今日もよくダレてます
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手がつけられなくなってきた

2019年10月10日(木)
父の認知症がまた進んで困ってる。
前立腺肥大でチューブを挿し、自動的に尿が袋に貯まるようにしているのだけれど
それを切ったり、無理やり抜いたり。
夜中から朝方にかけてそれをやるから
その時間帯は私も母も眠りが浅く。

なった時には救急で病院に連れていくしかない。
チューブを外したら、尿が出なくなり
下腹部が腫れて痛みが出るから。当たり前だけど。

先日、今通っている神経内科と泌尿器科の先生から
精神科で診てもらえと紹介状書かれた。

予約を取ってやっと連れて行った。
つまり、親子して同じ先生から見てもらうことになったわけ。

厳しいことを言うけどと、前置きされて
父の現状を知った。

先生は、これでわかったよと言った。
私は抗うつ剤を増量するのはとても危険なのだけれど
リクエストしていたんだよね。
こんな処方書いたことないって先生は言ったんだけれど
これで辻褄があったと父のことをみて、言ってた。

もちろん父だけではなくて、母のことも背負っているのだから
疲れるし、鬱にもなるわけで。

躁になる暇なんてない。

あなた、仕事をしながらよくここまでしてたねと驚いていた。
今まではできていない自分を責めてる気分もあったり
親をほっぽらかして遊ぶ自責の念があったのだけれど

今、ゴルフにハマってるよね?
もっと行って息抜きしなさいと言われた。

仕事はできないのにゴルフはできるのか?
仕事はできないのにあそびはできるのか?

散々聞いたセリフだ。

過去を振り向くなとか、根性がないとか。

理解してくれる人はいないから黙って聞いてきたけれど。

先生はわかってくれた。
重い荷物をそこでひとまず下ろして
わかってくれる人がいると思ったら気が抜けた。

また、厳しいことを言うよとも言われた。
父に出す薬は、私も以前飲んでいたのでわかるけど
鎮静効果はあるけど、フラフラする。
老人には強い薬の方だと思う。
フラフラして転倒、骨折、寝たきりになるパターンもあり得ると。

私は賭けに出ることにした。
少量なので今ならなんとかなると判断した。

こう言うことに疲れる。
人の生きるか死ぬかみたいな選択を一人で背負う。

父の眠りは少し改善されたが
ホッとして母と私が眠る頃に3日連続で、チューブを切られた。

薬の増量を考えなければならない。

今日はもう泌尿器科の先生が諦めたのか
チューブもやめてしまった。

私が仕事に行ってる間にまた切ったらしく
母がタクシー呼んで行ったらしい。

尿がたまって苦しむのは明日の朝か、日中か。
また泌尿器科に走ることになるかもしれない。

ここ一週間で父はガラリと変わってしまった。
物事も何をしでかすかわからない状態。

困った。先々のことを客観的に考えるのも
疲れた。

何が我が家にとっていいのか。
父と母は最後をどう望んでいるのか。

考えれば考えるだけいろんな選択肢が出て
いっそあみだくじで決めたくなるほど。




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