日英双語育児日記
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2008年02月21日(木) 歯の妖精

しばらく前からぐらぐらしていたTの下の前歯が、ぬけた。

同じ年長組のお友達では、歯がぬけているひとが多く、Tもしばらく前から「おとなのは」がどうやって生えてくるか、という話をしていた。

下の前歯って、最初に生えてきたのだった。左右どちらかまでは覚えていないけれど。

生まれて半年くらいのときに最初に小さな白い歯が見えたときの感動、「万緑の中や吾子の歯生え初むる」(中村草田男)をしみじみ思い出したことなどを、久しぶりに思い出した。

イギリスでは、抜けた歯を枕の下にいれておくと、歯の妖精(tooth fairy)がやってきて歯のかわりにコインをおいていってくれるそう。Tに、日本では上の歯は下に、下の歯は上になげるんだよ、というと、「じゃあ、次に抜けた歯は投げる」と言い、一本目はイギリス式にまくらの下に入れていた。

けっきょくDは、ぬけた歯とコインを入れ替えると、Tががっかりするんじゃないかと思ったらしく、歯はそのままにして100円玉を置いておいたよう。


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