風の行方...深真珠

 

 

今日は時間もなく・・・ - 2001年08月11日(土)

激しく照りつける太陽は
一体何を写しだしているのだろう
醜くもだえる私には眩しすぎて
夜が来るのを待ちわびている

瓦礫の世界で交わした口づけは
氷のように冷たくて
二人の影はいつまでも離れることはなかった
あなたがもっと鋭いナイフは私の方に向けられて
赤く染まった景色は快楽のみを満たす

犯した罪は鮮やかにうかびあがり
深い傷は再び涙をうかべた

やさしく輝いている月に
私はどう映し出されているのだろう
黒く汚れた心は眠りによせて
遠い記憶を追いかけている

見上げるばかりの青い空は
届きそうになくて
風に乗る鳥に憧れ続けていた
背中にあったはずの羽は無惨に引き裂かれて
もう飛ぶ術は体を脱ぎ捨てるだけ

奪われた自由は嬉しそうに微笑んで
深い傷は失うことを恐れはしない

光と闇に導かれながら
今日も何かを信じている


...




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