大 将 日 記
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2006年01月08日(日) 船橋市高校演劇フェスティバル

先日、レンタルショップからDVDを借りて来ました。見終わって返そうと思い、
この前のKey Stationの稽古に車で行く時に一緒に持って行きました。
帰りに返そうと思っていたのですが、その日は今年初の稽古だったのと、長谷瞳
がKey Stationの仲間として初めて参加した稽古と言う事で遅くまでお茶をして
しまっていましたので、レンタルショップも閉店してしまったのでそのまま持ち
かえったのです。
その日は着替えの他、動画撮影用の三脚等も持って行っていたので荷物は多かっ
たんです。しかし車内にDVDを置き去りにする訳にはいかず一度車の上に置い
た所までは覚えていたんですが、翌日家の中にそのDVDは見当たらず、どうも
車の上に置いたままにしてしまったみたいなんです。
翌日、父がその車に乗って出掛けたのですが、車の屋根には何も乗って無かった
そうで、それでも心配になった私は近所をウロウロ見に行ったら自宅の道路の向
こう側、本当にすぐ近くの歩道の脇にレンタルショップの袋が落ちていました。
中身は当然ありませんでしたので、私の弁償が決まってしまったのですが、悔し
かった事がありました。
何が悔しいって、自分が置き忘れた物ですから落ちていた物を拾って中身だけ持
って行くのは仕方無いです。だからそんな自分を悔しがってるのではありません。
中身は無かったのですが、その布製の袋はボロボロにされ、中身のDVDも近く
にバリバリにされて落ちていました。

私は去年の今頃でしたか、駅前に置いておいた原付バイクを盗まれまして、数ヶ
月後に見付かったのですが、もう乗れないほど破壊されていました。その破壊と
言うのもバイクの部品を取る為では無く、ただ闇雲に滅茶苦茶にしたと言う感じ
の破壊の仕方でした。

バイクにしろDVDにしろ壊れてはいないし、まだまだ全然使える物なんですが、
どうしてこう言う風にされてしまうんだろうって私は不思議でなりませんでした。
DVDは中身を見てからでもいいだろうし、バイクだって何処かに乗って行って
捨てるにらまだしも、ウチの近所の公園裏の林の中に捨てられていたんです。
そう考えると、今の世の中は精神が病んでる人が多いのかもしれません。怖い世
の中だと思いました。


さて話しは変わって、実は昨日、船橋市民文化ホールで高校演劇フェスティバル
が開催されまして、裕介&瞳をお供に3人で行って参りました。
私は高校演劇と呼ばれる物は演じても居ないし見た事も無かったのでとても楽し
みにしていました。他の2人は高校からずっと演劇をしていたので随分と懐かし
い演目が出ていたりしてそれなりに楽しんでいたようなんですが、私は一人の演
劇人として若干のショックを受けました。

私は子供の頃に野球をやっていました。中学時代はバスケットボールをして汗を
流しました。まあこれは何処の子供でも水泳をやったりサッカーをやったり、ま
たは書道やバレーやダンスを習わせたりするんでしょうが、演劇って本当に一部
の子供くらいしか接する事が無いと思うんですよ。中学に演劇部があったらまだ
良い方で、大抵の人は高校が演劇の入り口になっているんですよね。だから何処
の学校の演劇部も薄いんですよね。
もっと元気を与えて貰える物だと思っていたのですが、何処の学校の演劇部も小
さくまとまってしまっていて勿体無いと思いました。
そんな中でも私が一番目を引いたのが、船橋旭高校の『祭よ、今宵だけは哀しげ
に〜銀河鉄道と夜〜』の中でカムパネルラと言う少年を演じた根本彩夏さん2年
生の演技に私は光を見ましたね。表現力はまだもう少しと言った所だと思います
が、気持ちがこっちに伝わって来るんですよね。とても素敵な役者さんだと思い
ました。是非Key Stationに入って見聞を広げて貰いたいと思いましたね(笑)。

でもいろんな意味で楽しませて貰いました。

終演後、裏方を手伝っていた親方も合流して4人でサイゼリアで食事をしていた
ら、一番最初に『ひかりごけ』と言う随分と難しいテーマを題材にした日本大学
習志野高校の生徒さん達が入って来たので、ついウッカリ声をかけてしまい大変
に驚かれたと思います。本当にごめんなさいね。

また来年も伺いたいと思いました。


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