この日、私は店長に呼び出されて事務室に行きました。
何事かと思ったら奨学生の卒業旅行のアメリカ旅行のことでした。
やりとりは次のようでした。
店長:本当はお前を(旅行に)行かせたくないけど、お前がどうしてもっていうのならいかせてやる。
私:・・・・。
店長:ニューヨークに8日間で10月出発だけど、これをとったら(通常の)夏休みはないからな。※私の店では夏休みが4日だけあります。
私:返事はいつまでですか?
店長:できれば今決めてほしい。でないと締め切りがあるから。
私:今は夕刊前で学校もあったし忙しいので、夕刊終わったあとにしてください。
やりとりは上に書いたようなものでした。大体、10月出発なのに、今申し込みってありえないんじゃない思うのですが・・・。
絶対申し込み期間はもうちょっと早かったはずなんですよね。その証拠に、去年アメリカ旅行に行った先輩はこの時期はすでに本社の説明会に行っていたし・・・。
その場には店長と所長がいましたが、私を行かせたくない雰囲気でした。
私は9月にタイに行くということも決まっていましたし、夕刊終わってからもちろん「行きません」という断りの返事をしました。
店長は「あぁ。」というそっけない返事でしたが、表情は喜んでいるようにも見えました。
後で同僚の話を聞いたら、所長は私アメリカに行かせるつもりはないとはっきり同僚の前で言ったみたいです。
・・・すごく悔しいです。おんなじ店でおんなじ4年間働いたのに、先輩(女)は難なくいけて私はこんな扱いをされなければいけないなんて。
悔しいので私もアメリカ行きます。
・・・こうなったら早くここを卒業してアメリカ行こうと思います。
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