馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2002年06月20日(木) 『のんびり日報』〜ぶっ通せ!

稽古第7週、第32回。

無謀を承知で初通し。

通してみると1時間36分かかった。
本読みのときもそうだったが、狙っていた時間と大差なく収まると本当に気持ちがいい。
芝居の場合、尺の調整は映画のそれよりずっと難しい。

   ◆

今までの経験から言ってたいていの場合、初めての通しは見ていて痛い。
演出家が一気に不機嫌になる。
場面のつながりの稽古をしていないので、意識が途切れ途切れになる、あるいは単なるスタミナ不足などなど原因はいろいろ。
今回もそうなるであろう覚悟をしての稽古入り。

ただ結論から言えば思っていたよりは良かった。
もちろん、完成には程遠いが「初めての通しにしては」よかった。

稽古時間の不足を痛切に感じている。
まあ稽古突入前から分かってはいたのだが、本番が近づくとやはり辛い。
もっともっと通しをしたい。
ここまできたらもう回数勝負といってもはずれじゃない。
とにかく回数こなした方が勝つ。

たとえ台詞が入っていても、それでもやはり台詞は繰り返しくり返し口に出す方がいい。
これ、ほんと。

   ◆

自宅PCの崩壊により、数日遅れで学校で書く。
辛いなあ。

本番まであと15日!


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稲葉 馨

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