今日は『つるぶ'02』発送の日だ。『つるぶ'02』とは、僕の所属する「新入生歓迎運動実行委員会(以下、新歓)」事務局が発行する、新入生向けのパンフレットだ。思えば昨年末、学生ホールという学生自治会の建物に、遅いときで深夜3時くらいまでこもって編集作業をしたものだ。 苦労して作ったものだから、これが実際に新入生の手元に発送されるとなれば、非常に感慨深いものがある。「いい人に貰われて欲しい」などとしょうもないことを思いつつ、クロネコヤマトのトラックで運ばれて行った…。
この後、新歓幹部の皆さんが学生ホールの大掃除をするというから、時間のある限り手伝うことにする。学生ホールは前述の通り、学生自治会に所属する団体の共同使用物である。つまり執行委員会(民青)、代議委員会(執行の抵抗勢力)、文化会&体育会、選管や桂川祭実委、そして我ら新歓などだ(何か抜かしてしまった気がむんむん?)。これらがみんな使うものだから、汚さはここでは表現できないほどである。そしていろいろなものが落ちていた。 どこの物かは分からないが、執○が学生闘争時代に使っていたと思われる各種武器の発掘に成功した(半分ウソ)。鉄・木の棒などなどの時代を思わせるものが、学生ホールには多く落ちている(拡大解釈入り)。 中でも興味があるのは、当時のテープである。当時の学生大会のテープには、どんな模様が録音されているのだろうか。まさか悲鳴や戦闘音が記録されているのでは?そして謎の「拡大執行委員会」のテープ。いったい何の目的で開かれた会なのだろう。謎と想像は深まる一方だが、学生ホールにある他の団体(特に執行)の備品は基本的にアンタッチャブルなので、残念ながら聞くことはできなかった。
思えば学生ホールは、中だけでなく内も赤い。いったい昔はどんな戦いが繰り広げられていたのだろう。「代々木対反代々木」という対局をなす両者の建物が、今現在の都留文科大学に残っている(しかもメインストリートを挟んで両者が向かい合わせに建っている)ことも非常に興味深い。しかし生協の方々と知り合いになった&新歓に所属している手前、詮索はしない方がよいのかも。
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