーム防御率4.83が上げられている。
この数字だけでなく、来季予定されている先発スタッフも
エースのカート・シリングとナックルボーラーのティム・ウェイクフィールドが
40代になることもあり、立て直しが最優先課題とされていた。
残る先発3席のうち2つはジョシュ・ベケットと
ストッパーからスィッチされることになるジョナサン・パベルボンが座り、
最後の席に松坂が入ることになるものの、
状況から見ればベケットとの「真のエース争い」ということになりそうだ。

それでも他球団からのエース級FA投手を、下手をすれば2人獲得できる
レベルの大金を松坂に投じたことの理由には足りない。
そこで、アメリカのメディアはレッドソックスのメリットとして、
日本からの放送権料収入を期待できることを挙げており、
これ以外にも同地区のライバルであるヤンキースが
獲得することを、なんとしても阻止したかったと見る向きもあるが、
何を並べても5111万ドルという数字の前ではかすんでしまう。
それほど、この金額は全米を揺るがす想像を絶する規模である。

というのも、レッドソックスは今後は松坂本人との
契約を結ばなければならないが、その交渉に立つ代理人は
「吸血鬼」の異名を持つスコット・ボラスで、
ここでまた信じられない額を毟り取られる可能性が高い。

西武が松坂のポスティングを容認する以前に、
それが実現したらどうなる?というシュミレートの記事が
一時アメリカ各紙に躍ったが、その時の数字は総額で1億ドルだった。
これも半分苦笑いをして眺めるようなものだったが、
5年間で平均年俸1000万ドル超となってくると、
この1億ドルでさえ吹き飛んでしまう。
もはや野球選手の話ではなく、企業の買収や国家間での資金援助といった
規模のとてつもないものになる。

そんな「お口あんぐり呆然」の日米一般大衆をよそに、
レッドソックスのテオ・エプスタインGMは11月14日に記者会見を行い、
松坂の独占交渉権落札について
「本物のタレントだから必要だった。チームにぴったり合うと思う」と語った。
だが、今後の見通しや落札額の評価については
「まだ過程の段階」と言明することを避けている。
「吸血鬼」が相手になるのだから、そりゃそうだね。ヾ(^-^;)
ただ、自主トレで使用する施設の視察のためにロサンゼルスへ入る
松坂について、エプスタインGMは
「ボストンで松坂と彼の家族と早く会えればいい」と語っている。

何にしても、ここから30日間の交渉期間の間に、
それこそ核ミサイルが飛び交うような契約交渉が
実施されることだけは間違いないだろう。

いずれにしてもレッドソックスはアリーグなので、
イチローや松井との直接対決も楽しみだ。
野茂がアメリカに渡った時と同じくらいに楽しみである。
調べたらレッドソックスでは現在は背番号18をつけている選手はいない。
なので松坂はメジャーに行っても背番号18で投げる姿を
観ることが出来そうだ。
やはり松坂大輔には背番号18が良く似合う。
あぁ、もう一人の背番号18が良く似合う投手はどこへ行くのやら…。
しかし来年はますますメジャーリーグから目が離せないな。
日本プロ野球の人気はさらに霞みそうだ。

それにしても、まったく西武はウハウハだな。
西武デパートが一軒、建てられるんじゃないの( ̄◇ ̄;)


さくらや

2006年11月14日(火)

新宿西口のヨドバシカメラ、池袋のビックカメラと共に、
かつてカメラ系家電量販店の3強の一角を担っていた
「さくらや」(拠点は新宿東口)
東京の人なら誰もが一度はお世話になったことがあるだろう。
店内では「安さ爆発カメラのさくらや♪」としつこいくらい流れていた。
その老舗家電量販店が今、危機を迎えている。

自分が西武新宿線沿線の実家に住んでいた頃、
家電やカメラなどを買う時は新宿まで出て、
ヨドバシカメラと、さくらやを行き来しながら価格を見比べたものだ。
西武池袋沿線で1人暮らしをしていた頃は
池袋でビックカメラとさくらやを
行ったり来たりしながら商品を選んでいた。

さくらやの全盛期は、出店攻勢や宣伝戦略によって
グングンと業績を上げていった1980年代。
しかし、ヨドバシカメラが量販店初のポイントカードを導入し、
ポイント競争が本格化した1990年代に入ると、
ヨドバシカメラやビックカメラに徐々に押されるようになってしまった。
1997年に出店した仙台店が僅か2年で閉店するという失敗により、
さくらやは地方への出店に及び腰となり、結局これが
ライバルに大きな差を付けられる決定的な要因となってしまったようだ。
そして首都圏の店舗も、サンシャイン通りにあった池袋の大きな店舗や
横浜、吉祥寺などからも次々と撤退。
ついに2004年には投資ファンドのフェニックス・キャピタルの
傘下に入ってしまった。

ただ、フェニックス・キャピタルによる現在までの経営再建は
あまり順調にはいかなかったようで、大きな改善のないまま
2年の月日が経過し、遂に新しい動きを起こすことになった。
それは福岡に拠点を置く「ベスト電器」が、さくらやの40%に当たる
株式を取得し、連結子会社化すると発表した。
ベスト電器は首都圏ではそれほど強い家電量販店ではないが、
全国に578店舗を展開し、家電量販店業界では
7位の売り上げ規模を誇る一大チェーンである。
さくらやの買収によって首都圏での売り上げを伸ばし、
ベスト電器の認知度を高めるのが狙いのようだ。

今回の買収によって、既存のさくらやはベスト電器に看板を変える…と思いきや、
やはり首都圏での認知度が高い「さくらや」の屋号は、
フルに活用する考えのようで、現在すでに首都圏にあるベスト電器の店舗も
逆に一部を「さくらや」に変えていく方針らしい。
今回の買収で「さくらや」は店舗を拡大でき、
ベスト電器は首都圏での売り上げを伸ばせる。
これは双方にともに大きなメリットを得そうだ。

かつては横並びだったヨドバシカメラやビックカメラは、
今となっては、かなり遠い存在になってしまったが、
ベスト電器と上手く融合しながら、再びさくらやに活気が戻れば、
ヨドバシVSビック、コジマVSヤマダのように、消費者としては
選択肢が増え、それが価格競争にも出てきて良いこと間違いなしのはず。
若い頃にお世話になった「さくらや」には是非とも頑張ってほしいものだ。

◆家電量販店の売上高順位
1位 ヤマダ電機(前橋) 約1兆3000億円
2位 エディオン(名古屋) 約7000億円
3位 ヨドバシカメラ(東京) 約6000億円
4位 コジマ(宇都宮) 約5000億円
5位 ビックカメラ(東京) 約4300億円
6位 ギガスケーズデンキ(水戸) 約4000億円
7位 ベスト電器(福岡) 約3600億円
8位 上新電機(大阪) 約3000億円


ゲーム機の今後

2006年11月13日(月)

11月11日、Sonyのプレイステーション3が発売された。
ゲーム業界では当然のように行われる発売延期もなく、
日本各地で早朝から長蛇の列だったようだ。
PS3発売記念として久々にゲームの話題を書いてみようか。

華々しく発売されたPS3だが、生産遅れによる品不足から、
発売日の国内出荷台数は僅か10万台弱。
これは前機種のPS2が発売から3日間で約100万台売れたことを考えると、
なんとも心もとない台数であり、日本各地でファンが殺到し、
大混乱したのも頷ける。
PS3は年内に100万台が出荷される予定だが、
果たして量産体制が整っているのかは疑問だ。

12月初頭には任天堂の新機種「Wii」が満を持して発売される予定である。
同時期に携帯ゲームのDSとPSPが発売された2年前を思い出すと、
初回出荷はDSの50万台に対し、PSPは20万台だった。
初週の実売はDSが46万8883台に対し、PSPが16万19台だった。
発売4週間の実売ではDSは149万5596台に対し、PSPは54万4304台と
年末商戦は当然のように最初から台数を用意できたDSが圧倒した。
(実売台数はメディアクリエイト調べ)

しかし大量に供給されて、売れ行きの落ち着いたDSに対し、
PSPは出荷が少なく「行列」や「オークションの転売」が派手に報道され、
むしろPSPのほうが(台数を用意できれば)人気のある印象を与えたのは事実。
その後、PSPの売れ行きは落ち着き、逆に春に出た「nintendogs」や
「脳トレ」発売以降、口コミでDS人気が加速、
さらに少し形をコンパクトにした「DS Light」も発売。
これによってDS市場は、この1年の間にトリプルミリオンソフト連発で
毎週10万台以上出荷されても、即完売を繰り返している。

今回の初回出荷「Wii」は40万台程度という噂であり、
一方のPS3は10万台以下だった。
PS3(11/11)はWii(12/2)より3週間発売が早いので、
どちらも予定通りに年内100万台程度の出荷がされた場合、
年末商戦は今の任天堂人気、PSの固定ファン(+品薄転売)を考えると、
ともに年内は順調に推移し、それ以降は厳しい展開と予想する。

キーの1つになる可能性を秘めているのが「ゲームセンター」のように思う。
「ムシキング」「ラブandベリー」の人気が大きいのだろうが、
一時期落ち込んでいたアーケードゲーム市場が、ここ数年の間で復活傾向にある。
大型アミューズメント施設に行くと「プリクラ」「クレーンゲーム」
「体感ゲーム」の人気は落ち着き、「従来型のビデオゲーム」が減って、
「ICカード使用のオンラインゲーム」や「メダルゲーム」が人気に見える。
ファミコンからPS2までは、ゲーセンの人気ゲームが
家でもプレイできるというのが家庭用据置ゲーム機の売りだった。
しかし、今やグラフィック等の「見た目」で言えば、
「家庭用据置ゲーム」が追い抜いてしまったため、
「アーケードゲーム」は「PS2」が苦手とする「対戦」「オンライン」
「体感」といった方向に発展した。
最近はDSへの移植を意識した「タッチパネル」や「ペン」を利用したゲームも
ゲーセンで目に付くようになった。

つまり、アーケードの人気ゲームの移植という点で見ると、
「PS3」の得意とする部分は生かされず「Wii」の得意とする部分が有利に働く。
シリーズ物の続編ばかりに人気が集中した「PS2市場」において、
数少ない新しいヒットは「太鼓の達人」の移植だった。
一時期、マリオの生みの親「宮本茂」が、
やたらセガの「サンバDEアミーゴ」を誉めていたことがあるが、
「Wii」の同じ方向性だったからと言えるだろう。
まぁ、個人的にはメダルゲームが家庭用オンラインゲームとして移植されて、
そのコインで自分だけの何かが構築できたら面白いように思うんだけどね。

「Wii」の目玉でもあるリモコンコントローラーだが、
「リモコンを振るようなゲームは疲れる」とか「すぐ飽きる」という
不安意見をよく目にしたり聞いたりする。
しかし「DS」はどうだっただろう。
Wii同様「ペンを使う携帯ゲームなんて…」と言われたし、
ペンを使わない旧来型操作のソフトも多数発売されヒットしている。
要は、オプション販売では普及しづらい「入出力装置」の汎用性を高めただけで、
「ペン入力」にせよ「音声認識」にせよ「2画面」にせよ、
出来ないより出来たほうが良いということに落ち着いている。

むしろ不安視するのは「据置型ゲーム機」というスタイルの古さなのだ。
とかく現代人は忙しい。
テレビを見ながら裏番組を録画して、メールを待ちながら、音楽聴き、
食事しながら宿題やって、ブログを書いて等々…。
とてもじゃないが、テレビゲームonlyに費やす時間は残ってもいないし、
今のゲームソフトに、それだけの魅力は無い。
また、テレビを見ながら身内にDSをやらせてみることは可能でも、
誰かが見ている茶の間のテレビを奪ってまでゲームを始めることは難しい。
この辺を解決しない限り、いくら画像が綺麗でも
「据置型ゲーム機」は廃れるように思う。
テレビは「見ること」以上に「点いていること」に価値があるのだから。

しかし、PS3の本体に付属してるAVケーブルが、
あの「黄と白と赤」の奴ってのが、何とも「PS3の理想」と
「茶の間の現実」のギャップを象徴しているね。ヾ(^-^;)


自律的労働時間制

2006年11月12日(日)

先日、いつものように何気なくネットでニュースを見ていたら
「なんだこれは?!」という記事が目に付いた。
世のサラリーマン諸氏にとっては驚きの制度の導入が検討されている。

自律的労働時間制。
聞いたこともない言葉だ。
その全貌は以下、毎日新聞のネットニュースから全文引用で。

「労働運動総合研究所」(代表理事・牧野富夫日大教授)は8日、
厚生労働省が導入を検討している「自律的労働時間制度
(日本版ホワイトカラー・イグゼンプション)」が導入されれば、
約11兆6000億円の残業代が支払われなくなる可能性があるとする
推計を発表した。
同制度は、管理職手前の労働者を対象に、年収や休日確保などを条件に
労働基準法の週40時間の労働時間規制を除外するもの。
労働者の判断で労働時間を管理する制度で残業代は支払われない。
厚労省は来年の通常国会に労基法改正案を提出する方向で検討している。

推計は条件となる年収の導入を強く推奨してきた
日本経団連が提案していた400万円以上のホワイトカラー労働者で
計算した。厚労省や総務省の労働データをもとにした計算では
管理・監督職をのぞいた対象者は約1013万人。
これらの労働者の年収総額からボーナスを除き、残業時間の割合などから
残業代と不払い残業代分を推計した結果、
約11兆6000億円(残業代約4・5兆円、不払い残業代約7兆円)とした。
厚労省の試案は、対象者の年収を1000万円以上と想定しているため
これより低額になるとみられる。
同研究所は「残業代を横取りし、長時間労働で過労死など健康被害を招く
制度であり、到底容認できない」と話している。【東海林智】


おいおい、なんだよこれは。
これじゃあ、サラリーマンがいくら残業しても、
残業代「0円」で使い放題!(ソフトバンクモバイル風)
まさに予想外な制度を厚生労働省が導入検討中ということかい。

「日本版ホワイトカラー・イグゼンプション」は年収400万円以上の
ホワイトカラーの従業員に適用予定、
これで全企業が払わなくてすむ残業代は11兆6000円って…。

「ホワイトカラー・イグゼンプション」はアメリカが起源だが、
アメリカの企業は仕事はバリバリする時はするけど、
バケーションはしっかり取って、まさに「ON・OFF」が
はっきりしていることが当然となっている。
休みをとりずらい、残業を拒否しずらい日本では、
この制度は馴染めないのではないか?いや無理だろう。

残業代については、同じ仕事をしているのに効率が悪く
残業になってしまった従業員の方が多くお金をもらう、ということも
多々あるようだが、ここは会社側が評価とかで給与に差をつけるとかしてほしい。
この「ホワイトカラー・イグゼンプション」導入された場合、
経営者はどう考えるのかな。
やはり、ほとんどの企業は経費削減のため、残業代を払わなくてすむ、
いわゆるサービス残業が合法になるなら、できるだけ少ない人数で
「死ぬほど働け、働け」となるんだろうね。
ということで、会社に残った人は過労死急増。
そして、あぶれた人は失業者急増という結末になりそうな気がしてならない。

厚生年金も年々上昇、介護保険料も支払わなくてはならない。
それなのに残業代もなくなる日本を底辺で支えるサラリーマン。
本当にご苦労様です。
自分はサラリーマン経験がほとんどないが、
この制度には納得いかないし、サラリーマンの置かれている微妙な立場も
ある程度は理解しているつもりだ。

まったく、こんな制度がまかり通った日本が、
本当に安倍首相の言う「美しい国」なんだろうかね??
サラリーマンの屍だらけになるぞ。


今夜もねむい

2006年11月11日(土)

昨日の日記にも書いたが夜更かし→早起きの自虐コンボ。
今朝も結局、9時半頃にマンション2年点検の業者が来て
深い眠りから起こされてしまった。
我が家はマンションの最上階のひとつ下でもあり、
何か点検の類をする時は上から来るが基本なので早いとは思っていたが、
まさかこんなに早いとは…。
寝ているときはあまり夢を見ない方なのだが
このときに限って夢を見ていた。
それも起きた後でも鮮明に覚えている夢だった。
なぜか安田美沙子と遊んでいる夢。(^-^;)
安田美沙子はキライではないが、特別好きなわけでもない。
なのに、なぜ夢にまで出てきていたのかは不明。
しかし、せっかくの楽しい夢をいきなりブチ切られてしまった。
その後は目が冴えてしまい再び寝ることはなく
休日の雨の土曜日を普通に何気なく過ごした。

溜まっていた録画した番組を観たり、
近くの大型スーパーまで車で買い物に行ったり。
18時から6時間の生放送「たけしの日本教育白書」を観たり、
途中で女子バレーにチャンネルを替えてみたり。
しかし「たけしの日本教育白書」の後半はソファーに寝転がってみている最中、
知らない間に眠りの世界へ落ちてしまい、気づいたら「すぽると」も終わっていて
「うまッチ!」がテレビ画面に写っていた。
それから急いで風呂に入るものの昨夜同様に湯船で30分ほど寝てしまったようで
空白の時間があった。( ̄◇ ̄;)
明日の日曜こそ「もう寝ているの飽きた!」っていうくらい
寝ていようと心に誓った。

「たけしの日本教育白書」の中にも出てきた日本の学校教育のこととか
いろいろ書きたいネタが溜まっているのだが、今も睡魔に襲われ中のために
文字にするには頭の中で整理できない状態なので、
また後日にまとめて書きたいと思う。

まぁ、昨夜に続きパス2ということで…ヾ(^-^;)
さて今夜は誰が夢の中に出演してくれるのかな?
できれば上戸彩か堀北真希を希望。


ねむい

2006年11月10日(金)

ここ3日間、早起きだった。
木曜は築地に仕入れに行くために超早出、
昨日は仕事自体は遅出だったが、豊洲を探索するために早起きした。
そして今日も早出。
夜更かし→早起きという自虐コンボを3日間続けていたので異常に眠い。
先ほど「SRS」を見終わって風呂に入ったのが
3時くらいだったが、知らないうちに湯船につかりながら
寝ていたみたいで1時間半ほど空白の時間がある。

明日は仕事は休みだが、マンションの2年点検のために
業者が9時〜12時というアバウトな時間に訪問してくる。
要は9時から起きて待っていろということなので
それなりの時間に起きなければ…。
点検後、映画「DEATH NOTE the Last name」を観に行きたかったが、
2時間以上の映画なんて絶対に寝てしまいそうなので無理かな。
日曜に野球の試合がないのが幸いだ。
おもいきり寝溜めをして体のリカバリーに充てたい。


豊洲

2006年11月09日(木)

今日は遅出だったので、仕事前に先月オープンした
「アーバンドック ららぽーと豊洲」に行ってきた。

まず「豊洲」という場所を説明すると、
都心からお台場に行くにはレインボーブリッジ経由が近いが、
通行不可の自転車(徒歩なら昼間可)で行く場合に湾岸沿いを
北に遠回りする必要があるのだが、その中間あたりが「豊洲」

隣接する晴海と豊洲は、実は昭和15年開催の東京万博(戦争で中止)の
会場予定地だった埋立地で、戦後は石川島播磨重工業の造船工場があった。
その石川島播磨重工の広大な跡地に「ららぽーと豊洲」は建設された。
最寄り駅は豊洲駅(有楽町線、ゆりかもめ)。
徒歩3分だが「有楽町線」の駅は真下なのに地下で繋がっておらず、
わざわざ外に出て遠回りさせられる…。

第一印象は…入口はどこ?って感じ。
まぁ、駅に直接つながっていない最近の複合商業施設は
外観のデザインからか得てして入り口が分かりにくい作りになっている。
晴海通りに面している建物は別館(スーパー&スポーツジム)で、
メインの建物が奥にあるため、とても分かりづらい感じだ。
しかも駅から一番近い入口も、ここなの?って感じなのだ。

しかし!中に入ると、その広さにビックリさせられる。
見た目は「羽田空港の第2ターミナル」っぽい感じかも。
運河に面した「造船ドック」を囲むように「凡」の字のような建物で、
テナントは1〜3階のみ。
運河側がガラス張り&吹き抜け&天井採光で、とても開放的な造り。
普通に施設内を歩いているだけでも陽の光を浴びることができ、
今日のような晴天の日は、とても気分が良くなる。
通路も広いので休日の人が多い時でも狭さは感じないだろう。
ただ、ちょっと複雑な作りのために自分がどこにいるのか、
また自分の行きたい場所に行くのに迷いそうな雰囲気もある。


メディアで取り上げられていた一番の注目施設、
メキシコから来た子供の職業体験施設「キッザニア」は、
外から見た感じだと、それほど広くないように見えたが、
実際に中に入ったらどうなんだろう。
しかし中で何もできない大人が付き添いで入るだけで
2000円(休日)も取られるなんて…。
まぁ、子供のいない自分には関係のない施設ではあるけどね。
だけどキッザニアのあるせいで休日は子供が多いんだろうな。
錦糸町にあるアルカキットというビルのワンフロア全部を使っている
100円均一のダイソーがあり、何回か行ったことがあるが、
そのビル内にアカチャンホンポがあるため、
ビル全体に子供が多すぎて五月蠅くてイライラしたことがあり、
もう行く気にならなくなっている。
ここもそんな風にならなければいいが…。

東急ハンズ、ユニクロ、HMV、無印良品、紀伊国屋書店、in the ROOM、
そして国内最大級のスクリーンを持つ12の映画館の入ったシネコンと、
テナント自体はありがちな感じだけど、飲食店に関しては
マクドナルド、ケンタッキー、ミスタードーナツなど
よく目にするチェーン店は一切、入っていない。
その辺で他の商業施設と差別化を図ったのかな。
上記ファーストフード店が入ると、どうしてもイトーヨーカドーとか
ジャスコ的な雰囲気になってしまいそうだしね。
秋葉原にあるアソビットシティが入っていたのには驚いた。


全体的にファミリー向けなのかもしれないが、
ベンチやカーペットのような細かい所は意外と高級感があった。
至る所にベンチが自然に置いてあるので休憩もしやすそうだ。
そして、この施設の良い所は「ドックの岸壁やクレーン」「古い鉄道橋」など、
今まであったモノを活用してるところ。
豊洲の歴史をそのまま残している。

右の晴海埠頭には「古いコンクリート工場」と「晴海トリトンスクエア」
目の前には、出来たばかりの晴海大橋、その奥にレインボーブリッジ。
左の豊洲埠頭は「ガスの科学館」と真新しい公園。
この景色は一見の価値があるかも。
「東京湾大華火祭」を観るには絶好の場所になるだろうな。
逆に晴海大橋から「ららぽーと豊洲」を眺めるのも気持ち良いかも。

豊洲に行ったついでに寄ってもらいたいのが
ガスの科学館「がずてなーに(入場無料)」がお薦め。
TBS感謝祭のような団体でのクイズコーナーなど、ブラっと入って
自由に見学できる。
また豊洲といえば「セブンイレブン一号店」も有名かな。
豊洲の交差点から、ゆりかもめと逆方向に徒歩1分ほど。
創業当時の建物ではないが、今も同じ場所で営業している。
ついでに、そのままもう少し足を伸ばすと、
「野ブタをプロデュース」で亀梨演じる修二が住んでたマンションがあったり
修二と野ブタが初めて会った「堤防の柳」のロケ地があったりする。

実は豊洲は今のマンションを探す前、豊洲辺りも探していた。
実際、晴海通り沿いの20階建てのマンションの抽選にも当たったのだが、
当時は全く何もない場所であり、夜は暗くて怖い雰囲気すらあった。
買い物をするにも商店街もなければ、コンビニすら僅かしかなかった。
ほんの5、6年前の話だが、その間に、この街は急速に発展した。
地下鉄有楽町線の豊洲駅も見違えるほど綺麗な駅になっていた。
今もまだ開発途中の街であり、至る所に建設中のビルやマンション。
さらに手付かずの広大な土地も多く残っている。
ある意味、お台場に次ぐ人工都市と言ってもいいかもしれない。
また、あと5年もしたら大変貌している街なんだろうな。

ところで「ららぽーと豊洲」は我が家のバルコニーから全てではないが、
望むことができるのだが、その奥に建設中のマンションがある。
確か完成したら53階建てだったと思うが、
もろに我が家から見える富士山の手前にそびえ立ちそう…。
せっかく空気が澄んだ冬場は綺麗に富士山を望めるのに…。
そのうち夏の東京湾華火も豊洲ビル群で見えなくなってしまいそうだな。


日米野球

2006年11月08日(水)

2年おきに開催される日米野球が閉幕した。
今年は東京、大阪、福岡の3ドームで行われ、
結局、最終戦も延長戦の末にアメリカが勝利し、
アメリカが5戦全勝で全勝賞金の1億4000万円を総取りした。
日本としてはベーブルースが来日した1934年以来、72年ぶりとなる
日米野球全敗に終わる結果となってしまった。
各試合内容を振り返るのは、あまりにも面倒なので割愛するが、
今回の日米野球は、やはり両国に意識の差が
結果となって顕れてしまったようだ。

メジャーチームは城島や井口が注目を浴びがちだったが、
ホームラン王のハワードを筆頭にタイトルホルダーが
何人か名を連ねて来日した。
さらにアメリカ側から引き分けの際は延長戦を要求してきたのを聞いて、
やはりWBCで赤っ恥をかいたアメリカサイドは
本気で戦うつもりだと感じていた。
逆に日本チームの意識はどのくらいだったのか?
アメリカと比べると、かなりの温度差があったことは
試合をやる前から明らかだった。
日本チームを率いた野村監督のコメントによると、
辞退者は総勢25人も出たとか…。( ̄◇ ̄;)
25人って、あまりにも多すぎないか!?
もし捕手で誰か辞退者がいたのなら、プロ野球のベンチ入り25人なので
1つのチームが作れてしまう。
それも今回の日米野球に出場した日本チームよりも強力なチームがだ。
この25人の中に故障を理由に辞退した選手も数人いるのは確かだが、
本当に故障している選手って何人いたのだろうか?
特に中日ドラゴンズから1人も出していないのにはブーイングものだ。
WBCでも非協力的な姿勢で非難を浴びせられたのに、
今回の日米野球においても出場者はゼロ。
現役時代から協調性のなかった落合監督は、
監督になっても変わっていないのかね。
まぁ、監督の責任ではないのだろうけど。
それと、仮にも日本代表チームなわけだから、
ダントツ最下位チームの監督が全日本の監督やっているってのも…。

さらにプロ野球の選手会では、今年からWBCが始まったことにより、
日米野球にプロ野球選手が出場するのは今回で最後としたい旨を
提案しているというではないか。
最終的にはファンの意見を聞いて決定したいという方針だが、
こんなに日本側がバタバタしていたなら、
今回の全敗という結果は妥当だったと言える。
日米野球の出場選手はファン投票を元に決められるのだが、
辞退者続出では、せっかく投票してくれたファンの立場はどうなってしまうのか。

サッカーでは日本代表に選ばれることは名誉である。
海外からでも飛んでくるのに、野球の場合は国内でも辞退者続出。
同じスポーツでも、こうも違うものなのか、野球人として寂しくなってしまう。
これではサッカーを選ぶ子供達が増えていくのも解る。
シーズン終了後のイベントのために契約外なのかもしれないが、
楽しみにしている子供達のためにも、選ばれた選手たちは
メジャー相手に真剣勝負をしてほしかった。
その姿を野球選手に憧れる子供たちに見せてほしかった。
こんな状況が続けば、日米野球などやる意味がない。
メジャーチームに対しても失礼極まりない。
親善試合の気持ちが大きいのかな。WBCのような一体感が欲しい。

10日から始まるアジアシリーズを控えている
日本一のチーム、北海道日本ハムファイターズから
辞退者が出るのは当然の流れではある。
こちらは本当の真剣勝負だからね。
それでも日米野球に出場した小笠原選手は立派だった。
彼は今年、WBC、レギュラーシーズン、オールスター、プレーオフ、
日本シリーズ、東西対抗、日米野球、アジアシリーズと全てに出場。
特に昼間に東西対抗に出場し、夜は日米野球と掛け持ちで出場した姿には
プロ野球選手たるものが何なのかを理解している証拠だ。
アテネオリンピックの時も代表チームに参加したし、
今、日本で最もプロと言える野球選手ではないだろうか。

さて2年後の日米野球はどうなっているのだろうか?
3年後の2009年には第2回目のWBCが控えている。
WBCの前哨戦のような位置づけはできないのだろうか。
せっかくメジャーと戦えるのだから、もっと考えてもらいたいね。
でも、きっとまた今回のような辞退者が続出するんだろうな。
それならファン投票なんか必要ない。
いや、いっそ日米野球なんか止めてしまったほうがいいと思う。


バレーボールの世界大会

2006年11月07日(火)

昨日の続きのようなブログになるが、
バレーボールの世界大会について調べてみた。

◆ワールドカップ
1965年の第1回がポーランド、1969年の第2回が東ドイツで開催されたが
その2大会は男子のみで女子の大会は1973年の第3回大会から。
第3回大会はウルグアイで開催されたが、なぜか女子のみ。
なぜ男子の大会がなかったのかは不明。
そして1977年からは毎回、日本で開催されている。
ちなみに1977年は日本女子は優勝。男子は準優勝だった。
来年の大会も日本開催がすでに決まっている。
そして日本は開催国のため、毎回出場権があるのだそうだ。
五輪では予選で負けて出場できないこともあったが、
どんなに弱い日本男子でも、必ず出場できる不思議な大会なのだ。
尚、フジテレビが独占放送している。

◆歴代イメージソング◆
2003年 NEWS「NEWSニッポン」 男子:9位/女子:5位
1999年 嵐「A・RA・SHI」 男子:10位/女子:6位
1995年 V6「MUSIC FOR THE PEOPLE」 男子:5位/女子:6位
1991年 森高千里「ファイト!!」 男子:4位/女子:7位
1989年 WINK「Special To Me」 男子:?位/女子:?位


◆世界選手権(世界バレー)
現在、TBSで中継されている「世界バレー」がこの大会。
男子は1949年チェコスロバキア大会、女子は1952年ソ連大会から
始まっており、歴史が深い。
当然、毎回男女とも開催地は変わり、日本で開催されたのは
1967年の女子、1998年には男女とも開催された。
今年2006年の大会に続き次回2010年も男女とも日本開催が決まっている。
この大会は開催国の決勝出場権はない。
毎回、TBSが独占放送している。

◆歴代イメージソング◆
2006年 WaT「Ready Go!」 男子:?位/女子:?位 男子女子とも日本で開催
2002年 globe vs push「dream from above」 男子:9位/女子:13位
男子アルゼンチン、女子ドイツで開催
1998年 SPEED「ALL MY TRUE LOVE」 男子:15位/女子:8位
男子女子とも日本で開催


◆オリンピック世界最終予選
当然、オリンピックの直前には最終予選がありテレビ放送される。
前回はTBSとフジが共同で放送した。
五輪の予選大会のはずなのに、なぜか毎回、男子も女子も日本開催が多い。
なぜ、日本以外の国がクレームをつけないのか不思議だ。

◆歴代イメージソング◆
2004年女子 NEWS「希望〜Yell〜」 フジ&TBS 五輪9位 日本で開催
2004年男子 NEWS「希望〜Yell〜」 フジ&TBS 予選敗退 日本で開催
2000年女子 モーニング娘「DANCEするのだ!」 TBS 予選敗退 日本で開催
2000年男子 嵐「台風ジェネレーション」 フジ深夜 予選敗退 ポルトガルで開催
1996年女子 V6「BEAT YOUR HEART」 フジ 五輪5位 日本で開催
1996年男子 ? ? 予選敗退 日本で開催


◆ワールドグランプリ
他の世界大会は4年に1度の開催になっているのに、
この「ワールドグランプリ」は毎年開催されている。
三大大会でもなく、いったい何が目的の大会なのか?
以下は日本バレー協会のサイトより引用。

ワールドグランプリとは
1993年に国際バレーボール連盟(FIVB)が女子の世界トップチームを
アジア地区に集め、バレーボール技術の向上とテレビ放送による
バレーボールの振興・普及を目的に創設したスポーツ界に類を見ない世界大会。
2006年大会も世界から12チームが参加し、通算で14回目の開催となった。

なんだそうで今年もフジが独占放送。
今やっている「世界バレー」のちょっと前にやっていたので
覚えている人も多いだろう。
予選は日本を含む9ヶ国で開催され、決勝も日本で開催した。
今年の日本は開催国のため決勝ラウンドへの出場権を持っていたが、
その事実は伏せて予選の放送が行われていた。
なんだかな〜。

◆歴代イメージソング◆
2006年 GYM「フィーバーとフューチャー」 女子:6位 日本で予選、決勝イタリア開催
2005年 NEWS「TEPPEN」 女子:5位  日本で予選・決勝開催
04年 NEWS「紅く燃ゆる太陽」 女子:?位 日本で予選開催


◆ワールドリーグ
「ワールドグランプリ」は女子だけの大会であり、
男子のワールドグランプリは無いのか?という疑問が…。
どうやら、それに該当するのが「ワールドリーグ」という大会で
地味にこっそりTBSで放送されていたりするが、あまり印象にない。
予選は日本を含む4ヵ国で開催され、今年の決勝はロシアだった。
日本男子の成績は…調べるの面倒なので割愛。


◆ワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャン)
国際バレーボール連盟主催の国際大会であり、
北中米、南米、ヨーロッパ、アジア各大陸チャンピオン4チームと
開催国の日本及び国際バレーボール連盟推薦チームの合計6チームが戦い
世界一を決定する。
1993年に第一回の大会が行われ、4年に1度、
必ず日本で開催されることが決まっている。
この大会は日テレが独占放送。

◆歴代イメージソング◆
2005年 KAT-TUN「GLORIA」 男子:4位/6チーム、女子:5位/6チーム
2001年 Memory Cats「TOMORROW」 男子:5位/6チーム、女子:3位/6チーム
1997年 MAX「Shinin’on−Shinin’love」 男子:5位/6チーム、女子:5位/6チーム
1993年 前田亘輝「Try Boy,Try Girl」 男子:4位/6チーム、女子:4位/6チーム


◆ワールドスーパーチャレンジ
この大会はテレ朝が独占放送していた。
オリンピックの年と世界選手権の年(つまり2年に1回)に、
そのメダル獲得3チームを招いて日本と合わせて
4ヶ国で対戦という主旨だったようだが
バレー人気の停滞期と、金銀銅メダル獲得した強豪国3ヶ国+日本という
組み合わせに無理が出て、大会は1996年を最後に消えたようだ。

◆歴代イメージソング◆
1996年 m.c.A・T「Thunder Party」
1994年 四銃士「DO YOUR BEST」
1992年 中西圭三「あの空を忘れない」
1990年 ノーマ・ジーン「TOMORROW」

まったく覚えていないので、かなりマイナーな大会だったみたいだね。


◆春の高校バレー
ご存知、春高バレーは国際大会とは全く関係ないが、
イメージソングの紹介も兼ねてオマケで。
この大会はフジテレビが独占放送。

◆歴代イメージソング◆
2006年 玉置成実「MY WAY」
2005年 NEWS「きらめきの彼方へ」
2004年 NEWS「Stand Up」
2003年 嵐「コイゴコロ」
2002年 嵐「Easy Crazy Break Down」
2001年 嵐「はなさない!」
2000年 嵐「HORIZON」
1999年 20th century「OPEN THE GATE」
1998年 V6「Be Yourself」
1997年 BEAT BOYS「May Be」
1996年 V6「MADE IN JAPAN」
1995年 吉田朋代「OPEN YOUR HEART」
1994年 貴島サリオ「Together光の中で…」
1993年 森川美穂「君が君でいるために」


「ワールドカップ」や「グラチャン」が必ず日本単独開催する理由は
公式には発表されていないが、まずは莫大な興行収入が見込めること。
世界中継するだけの放送技術を持っていること。
大会をバックアップするだけの豊富な資金力があること。治安がいいこと。
会場が揃っていること。などの理由が考えられている。

「ワールドカップは日本で開催される」というルールにすらなっている。
すでに各国選手の中にも「ワールドカップは日本で行なわれるもの」
という認識があるので、特に問題がないのかな…。

いろいろ調べて疲れました。
日本には、どの大会も頑張ってもらいたいものだ。
それにしても最近の世界大会はジャニーズでもっているようなもんだね。


世界バレー

2006年11月06日(月)

初戦に格下の台湾に敗れるという波乱があったが、
その後は全勝で1次リーグを勝ち上がった日本女子。
この試合方式がよく分からなかったので調べてみた。


■試合方式
【1次リーグ】
出場24チームが6チームずつ4組(A〜D組)に分かれ、
総当たり戦を行う。
各組上位4チームが2次リーグに進出。

【2次リーグ】
A組の上位4チームとD組の同が対戦(E組とする)
同様にB組とC組も対戦(F組とする)。
1次と2次の勝ち点の合計でE、F組の
上位6チームが順位決定戦に進む。

【順位決定戦】
E、F組の各上位2チームが1〜4位決定戦へ。
E、F組の3、4位チームが5〜8位決定戦へ。
E、F組の5、6位チームは9〜12位決定戦を行う。


ちょっと待て。
「予選1次リーグ」に違和感が感じられるんだけど…。
出場24チーム(24ヶ国)を4グループに分けているなら、
世界4位以内のチームが入っていそうなんだが、
日本女子と同じA組には強いチームが入っていないぞ。

ここで女子の各グループの組分けをチェックしてみると、

●A組
日本(7位・開催国)
韓国(8位)
ポーランド(9位)
ケニア(18位)
台湾(21位)
コスタリカ(25位)

●B組
中国(1位)
ロシア(6位)
イツ(10位)
ドミニカ(13位)
メキシコ(24位)
アゼルバイジャン(26位)

●C組
ブラジル(2位)
アメリカ(5位)
オランダ(11位)
プエルトリコ(15位)
カメルーン(23位)
カザフスタン(26位)

●D組
イタリア(3位)
キューバ(4位)
トルコ(12位)
エジプト(16位)
ペルー(19位)
セルビア・モンテネグロ(28位)

※カッコ内は世界ランキング順位

なんと日本は「開催国」という理由で最初から別格扱いのようだ。
日本を最初にA組に入れてから、他のチームを世界ランキング順に
公平にグループ分けしているのだ。
A(開催国7位)→B(1位)→C(2位)→D(3位)→D(4位)→C(5位)
→B(6位)→A(8位)
さらに20位以下の国は抽選で振り分けていることが分かった。

この方法だと「開催国」は上位6チームと別グループになり、
ランキング7位の日本にとって「楽な相手ばかりの組み合わせ」となる。
そもそも上位を「世界ランキング順」にグループ分けしているのに、
なぜ下位を「抽選」で振り分けているのだろうか?
「抽選会」という言葉を使って、偶然「ラッキーな組み合わせ」と
なったように見せかけたいんじゃないのかと疑いたくなる。

他にも、移動の負担がかかる「札幌」「長野」「福岡」などでも行われた
「一次リーグ」だったが、日本の属するA組は、
女子は「代々木」で男子は「さいたま」だったりする。
試合日程も、男女とも序盤は弱いチームと当たり、
上位2チーム(女子の場合、韓国とポーランド)とは、
最後の2試合に対戦する組み合わせになっていた。

日本だけ、たまたま都合良い日程になったとは考えづらく、
隅々まで日本にとって都合良くセッティングされているのではないか。
だけど、グループ内ランキングブービーの台湾に負けてるようじゃ、
せっかくの「開催地の超優遇」も意味が無くなってしまうけどね。
とりあえずグループ2位で二次リーグ進出を果たしたものの、
最終的には9〜12位決定戦になりそうな気もしないでもないが…。

今回の「世界バレー」は「真の世界一決定戦」と名乗っているが、
「開催国(1998〜2010年の4回中3回が日本開催!)」や、
「組み合わせ」から公平にしてもらわないと、
「真の世界一決定戦」には程遠い気がするのだが…。

大人たちが一生懸命に日本が勝ち上がりやすく工作したのに、
いきなり台湾に負けたのは大爆笑なのかもね。


バレーボールに関しての、かねてから疑問。

オリンピックにしても、世界陸上にしても、世界水泳にしても、
サッカーW杯にしても、大きな国際大会は毎回違う国で開催されているのに、
なぜにバレーボールだけ、大きな大会はいつも日本で開催されるのか?
これを疑問に思っている人は意外に多いのではないだろうか。
という訳で少し調べてみた。

4年に1回のワールドカップも日本で開催。
それに便乗してジャニーズ&フジテレビは、
1995年はV6、1999は嵐、2003はNEWSと送り込んできた。
ワールドグランプリに至っては、毎年開催されている。
まさに「なんでだろ〜♪」になってしまう。

そもそも、バレーボールは1895年にアメリカで考案され、
1947年にはFIVB(国際バレーボール連盟)が結成、
1949年からバレーボール世界選手権が行われるようになった。
東京五輪(1964年)で日本女子が金メダルを獲得し
「東洋の魔女」と呼ばれたが、実は正式種目として採用されたのは
その東京五輪からである。
なので日本女子はバレーボールにおける初代金メダルなのだ。

バレーの三大大会とは「五輪」「世界選手権」「ワールドカップ」
ということになってるそうだが…。
世界選手権→翌年にワールドカップ→翌年に五輪の順で、
4年おきに開催されている。
では五輪の翌年は?何かなかったっけ?と思ったが、
どうやら「ワールドグランドチャンピオンズカップ」
いわゆる「グラチャン」と呼ばれる大会が開催されているようだ。

これほどまで多くあるバレーの世界大会だが、
実はまともな大会は「世界選手権」だけだと言える。
(その世界選手権もこの3回中2回が日本開催という異常だけど)
FIVB(国際バレーボール連盟)が、日本のテレビ局・スポンサー企業・
日本バレー協会と組んで、日本に都合のいい大会をいろいろ用意して
食い物にしてるってことじゃないのかな?
しかも、日本の対戦相手が序盤弱いチームにあたるよう
日程が組まれている印象も毎大会あるし。

まぁ、他の国じゃ開催出来ない「バレーボール」というスポーツの
「事情」もあるんだろうけど、これほどまでの贔屓って
他のスポーツじゃ考えられない。
要はバレーボールの人気って、「東洋の魔女」以来日本で人気が高まったが、
他の国々では人気のないマイナースポーツってことだ。
会場に観客が入らないと大会も成り立たないしね。

愛国心も結構だが、どういう大会か理解した上で、
スポーツは見たほうがいいと思った。
男子はもちろん、女子もそれほど強くないのに、
開催国ということで出場して大きな顔してるのは恥ずかしいことなのかも。


則家訪問

2006年11月05日(日)

久しぶりに則家へ訪問。
高速を使えば則家までは約38キロ、1時間もかからない。
早めに着いてしまいそうなので途中で降りて下の道を走る。
しかし則家近くのIKEAの駐車場渋滞にはまった。
屋上の駐車場で停める場所を求めてグルグル。
15分近く停められなかったかな。
ジミーと合流してIKEAから徒歩で則家へ。
ジミーが婚約者を紹介、これが今日の最大目的。
しかし玄関開けると同時に則家三姉妹の熱烈歓迎。
さらに則家名物、玲子ちゃんの大量手作り料理。
昼飯を避けるために14時に伺うことにしたのに意味なし。
だけど相変わらず美味しくて沢山食べてしまった。
則家三姉妹、さすが自分のテリトリーに入ってきた獲物に対して容赦なし。
特に三女の姫は全開だった気がする。

則家周辺はかなりの様変わり。
スウェーデンの大型家具店「IKEA」が建ったり、
ツカサキッズが「港北の湯」とかゆうスーパー銭湯になったりと
いつもは空いていた道も混んでいた。
もうすぐ「ららぽーと」までできるそうなので、さらに混雑しそう。
今までマンション横に車を停車できたが、
大型店の誕生で取締りが厳しくなり置く事はできなくなった。
それにマンション自体、大規模修繕中だったしね。

「IKEA」もグルッと見たが、さすがに安い。
もう少し落ち着いて人の少ないときに改めて見てみたいものだ。
結局、14時過ぎに訪問してから21時過ぎまでお邪魔してしまった。
もっと早く帰る予定だったのだが申し訳なかった…。
三姉妹のゲーム攻撃に負けてしまった。
ジミーの婚約者も三姉妹の洗礼を受けたことにより、
チームの仲間入りがスンナリできて良かった。
今やチームのイニシアチブは子供たちが握っていると言っても過言ではない。
特に10年以上のベテラン亜沙子の洗礼は必須項目である。
ジミーが1年ぶりに戻ってきたことは亜沙子たちも嬉しいのだろう。
今年は潤太だけだった獲物が、もう一匹増えて喜んでいるようだった。
すでにクリスマス会を楽しみにしているようだしね。

結局、玲子ちゃん手作りの沢山のお土産までもらってしまった。
今度、何かお返ししなくちゃ。
帰宅後、さすがに子供たちの相手はさすがに大変だったようで
どっと疲れが出た。
やはり則三姉妹恐るべしだ。


国立科学博物館

2006年11月04日(土)

連休中日の今日は早起きをして上野にある国立科学博物館に行って来た。
中学以来かな、この博物館を訪れるのは。
もう30年くらい前になるのか…。
博物館は新館ができたと言うことを知ってから、行きたいと思っていた場所だ。
たまには自分の知識を深めたいとも思っていたし。
しかし、思ったよりも上野自体、人が多くて混んでいた。
昔は迷路のような館内だった記憶があったが、
新館は順路もハッキリしていて展示物も見やすいように展示されていた。
それでも地上3階、地下3階すべて見るのに、途中に食事もしたが
6時間くらいかかってしまった。
まぁ、普通の人よりもかなり興味のある展示に対しては
時間をかけて見たこともあるけど。

本館はまだ改修工事中で来春に完成予定。
震撼だけでもかなり充実した展示内容なのに、本館まで完成したら
さらに見るのに時間がかかってしまうだろうな。
また本館の改修が済んだら訪れてみたい。

アメ横も歩いたが、人が多すぎで疲れてしまった。
そういえば今日は一の酉である。
浅草から流れてきた人もいたのか、熊手を持った人が多かった。
上野美術館でやっていたダリ展は入るのに入場制限かかっていて
ディズニーランドのような長蛇の列になっていたね。
花見以外でこんなに大勢の人がいる上野公園も初めてだ。

珍しく早起きして、かなりの距離を歩いたので
帰宅後は疲れてソファーで知らないうちに寝てしまった。
疲れを取るはずの連休だが、疲れが増した気もする。
ものすごく今も眠いので何を書いているのか
分からなくなってきたのでお終い。


いじめも病気

2006年11月03日(金)

いじめもつまり病気だってことだね。

福岡県筑前町立三輪中で、同級生をいじめにより自殺へ追い詰めた生徒グループが、
事件後に別の生徒へいじめを繰り返していたこと明らかになった。
これは複数の関係者の話によるもので、
新たないじめを受けているのは自殺した男子生徒と同じ学年の別の男子生徒とのこと。
暴力的な行為はないものの、言葉によるいじめだそうだ。

学校側は遺族に対して再発防止を口にしていたが、
結局、何ら効果が得られていないことが浮き彫りになった。
(ちゃんと対策自体やってんのか不明だか)
それでも進歩したな、と思えるのは、このいじめを見た他の同級生が
保護者に相談し、この保護者から学校側へ通報がされた点である。
もちろん、学校側のこの保護者への回答は
「実際に新たないじめがあるかどうか調査中」との聞き飽きた説明なのは
言うまでもないのだが…。

それにしても、さすがは自殺したクラスメイトの眠る棺の中を
笑いながら覗きこんだバカどもである。
一応は遺族に頭を下げたわけだが、その裏でまた同じことをやっている
この学習能力の低さ、そして残酷さは、もはや人とは呼べない。鬼畜である。
もしくは精神病だ。こういう連中を社会に放てば、
既に人の命も奪っていることだし、どんな形で我々の市民生活に
迷惑をかけるか予想もできない。

というわけで「自衛手段として」このバカどもの実名を公表したりしたら、
それはそれで問題になってしまうのだろうな。
まったく加害者の人権ばかりが守られるのもいい加減にしてほしい。


ハロウィン

2006年11月02日(木)

10月31日、ハロウィンが行われたが、
それに関してアメリカ各地での出来事が新聞に掲載されていた。

ハロウィンの本場アメリカでは、性犯罪の前歴者が
子供たちと接触しないよう保護的措置を取る行政当局が相次いだ。
万聖節の前夜祭にあたるハロウィンは、知っての通り、仮装した子供たちが
「トリック・オブ・トリート」と言いながら、
近所の家々を訪ねて回るイベントが楽しみでもあるが、
子供に対する性犯罪が社会問題化する中、親たちの懸念も高まっていた。

ニューメキシコ州では、性犯罪で保護観察、執行猶予中の約900人に対し、
夜間外出禁止令を出し、前歴者が一人暮らしなら、
「性犯罪者が住んでいます」と書いた紙をドアに掲示して
子供の訪問を避けるよう義務付けた。
違反者は身柄拘束とし、重い性犯罪者は当局者が見回りをしてチェックした。
またテネシー州では、過去レイプなど重い性犯罪を犯した2000人に対し、
「ハロウィンのお菓子を与えてはいけない」といった禁止事項を通知した。
この他にもニューヨーク、ウィスコンシンなど少なくとも10州で
同様の規制措置を導入しするなど、こうした傾向が全米に広がっている。

アメリカでは性犯罪者がどこに住んでいるのか公開されている。
人権を重んじる日本では、このような措置はなかなか難しいが、
それでも今の世の中、子供に対する性犯罪の増加が著しい。
性犯罪というものは一種の病気でもあり、いくら逮捕されて
臭い飯を食べても、外に出れば再び犯してしまう場合が多い。
それに日本は加害者の人権ばかりが大事に扱われる傾向が強い。
守られるべき被害者の人権は蔑ろだ。
心に大きな傷やトラウマを持ってしまったにもかかわらず
ケアも心もとない環境にある。
要は性犯罪者に再犯をさせないためにも、
近づかない、近づけさせないのが一番。
そのような単純明快ながらも合理的な考えがアメリカにはあるのだろう。

昔では信じられない事件が毎日のように新聞に載る現代日本。
我が国もそろそろ、加害者の人権だけを尊重するのではなく、
本当に守らなければならないものが何なのか
守るべきものが何なのか、本気で考えたほうが
いい時代になってきたのではないか。
そんなことを思ったアメリカのハロウィン記事だった。


松坂メジャーへ

2006年11月01日(水)

西武ライオンズのエース、いや今や日本を代表するエースとなった松坂大輔が
以前からの噂通り、ついにメジャーに挑戦する決意をを表明した。
11月1日にメジャー行きの記者会見と言うと、
4年前の松井秀喜を思い出すが、あの時はジャイアンツの4番が
メジャー行きと聞いてジャイアンツファン、アンチジャイアンツの人達問わず
驚いた人も多かったと思う。
日本のプロ野球もメジャー予備軍と化してしまうのかと
危惧してしまった人もいただろう。
正直、松坂投手のメジャー志向は以前から強かったので、
今回の記者会見を聞いても全然驚かなかった。というより当然とさえ思った。
そう、むしろ松坂ならメジャーへ行かせても大丈夫だと思っていたからね。

まだFA権を取得していない松坂は、ポスティングシステムで
移籍先が決まるわけだが、落札が予想される移籍金は何十億にもなるとか。
イチロー以上になるんだろうな。
必然的に金銭面に余裕のあるチームが有利となってくる。
ヤンキース、メッツ、ドジャースあたりが有力視されているが、
もしヤンキースだったら松井とチームメイトになるわけだ。
松坂が投げて松井が打つ!
そうなれば、来年のニューヨークは日本人観光客で盛り上がりそうだな。
まぁ、ヤンキースに決まればの話だけど。

一方で松坂のメジャー移籍を容認した西武ライオンズ球団。
大エースの離脱で来季の戦いが懸念されてしまう。
これまでライオンズは誰かが抜けても誰かが出てくるチームだった。
例えば松井稼頭央が抜けても中島が台頭し、豊田が抜けても小野寺が出てきた。
しかし、松坂の代わりとなると他球団を見渡しても、
ホークスの斉藤和巳くらいしか代わりになるような投手はいない。
FAの目玉でもある広島の黒田もタイガースが有力なだけに、
現有戦力の底上げ、特に松坂の後輩でもある横浜高校出身の涌井が
今年以上に活躍することが臨まれるところではないだろうか。
だけど松坂のポスティングにより、球団には多額な金が入ってくる。
その金を使って大物を獲りにいくことも考えられる。

松坂投手のメジャーでの活躍を見てみたい気持ちは大いにある。
しかし、やはりポスティングシステムでの移籍は腑に落ちないところでもある。
自分は前から、この制度を「最低、最悪かつ邪悪な制度」と感じていたので…。
要は金のある球団に有利なわけだ。
かと言って日本のFA権取得の年数は長すぎる。
入る時はドラフト制度により自分の好きな球団を選べないのだから、
FA権取得はもう少し短くてもいいと思っている。
いや、選手寿命なんて短いのだから、全盛時移籍できるような
システムを作ってあげなければダメだろう。

今オフ、松坂以外にもスワローズの岩村やタイガースの井川も同制度を利用する模様。
プロ野球の進歩のためにも早急にFA権取得の年数を短くするのと、
このポスティングシステムの廃止を強く望みたい。

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