| 2001年08月03日(金) |
連載コラム。(ウソ)ある小さなモノガタリ。 |
おー。もう八月ですね…。(かなり関係無。)
えーと、今日はある小さな物語を語ろう。 まず、名前をKさんと呼ぼう。
Kさんは、漫画、アニメの大好きな人間で、この1、2年はネットまではまってしまって、よく 深夜中に帰宅するのです。 この原因でよく両親に叱られ、常にストレスを持ってるのです。 「あたし、もうハタチ以上になってるのに、これっぽちの自由もないの…?」 と、いつも不満を抱えているらしいです。
Kさんの部屋は、アニメ雑誌、漫画とか、とりあえず本がいっぱいいっぱいな部屋です。Kさん自身がそれを大事にしていても、Kさんの両親はそれをゴミにしか見られていない様子。
そしてある日。Kさんが帰宅したからのことでした。いつものように自分の部屋に入るKさんは不思議な光景を見ました。
「…あれ?部屋中の漫画と雑誌は?」
さすがに不安になったKさんは家のあっちこっちを捜し始めた。夜中の2時。
「あった!!こんなところに!!」家の一階にある今はもう倉庫化している部屋に、もうすぐ 資源ゴミになりそうな新聞と一緒に。 何袋もあった。ほとんど全部の漫画や雑誌を詰められている。
「…どうしよう。今のうちに安全な場所に移動しないと明日捨てられるかも…?」とはらはら しているKさんは、中学生頃の思い出を思い出した。
それは精一杯小遣いで買ってあった大量な漫画が両親に資源ゴミに出されたというかなり 苦しい記憶であった。 Kさんは思い出しながら、涙もポロポロと。 「…ごめんね、またあんた達にそんな不幸を遭わせて…あたしが買わなきゃよかったのに…(泣)」心の中で言いながらセロハンテープを使って本をパックにしていたKさん。
「ダメだ。このままじゃまたあの時の悲劇が繰り返される!!」 思い立ったが吉日。Kさんは夜中に全部の漫画や雑誌を移動すると決心した。
そしてやっと全部の漫画と雑誌を安全なところに(多分)運んだKさん。 大変だったらしい。一階から3階(実は4階の高さらしい)まで何十キロの本を一気に。既に 服も肌も汚くなっていたが、Kさんは安心しました。 「よかったーー…。」
「でも明日きっと筋肉痛になるだろうね。あはは。今も手と足が震えてるのに^^;」 それから強烈な空腹感はKさんに襲った。「…お腹すいた…。」 汚くなった手と足を洗ってからKさんは速攻ダッシュ−でスーパーへ行った。(笑)
そして翌朝の6時半。 「あんた、昨日私があなたの部屋(Kさんの部屋は二階にある)から出した漫画と雑誌は?」 Kさんの母親はそう聞いた。
「…移動したよ…。」と、Kさん。 「どこ?」「…そこしかないでしょう…。」 「あ、そこか。あんたそんなところまで運んだの?まいったね。そこはかなり汚いし」 「…。」また眠り始めたKさん。
「まったく…。私はただあんたの本を出してからあんた自分で部屋を整頓するように願いた かっただけよ。本当にまた使うものなら捨てなくても良いよ?」
マジですか。
しかし母親の言葉を悪魔の囁きにしか聞こえないKさん。(笑) (…やっぱり安全なところに運ぶのが一番だ…うん。) 心の中に密かにKさんはこう思ってました…。
そして案の定、Kさんは翌日からすごい筋肉痛にやられたという話が。(爆)
はい、おしまい。 …さて。それは一体誰のものがたりなんでしょうね。(笑) 作者のわたくしにはノーコメントですわ…。(バレバレ) こういう文章を書くのはかなり精神をかかりますね。もう二度としません。(笑) では、またいつか。<また日記をサボる気かい。
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