先日夕方のニュースを見ていたら「緊急地震速報」に遭遇しました。

福島を震源とした地震があって、稲葉のいる神奈川も含めて大きく揺れるおそれがある。

なんてことを、全チャンネルが同時に伝えるんですよ。
「身の安全を確保してください」とか
「火を消してください」とか。

緊張しました。
目が覚めました。
身構えました。

こりゃあ大変だっていうんで。
とりあえず横にしていた身体を起こして、空調の下から移動して。

でも、これ以上やれることが無いんですよね。
基本的にこれから来るであろう事態に手ぶらで、丸腰でボーっと突っ立っているしか術が無いんですよ。
心細さだけが際立ちました。

震源地は福島だから、横浜は揺れても大したことは無いだろう、という見込みは容易に立つものの、でもテレビで緊急速報として「大きく揺れるかも」って言われるとね。

結局、揺れは来なかったものの（福島のほうは震度４だったそうですが）、心が揺さぶられた数分間を過ごしました。

緊急地震速報の技術はスゴイですが、迎え撃つ自分は徒手空拳なんですよね。
こここそを何とかしたいんですけどね。

家ごと浮く、みたいな技術は確立できませんかしらね。
１センチで良いから。
大空を飛べって言ってるわけじゃないから。