「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2009年11月10日(火) 自然な母

 母に育つ私をイメージする時、小学生の頃にテレビか何かで見た「北国の雪の中で子ギツネを生んだキタキツネ」を思い出します。穴の入口に立つ母ギツネの後ろから子ギツネが数匹顔を覗かせていました。母ギツネの目がまんまるくて印象的でした。
動物はその時期が来ると子どもを生みます。子どもを身ごもったその時から親になります。人間はそれを「子孫繁栄」と呼びます。動物は子が生まれた後はその子が独りで生きていけるよう・独り立ちできるように食べ物の捕り方を見せて知らせます。人間はそれを「子育て」と言います。人間が子どもを見る視線は動物のそれとは少し違い、自然から離れていると思います。それは、動物はまさに生きるということをするのみなのに対して、人間は何かが出来てこそ生きる価値があるかのような感覚を持っていて、子どもの自立の意味は集団生活が出来るようになることのように捉えられている部分があるからだと思います。
けれど、サル科の動物「ヒト」なら、キタキツネの母のように自然な生き方が・自然な母が出来ます。私はキタキツネの母のように子どもが独り立ちするのを手伝える母になりたい。子ギツネは好きなように遊び自分の世界を広げる。母ギツネは子ギツネの命が危ない時のみ手助けをする。今夜キタキツネの母は、私の理想の母に仲間入りしました。
ちなみに、キタキツネの親子を見た当時の私は「素朴」という言葉を知らなかったと思いますが、その瞳に共感するものが私の中にもあったと思います。私は私の内にある素朴さを大切にしたい。その為には、間違った愛の中で育てられた心の傷を癒やして新しい母に・生きていることそのものが愛を放っているといつも感じられる母に育つこと。私はこんな私を大切にします。


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