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2006年07月15日(土)  雷と炒飯
まだ昼間なのに外が急に暗くなってきて、遠くでごろごろ鳴っていたかと思うと、あっという間に大雨と雷。
私は、台所の窓を開けて、空が光るのを見ながら、雷鳴を聞きながら、チャーハンをつくっている。

台所の電気もつけないまま、居間の電気もつけないまま、ただ、コンロの火が周りを申し訳なさげに照らしているだけで、私は一生懸命フライパンをふってチャーハンを作っている。
外は雷、私はチャーハン。

すぐにこの雨は上がるだろう。
すぐにまた太陽は強く照るだろう。
太陽が出る頃には、すっかりチャーハンは出来上がっているだろう。
もうじき、恋人がうちに来るよ。
そしたら、ふたりでチャーハンを食べるよ。
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