人の気持ちを…

 目に見えないということ、元から分からないこと、それは錯覚だったと言うこと、ただ『分かった気がする』だけの事なんだったと思う。自分の事だって、正確に100パーセントわかってる『気がする』だけの事。そう全ては、幻想、想像の世界の事だったということが…。
 『何も分かってあげられなかった』と考えるのは正確、そして筋違い。そう、誰も、自分の心の中でさえ正確にどのぐらいの大きさがあってどのぐらいの広さがあるかなんて分からない。その上に他人の気持ちを分かってあげる事は不可能。ただ『分かった気』がして、自分はよくやったと言い訳をしているだけに過ぎない。そう『理由』は存在すればいい。あとはただの『言い訳』に過ぎない。
 こうやって、書いている事も、全ては幻想。『そう思っている』だけで、ただそう感じている自分がそこにいる、心がそこにある。それは違う。聞いた事があるだけで見たことも説明も無いものを貴方は正確に想像できるでしょうか?ましては意識=心だと思いこんでいるだけ形の無いものと『思っているだけで』もしかしたら世界のどこかには(これこそ想像だけれども)心というものが形のある形で保管されているかもしれない。
 そう、ただ、分かった気がしていただけなんだ…。
 
 
diary
2004年09月06日(月)

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