社会資本整備において,計画したものが完成するまで立ち会うことは少ない。 大きなものになるほど設計は設計,工事は工事と別になる。 従って,設計した人は,完成すると,コレ俺が設計したんだぜ!となるが どんな工事だったのかは知り得ない。
そんなことが私にも結構あるわけで・・・
大昔,調査・設計を行った物件の第二期工事が始まるからと, 再び同じ物件に携わることになった。 四半世紀を経て,既に忘れてしまっていてもおかしくない。
受領した資料に,昔,自分が作成した内容が示されていた。 あの頃,作成した思い出が蘇ってくる。
今でこそ考えられない静電カラープロッタにA0ロングで出力し, 書ききれなかった文字・数字をシールで貼っていた(笑 その内容も思い出してしまう。
作業している場所や面子の顔が浮かんでくる。 その面子も今はバラバラで連絡も取れない。
不思議な縁だなと思う。
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