「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2004年12月22日(水) 好奇心

 昨日午後、私は自転車に乗って介護のチラシを配布しました。空から降り注ぐ太陽の下で心まで温まる気がしたせいか、あちこちの民家に植えられている花たちが普段よりも鮮明に見えました。私は「私のチラシが“ゴミ”になったら“ゴミンナサイ”。そして小さな出会いのきっかけになるのなら、“ありがとう”・・・」と、一人思い浮べて楽しんでしまいました。
 そして今日は、お友達の保育園で「サンタクロース」になってきました。子ども達の反応は、遠くからじっと見ている子・眼が合うと泣き出す子・そして親しげに傍によってくる子などさまざまでしたが、その「表情」は可愛らしくて面白くて、私には子ども達の動きから、それぞれの「心」が見えるようにも思えました。一人の女の子は初め、少しずつ少しずつ私の傍に寄ってきて、下を向いたまま自分の小さな指を吸い、そして片方の手で私の指先を触りました。又別の男の子は、私に向かって「サンタさん!」と呼び続け、私はその度に「はあい」と優しく返事をしましたが、私が彼の顔に「サンタのひげ」を近づけると、慌てて逃げていきました。そしてそれでも彼は、その後も同じように私を呼びましたから、私は彼の「心の領域」を大切にしながら、「はい」と返事をし続けました。
 催しの最後、私は子ども達の名前を一人ずつ呼びながら「プレゼント」を「小さな手」の上に乗せました。その度に「小さな口元」から「ありがとう」と聞こえたり、「小さな目」がにっこりと笑って垂れ目になったりと、その嬉しそうな表情が可愛らしくて、何とも言えない気持ちになりました。そして私が保育園から帰るとき、子ども達や園の先生方は皆で私に「ありがとう・又来てね」と言いました。私は「こちらこそありがとう!」と言いながら、このような機会を頂いた事を嬉しいと思いました。

 この季節、暖かいお風呂に浸かると心がほくほくしてきます。私は過去には、首元にお湯がかかることに恐怖を感じていましたが、いつの間にか湯船に首まで浸かる事が出来る「私」になっていました。癒やせたところから楽になっていくのですよね。

 私は今、「プラスの文章を書くこと」を勉強しています。私がこの事を意識して生きると、書いた文章のそのままが、私の「能力のリスト」に加わっていくのですね。

一応・サンタ  風船唐綿(ふうせんとうわた)の実
ユリオプスデージー


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