ゆにっき
UNi



 夢と現実と瞬間と

このタイトルは『部屋とYシャツと私』調に読んで下さい。
ま、『いとしさとせつなさと心強さと』でもいいですが。


そんなわけで。

先程まで日本放送協会でやっていた(ようはNHK)
『妻の卒業式』
というドラマをみておりまして。先週から見たんですけど
今日が最終回でした(-_-;;

途中から見たのできちんとした内容はよくわかりませんが…

旦那が自分の道を見つける為に、仕事も辞め、
妻に離婚をもちかける。
妻も最初は訳がわからず、怒ったり落ち込んだりして
夫の事、自分の事を考えていくんですけど、
最後には自分なりの結論もでて、道を見つけて
娘の結婚式の当日に離婚する、てな感じの内容でした。

最近流行り(?)の「熟年離婚」をモチーフにした、
という感じですかね。
夫も離婚を切り出してから、妻の前向きさを見て
妻の良さを見直し惚れなおしたんだけど…回り出した歯車は
もうとめられず。でも最後には何となく光が見える
終わり方でした。

このドラマのキーワードで
「役割(妻とか夫とか父母とか、肩書きとか)だけに依存せず、
 1人の人間としていかに生きるか」
と言う事があったんですけど、
ほんとにこれ、私は大事だと思うんです。

この日記を書く前、たまたまエンピツさんのランキングを
見た時に、とーるさんと言う方が書いている日記に
ふと目がとまりました。

タイトルは
『結婚できない女』
(無断で借用ごめんなさいm(_)m
 とーるさんの日記へリンクしましたので、そちらへどうぞ。
 →ここから

両親を早くに無くし、たった1人の兄も他の街へ。
そんな彼女の心のよりどころは彼氏。

彼氏の親にも公認の仲で、彼と共同で買ったマンションで
同棲。その後彼が病気になり、彼女は献身的に看病。

無事彼が退院してしばらく自宅療養の為実家に帰った。
そして快方に向かった彼の出した結論…。
(こっから先はシークレットボタンになっているので
 私がネタばらしするのはルール違反なので
 本物の日記でご確認下さい)

私も読む前に何となく予想はついてましたが、
ちょっとショックでしたね…。他人事ではないかなぁ…というか。

そういっても別に私が同じシチュエーションになっても
簡単にはいきませんが。
(おおっと!強気だねぇ?(笑))

そこで日本放送…あ〜と、NHKでやってた
『妻の結婚式』に戻る訳です。

結婚してる立場であろうが、恋愛中だろうが、
同じ事が言えると思うんです。


「その立場に甘んじていてはいけない」


誰かの彼氏・彼女、という立場の前に
○○(名前)、という立派な1人の人間であると
言う事を忘れてはいけないと。

生きる意味はその人と過ごす事、尽くす事だけではないはず。
この世に生を受けた意味を忘れてはいけないなぁと
改めて思いましたね。

それと相手の為に…とやってる事が本当に相手の為なのか…?
ということをつねに考えていかなきゃいけないなぁと。

この女性自身は
たぶん「彼に依存していた」
そう思います。

彼の為にやっていた…と自分が思っていた事は
実は淋しい自分を慰める為に、自分の心の穴をうめる為に、
そう無意識に思っていたのかもしれません。
もう彼しかいない、だから失いたくないと。

「あなたの為よ」
と思ってする事は、きっと相手も無意識に重たく感じて
いくんだと思います。
本当に「あなたの為」を思うなら、何も思わず
自然と態度や行動に出てるもんなんじゃないかなぁと。

福岡の豪雨の被害でボランティアで行ってる人達はきっと
「あなた達の為にわざわざきたんですよ、
 お金ももらってる訳じゃないんだけど」
といって、復興作業しに来てる訳ではないと思うんです。
「大変だろう。自分の力がちょっとでも役にたてば」
と思って行ってるんですよね。

すべてはそこかなぁと。

なかなかそうやって生きる事は出来るようでむずかしい。
人間何処かで打算がはたらいてしまいがちだから。
でも努力することはできる。

自分らしく生き、現実を見つめ、
タイミングはのがさない。

それが結婚出来る女になる為の近道ですかね?(笑)
まぁもちろん愛情が不可欠ですけど(^_^;;

あとは女を磨くのみかなぁ。
お互い磨きをかけていい女になりましょう、日記の女性の方(^_^)

2004年07月26日(月)
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