「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2007年06月27日(水) 希望

 訪問先で、あと1ヶ月で訪問を閉じることを伝えました。家族の方に、あと少しの間、出来るお手伝いをさせてくださいと話しました。たとえば麻痺になられても、その方のしたい何かがあってその方に出来る何かがあって、そこから広がる何かがあると捉えていますと伝えたら、家族の方は 「それは、先の人生への希望ですね」 と、分かりやすい言葉で表現して下さいました。私は、「家族の方もご本人もそれから、この私自身にも希望がありますね」 と言いました。私の仕事が大変だったの?と訪ねてくださったので、 「始めは何も分かりませんでした。利用者さんの気管切開部に痰が絡んだらすぐに吸引器に目が行く自分に気が付いてからは、本当にゼロからのスタートでした。いつも何もかも手探りでした。いろいろな発見をしました。そして今日まで医療行為のないところでも看護としてそこにいることが出来るということを学ばせていただきました。すべて大切にしたい時間でした」 と伝えました。
 私のことを尋ねて下さったから私を語ることが出来ました。私の言葉に最後まで耳を傾けてくださったことに喜びを感じました。

 社会では、昨年の介護保険の改定のために介護を必要とされる方々の声が行政に届かないことで辛い思いをされている方がたくさんいらっしゃるそうで、家族の方は 「どこにこの憤りを訴えたらいいのか。どこかに訴えたい」 と仰いました。私は、「裁判は独りでも出来ますから。もしも裁判をされるのなら、そのとき私にも何かお手伝いさせていただけることがあれば嬉しいです」 と伝えました。

 事務所で空いた時間に、ヴェトナムへ旅行に行ったときの日記を読み返しました。出来た自分がそこにいて、国境を越えて心の会話を交わした私が居て、次に繋がるのがイメージできて、いつも自分を楽しみしています。

 それと、今日も手術後の自分の体を大切にして動きました。
こんな風に自分にやさしく出来ることをうれしく感じます。そしてこのやさしさを、心の傷を癒す作業に利用しています。

 カブトムシ君の家が小さくて狭い気がしたので、100均ショップで入れ物を買って庭から木を拾ってきて、天井の高い家を作りました。昆虫用の値段の高い容器ではなく、自分で工夫できたところがなんとも言えず嬉しいです。


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