DAY BY DAY
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今週は寒い日が続き、 雪が沢山積もったところも多かったでしょうね〜。 こちらにいらっしゃる皆さんも風邪などひかれていなければいいですが・・・関西は寒いばかりで乾燥した日が続いていました。・・・というか、寒いと言うより痛いような風がほっぺたの毛穴をきゅーっと引き締めてくれているみたい(笑) 普段手袋は滅多にしない私なのですが、この数日は「お手てがちんちんするぅ〜」とお山の子狐のように、やっぱり手袋なしでは外に行けなかった私です。
去年の仕事になるのですが、「てぶくろを買いに」の絵を描いた時、仕事先の方とこの話についていろんな話をし、先日もまたその話をしていたところです。じっくりと考えられたよいお話は読むほどに深くて、単純に物語を楽しむ以上に沢山の事を語りかけてくれているんだと改めてその面白さを楽しんでいます。
というのも、いろいろ話をしていて、新美南吉は子供のためには自分の命を捨てても守るような、母親像に対しては深い思い入れがある作家なのに、どうしてこの物語の母親は自分が足がすくんで怖くて行けないような街へ子供一人で行かせたんだろう。。。普通、自分が行けないような危険なところへ子供一人で行かせないよね?とか、街を描く時どんな街を描けばいいのか?なんて話をしているうちにその物語を書かれた時代背景は日本が第二次世界大戦に向かう頃であり、その時代と新美南吉がこの物語に秘めた思いに関係があるのではないかという話になりました。
自分は近くまでしか行ったことはないけれど、友達をひどい目に遭わした恐ろしい人間が住む恐ろしい街、だけれども実際に行ってみて新鮮な目を通してみれば、心やさしい人も住み、そこには自分や自分とお母さんとの関係と同じような愛情のある関係や普通の暮らしがあり自分たちと何も変わらない。それは戦争へ向かう中で南吉が感じた敵国の姿に重なるんじゃないかしら?それが今までのお母さん像を超えて訴えたかった事じゃないかしら?なんて思ってこの物語を読むと、今の時代にもいろんな意味で重なって来るような気がしています。
もっとも、絵でそこまで表現するのには、すでにし終えた仕事であることには関係なく私には難しい作業ですが(笑)、ちいさな子狐が街へお使いに行き、かわいい肉球のあるお手てを間違えて出しててぶくろを買ってきた。と単純に楽しむのもほのぼのして好きだけど、そんな一面もふと読みとってみるのもいいなーなんて改めて思った話でした。
このお話での私の仕事は絵本ではなく歌と紙芝居でつづるステージで使うのもので、あまり仕事のことについてはこのHPでふれることは少ない私ですがこのお話はすごく好きなのと、せっかくのいいお話でステキなステージなのに公演依頼数が少ないとのことでちょっと紹介です。200席〜300席ぐらいあれば十分の小さな公演ですが全国の親子劇場、子供劇場関係者及び幼稚園、小学校、子供会等の皆様(笑)興味がありましたら、、、
(有)ふおるく 東京都大田区大森北1-12-1-128 TEL 03-3761-2455 FAX 03-3761-2466 宮沢さんまで♪
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