大 将 日 記
DiaryINDEXpastwill


2006年04月29日(土) 甲斐京子の夢劇場

今日は師匠・夕鶴みきが出演している『甲斐京子の夢劇場』を観て来ました。
とにかく参りました。本当にやられたの一言です。

なんて言うのかなぁ、甲斐さんと師匠は他の女優さんやダンサーさんと違うんです
よ。発声にしろ歌にしろ踊りにしろ、他の人達とはあきらかに違うんですよ。

他の人達が悪いんじゃ無いんですよ。それは誤解しないで下さいね。
何て言うのかなぁ、目の力が凄く強いんですよ。

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、こう書くと他の人が弱いように勘違いされてしまう・・・

上手くは言えないけど、とにかくいつもKey Stationで稽古を付けてくれる師匠の
凄さをまたまた再認識しちゃった訳です。

他の共演者の芝居を観にも行きます。その時はいい所を探すのに必死になってしま
う自分が居る。とかく他人の欠点と言うのは見付けやすい訳で、それを反面教師に
して勉強していく方法もある訳なんですが、逆にいい所を見付けて、それを自分の
中に取り入れて自身を伸ばして行こうと常に思っている。だから今日も勉強だ勉強
だと自分に言い聞かせながら観ていたんですが、全然勉強になりませんでした。

もうね、凄過ぎるんです。
困ります、あんな凄い人の居るユニットの頭を張るって。本当に大変な事なんです。

出演者の中に下馬二五七さんと言う、とても有名な役者さんが出演していましたが、
この方には本当に参りました。
小さい身体なのに、目に力を感じさせている訳でも無いのに、凄く存在感があるん
です。思わず楽屋にお邪魔した時、師匠に「下馬さんのサインが欲しい」と頼み込
んでしまいました。
あまり私は人づてにサインを絶対頼まない主義の人なんですが、本当に思わず頼ん
でしまいました。心の師匠・さだまさしのサインですら、自分で貰いに行き、野球
選手のサインだって滅多に貰わない私が、本当にサインの欲しくなった人です。

今日は頂けませんでしたが、姐さんは快く引き受けてくれました。
下馬さんのサイン、宝物にします。

いやぁ、それにしても本当に素晴らしい舞台でした。
明日までやっております。芝居好きな方は絶対に観に行くべきです。
昨年度、芸術祭大賞を受賞した理由が解るような気がしますよ。


南 風 |MAILHomePage

My追加