SEOUL×FIGHTER 
ソウルファイターあすかの戦う日々とそうでもない日々。

2006年02月19日(日) 母の思ひ出。��

明日は母の月命日です。

今日、お墓参りに行ってきました。
今度はおせんべい、やられましたよ。トンビに。

そんな訳で、特に何もなかった日には
今まで書けなかった母の闘病記を書いていこうと思います。

私はあまりお見舞いに行くのは好きではありませんでした。
まだベッドから起き上がれて話せる状況の頃は
毎日の様に行っていたんですが
何本もの点滴、酸素マスク、進む黄だん・・。
とにかく力なく横たわってる母が
母のように思えなくて、忙しさを理由に
病院から足は遠のいていきました。

まだ口のきける頃、泣きながら「親不孝でごめんね」と言うと
「一度もそんな事思った事はないよ」と言ってくれた母。

今では、1人個室で寂しく辛かったであろう時期に
行ってやれなかった事をくやんでいます。

大部屋から個室に引越しした時、私が見舞いの当番でした。
部屋に入ると、空気はよどんでいて

「見て!この油汗!誰か来て!助けて!苦しい!」
いつも気丈な母が叫んでいました。
私はすぐに看護婦さんを呼びに行き、窓を開けました。
何と真夏に冷房が消されていたんです。
ささいなミスだけど、こんなに人を恨んだことはありませんでした。
それからです。母の口に酸素マスクがつけられるようになったのは。

歯の磨けない母の口をゆすぎ、ほんの少しだけアイスを
食べる。「んー。」とても嬉しそうに声を出し喜んでいました。
これが母の唯一の幸せな瞬間だったのかもしれません。
そしてこれが私の出来る唯一の親孝行でもありました。


 < モドル  モクヂ  ススム >


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