やなせ的今日のキーワード。

2010年10月08日(金) 記念日。

会社で途中まで書いて、あまりの長さにこれを載せるのはどうよw
と思ったので、推敲。

この4年間で、素直に書けなかった一言がある。
色々あった。
それは、そのことがキッカケではなく、ただ、原因のひとつでもあったかもしれない。
今年に入ってやっと、いろいろなモノが見えた。
個人的に色々苦しいことは今年すごくあって。
つらいことも沢山あって。
それって結局、無理してそういうことに付き合ってたんじゃないかって。
でも本当に言わなきゃいけないことを、押し殺していたんじゃないかって。
それを捨てて、素直になったら、新しい世界も広がって。
そしたら、本当に大事なモノと、そして自分自身が見えるようになった。

素直に、あの時のことようやく話せたからかもしれない。

まだまだ私は不安定だけれど。
それを踏まえて、あえてこの日に書く一言がある。


今日は、桜歌記念日です。


おそらくこの日記を読み返してみても、あの日のこと、素直に書けていないと思う。
朝、青空を見て思った。
あの日と一緒だ。
電車の中で、ぼんやりと思い返していた。

みんなで会場に行って。
マイクチェックして。円陣組んで。
開演まで新次郎なのを良いことに、うろうろしてた。
いてもたってもいられなかった。

本番直前の上手袖。
我々はもちろんだけれど、ひとつ忘れられない思い出がある。
それは、会場の責任者の方が、ある事情で上手袖にいた時のこと。
舞台上には帝都組がスタンバってて、袖にはA先生とDさんと、こよりさんと私。
そして、彼がいた。
緊張していた。
「行きましょうか。…時間OKですか?」
私の一言に、誰もとっさに時計が出なかった瞬間、彼は自分の左手の時計をはずしてすっと差し出してくれた。
きっと彼は、サクラのことも知らないし、我々の奇抜な格好を理解もしていなかったはずだろう。
だけれども、すごく真剣な顔で差し出してくれたのを、よく覚えている。

ちなみにそのあと舞台に立ってからは、あんまり覚えていない(笑)
とにかく紐育チームでいたことが楽しかったことや。
曲が途中で止まって必死になったこと。
楽屋はとにかく笑いの耐えない和やかな雰囲気だったこと。
プチミントで楽屋まで全力疾走したこと。
カーテンコールで袴がしっくり来なくて、大丈夫かなーって思いながら出たらにれさんがいきなり泣いてたこと(笑)
夢のような時間だった。

そう。このたった一言。
後悔でもなんでもない。つらかった事なんて些細なこと。

ものすごく楽しかったんだ!

この一言が、ずっとずっと言えなかった。
あんなに楽しかったのに。
苦しいことも確かにあって、そりゃもう大変だった。
でも、あんなに楽しくて、幸せな日々だったじゃないか。
楽しかったことを、わざわざ後悔にする必要はない。
それを心から言えるのに、4年かかってしまった。
みんな、ごめんね。

こんなに時間が経って、素直に楽しいといえる日を迎えられた。
とても大切な一日でした。

4年経った今日、改めて言いたい。
2006年10月8日。
桜歌絢爛 It'sショウタイム
幸せな一日を、一年を、沢山の仲間と過ごしました。

ずいぶん遅くなってしまったけれど、仲間たちに。
本当に、楽しい思い出をありがとう。

そして、これからも、ずっとずっとよろしく。
きっとこれから、毎年笑顔で言えるんだと思う。
はるはめぐる いつもうつくしく。
であるならば。
私は秋のこの季節に、いつも思い出すんだとおもう。

そんな、2010年10月8日です。


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