自分のことは棚に上げといて・・・
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2005年02月05日(土) 劇場版 AIR

 うわっ、国崎の芸が子供達に受けてる・・・。




 僕らは「出崎統」に何かを期待しすぎたりはしていないだろうか?
 それとも、彼だからこの作品をこういう形で仕上げること
が出来たのだろうか?

 彼らしさの定義はちょっと難しいけれど、この内容であれば、
正直監督が彼である必要性はなかったように思う。
 逆にそれだけ元になった原作の持つ力が大きかった、
と言い換えることも出来るのかもしれない。

 少なくとも、良くある『原作をまったく無視して』とか
『まぁ、元はゲームだし』といった感想は出てこないようには思う。

 ただ、やっぱり原作知らない人間が1回見たくらいでは
出来不出来を論じるのは難しいだろうという印象はある。

 原作をプレイしたことのある人間は・・・どう思うんだろう?
 僕もPC版はプレイしているけどね。

 脚本も、作画も、当然音楽も、悪くはない、うん。
 けど、原作をプレイしたときにもったの印象から何か
変ったのか、と問われると言葉に詰まる。

 絵は正直テレビ版の方が好みだけどね(苦笑)

 当然色々と制約があったりするわけだから、それを考えずに
言い切ることは出来ないのだろう。

 ただ、僕の相対的な印象は、原作から
『なにも足さない、何も引かない』

 という言葉に集約されてしまう。


 そして、原作に忠実である以上エンディングも大幅に
変ることはないということは、想像に難くない。
 でも、あれは・・・。

 対戦相手に「投げっぱなしジャーマン」をかけられ、朦朧と
しているうちに会場から退場されてしまったような感じ。
 と、説明して分ってもらえるだろうか?
 僕の感じた気持ちを。



 とりあえず劇場でパンフレットと先行発売のサントラCD
は購入しました。
 とりあえず、DVDは出ても購入パスかな・・・。

 映画は後2回は見ると思うけど(笑)


川崎ゆう |HomePage

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