| 2004年06月09日(水) |
急展開に対応できるか否か |
バギーごと丘を転落し、鎖骨骨折した25歳男性。 色々な訴えが多く(ソセゴンやら眠剤やらをやたらと要求) 行動も問題だらけで(個室で喫煙し大部屋に出される・スタッフへのセクハラ等) 術後1週間目にしてスタッフからは怒りと苦情(?)のオンパレード(^▽^;) そんな患者さんのいる部屋を2日連続で受け持っていた訳なんですが 今日はかなりびびったよ(汗)
『ここんとこなんとかしてよ。痛くてたまんねぇ』 手術でピン固定を行なったのだけれども、腫れがひいてきたので 外からでもわかるくらいピン部分が5ミリほど出てたのね。(もちろん皮膚下で) 昨日の夜からのことらしいけれど、かなり気にしているようなので先生に報告。 『んじゃ、それ抜いちゃってもいいから今日中にやろう』と先生から説明。 『(抜くのが)ダメだったら打ち込んじゃえばいいし〜』とにこやかな先生を前に 微妙に顔をひきつらせていた彼だったのだけれども……
処置にあたって部屋担当であるあたしが指示をうけた必要物品は �〔廼櫂薀献�ペンチ �■院鵐�シロカイン(麻酔薬)5CC ��11号メス ↑これってちょっと怖いわ(; ̄ー ̄A でもちゃんと中央材料部にありました。 そんなこんなで準備はOK。オペの合間に病棟に上がってきた先生から 彼を呼んでくるように言われ、引きつった顔まんまの彼を処置室へ。
処置台に座った彼の肩をキシロカインで麻酔。 麻酔が効いていることを確認すべく、注射針でざくざくする先生(汗) メスで皮膚切開し、中のピンをラジオペンチで引き抜く!!…はずだったけど 『これ、思ったよりしっかり入ってるなぁ。やっぱ打ち込むわ』ということになり 先生は『不潔でいいからペンチちょうだい』と、クラークさんに指示。 患者の肩→滅菌ラジオペンチ→普通のペンチ→先生の手という順序で いざピンが打ち込まれようとした瞬間、患者さんが白眼むいて卒倒(T▽T)
処置台に座ってたので、ゴンという鈍い音がし壁に頭をぶつけたのだけれど 先生からの『失神だわ。ルートキープして!!』の声にこっちの頭が真っ白に(泣) 詰所の中だから、必要物品は山ほどあるってのにどれを準備すべきなのかパニック。 とにかくサーフロ針と延長チューブと固定テープとヘパ生を持ったら 主任さんが『かしてっ!!』とあたしの手からひったくりルートキープを。 ラクトリンゲル全開+プリンペラン1Aの指示が出たので、準備してたら 主任さんから『三活ちょうだい!!!』とあたしに声が飛ぶ。 あ〜ごめんなさい〜(T▽T)延長チューブ使うのに三方活栓忘れてた〜(泣)
まぁ、意識消失2分ほどでいつも通りの問題児ちゃんに復活した彼は 『何があったのか全然覚えてねぇ』とだけ。その後痛みの訴えはありませんでした。 手術日当日、彼にソセゴンを筋注した時に『痛みに弱い方ですか?』と聞いたら 『すげぇガマン強いよ』と彼からの返答がありましたが、それって本当だったの? そんなことを思ったりもしましたが、とりあえず突っ込まないでおきました(^▽^;) …明日もっかいピンの打ち込みするんだって。がんばってね♪
これ書きながら思うのは、緊急の現場って頭真っ白になるわ〜(>_<)ってこと。 今回は麻酔によるショックとかではなく、単純な失神だったのだけれど いきなり倒れられたらこっちもびびるわな〜、なんて。 そしてその場で指示出されても全然動けない自分がいるってことにも気付いたり。
結論:緊急場面でのあたしは役立たずで、かなりジャマ。
これって場数こなせば大丈夫になるんだろうか?? ってか、そんな場数こなすのイヤなんですけれど(泣)
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