カウントシープ
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2006年04月09日(日) 林檎の楽園




桜が散ってしまう前にと、せっせと散歩に出かけては、花が増えていくのを見ていたけれど、ここに来て満開になっている。

少し近いところにお墓を主体とした公園があって、ここらではお花見のメッカなのだけれど、夕方に近くを通ったら、肉の焼ける匂いがした。あんまり沢山の人があちこちでBBQをやっているからなのだが、道を車で走っていて(車はオープンカーだった)肉の匂いがするって、ありそうでない。車道からは綺麗なピンク色しか見えないけれど、その下ではきっと楽しい宴会が開かれているのだろう。

桜の匂いってあるのかしら?
梅の花の香りとは聞くけれど、あまり桜の香りって聞いたこと無いし、あれだけ沢山咲いている下を通っているわりに、特に匂いに気がついたこともない。

昔、読んだ本の中で―
『やがて窓から甘酸っぱい香りがしてきました。外を見ると、林檎畑が広がっていて、匂いは其処からでした。林檎の甘い香りが立ち込めてー』
というようなフレーズがあった。
ボクは林檎畑を見たことがないけれど、子供心に想像しては、甘い楽園を思い描いたものだ。本当に林檎畑が甘い匂いなのかどうか、知らないけれど・・・
できれば、甘酸っぱい匂いの畑であって欲しいな。


ロビン