読書日記

2002年04月26日(金) 佐伯泰英「熱風!(古着屋総兵衛影始末�ァ法廖米全嵎幻�2001/12/15)を読み終える。

佐伯泰英「熱風!(古着屋総兵衛影始末�ァ法廖米全嵎幻�2001/12/15)を読み終える。
久々に読んだシリーズ五作目。やはり面白い。今回は映画「十戒」を思わせる壮大な場面もあり、筆者が並の作家でないことをまたまた証明している。
同じような場面や展開は二度と書かないという決意が十分窺い知ることができる。
総兵衛とは別に特異な主人公を登場させたためにヒーローたる総兵衛がやや裏に回った分、総兵衛一家・一族に属する他の者たちが常よりも活躍する機会が与えられ、物語にも拡がりが出た。
悪役が後半になって尻すぼみになった感もあるが、これは凄味のある剣客たちを登場させすぎたせいだろう。これは文庫本四百ページの限界で、六百ペ−ジならもっと豪快な立ち回りがあと何回か読めたはず。
世田谷から渋谷に越したという筆者のあとがきもよかった。


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