半永久的ダイエッターの自堕落日記
ダイエットに励む日々太った過去理想体重


2005年01月17日(月) 阪神淡路大震災

10年前のあの日、私達はのん気に会議をしていた。

上の者が会議中の私達の部屋を覗きながら、「神戸で凄い事になっているみたいで、電話が繋がらない」と言った。


本当に私達はのん気だった。

出掛ける前に誰もテレビすら見て来なかったのか、上の者が何を言っているのか、怪訝な顔をした。


それから数日後、私は、頼まれた救援物資を車に積んで、役所まで往復する事になる。

役所の駐車場の出入り口が低くて、車の上部を擦るのでは?と思った事と、駐車場の中がひどく薄暗かった事を覚えている。

知人のお子さんが亡くなったのを知ったのは、それから更に数日後。
転居した知人が行方不明だとか色々な噂が立って、電話が掛かってきたりした。


今後30年の間に、関東で大地震が起こる可能性が70%以上、という研究結果が発表になった。

つい先日、「東京で大地震が起こったら、何をやっても多分、助からないと思う。」と言って、夫に怒られた。

人間はこんなにもあっけなく死んでしまうものなんだ、という経験を実際にして来た私は、どうしても虚無的にならざるを得ない。


だが、私にも守るべき命がいくつもある。

何としてでも「心強き人間」であらねばならないのだろう・・・。




中越大地震では、たまたま取材に訪れていた知人が、この大地震に遭遇した。

関東地方でも震度5強〜6。
あまりの揺れに驚いて、私は新潟に滞在しているはずの知人に速攻でメールした。

少し時間が経ってから「無事です〜。ホテルが凄く揺れて怖かった・・・」の返事があった時は、胸を撫で下ろした。


長岡の優太ちゃんの誕生日が私と同じ日だと知ったのは、優太ちゃんが土砂崩れの現場から無事助け出された時だった。


水無月櫻 |MAIL

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