「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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ジャコウアゲハが交尾をしている写真を見て思いました。 「2匹の体がくっついている部分は命の元になる者同士が出会ってキスをする場所。二つの命の元が一つになって新しい命が出来る場所。だから、きっと体の中で最も柔らかいだろう」。 映画の中できれいな男女が愛を楽しむシーンは性の自由を感じることが出来ますが、2匹のアゲハの交尾のシーンは命そのものの素朴さや生きもとしての原点を感じることが出来ます。 アゲハのカップルに偶然にも新しい命が出来たとしたら、このアゲハ達は命をつなげるという仕事をしたことになるでしょう。そして反対に新しい命にならなかったとしても、その美しさで人を楽しませるという仕事をしたことになるでしょう。 私の命がアゲハのように柔らかい体の中で誕生したのだとしたら…。そんなことを思っているうちに、その瞬間に帰りたくなりました。けれど私はもう生きて43年を過ごしました。37歳からはいのちというものを何度も実感してきました。その私がすることは、これまでとは違った形のことだと感じました。このように思う私の命は既に柔らかさの中で誕生しているのだから。 私の仕事は、人は柔らかさの中で誕生しそのまま生きていけるということを伝えることのような気がします。それは私を語ることから始まるのだと思います。私は物事を素朴に伝えられるよう、全身を自然に柔らかくして生きましょう。アゲハの自然な写真を見て、命の在り方を思った夜でした。
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