| 2001年11月03日(土) |
鳥羽亮「骨食み(天保剣鬼伝)」を読む。 |
鳥羽亮「骨食み(天保剣鬼伝)」を読む。天保剣鬼伝シリーズの2作目。1作目は「首売り」だった。この著者の作品はこれで3冊目。佐伯泰英とどちらが面白いかなどと比べてきたがこれはこれで面白い。主人公格の素浪人島田宗五郎の魅力よりも敵方の悪役キャラクターに凄味や人間的な面がある。これで仲間の芸人達の存在に膨らみや拡がりが出ればもっと忘れがたい物語になる。 今日購入した本。 キム・ニューマン「ドラキュラ紀元」(創元推理文庫) アルトゥーロ・ペレス・レベルテ「フランドルの呪画」(集英社文庫) 半藤一利「永井荷風の昭和」(文春文庫) デュアル文庫編集部編「少年の時間」(徳間デュアル文庫) 昨日今日とモニター異常なし。
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