- 2004年09月15日(水) 出会った頃君は 医者に処方された薬を ほんとは何でもないのにね、 と言いながら飲んでいた 君は相変わらず ハードな仕事をこなし それでも 夜更けまで酒を煽っていた そんな君は今 僕の家で ただのんびりと過ごしている 仕事も辞めて たまにパンを作ったり 狭いベランダに 植木鉢と土を持ち込んで 野菜を植えたりと そんな暮らしの中で 君の頬はふっくらし 前よりずっと笑うようになった あなたのおかげね、 と君は言う こんな風に生きてみたかったのよ 僕はその度に胸がつまるような思いをする 僕の正体を知らない君 僕の足は重くなる だがやめるわけにはいかない 君の意識が完全に葬られるまで 僕は ...
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