| 2002年04月22日(月) |
村上龍「eメールの達人になる」(集英社新書2001/11/21)を少し。 |
村上龍「eメールの達人になる」(集英社新書2001/11/21)を少し。 文章の書き手として今が「旬」の人が綴る文章はどんなものであれ面白いし、楽しい。 この一見「実用書」の本もエッセイ集として面白い。 19ページの指摘は目新しいことではないにしても刮目すべき意見だった。 いわく、 ”実は、「させていただきます」という言い方は、単純に相手に敬意を払い、へりくだっているわけではない。「わたしはこの仕事を自分から望んでやるわけではありません。誰かの命令を受けて、あるいは許可をもらってやらせていただくのです。だから自分には責任はありません」というニュアンスほうが強い。 なぜそのような表現が定着してしまったのか。 それは、いまだに日本社会では、責任の所在がはっきりしないコミュニケーションのほうが好まれるからだ。”
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