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| 2006年05月23日(火) 手紙 |
| 幼い頃の話。小学生のころ。 私が住んでいた街は、海に面する街で、家から10分くらい自転車をこぐと海が見えてくる。 大き目の牛乳瓶に手紙を書いて波に流した。 なんて書いたかはもう忘れてしまった。 だけど、住所と名前を書いたことは覚えている。 白い波がたつ青い海に、透明の牛乳瓶がたぷんたぷんと流れていった。 間もなく見えなくなってきて、目の前に広がる太平洋の向こうから誰かが手紙を送ってくれればいいのにと思った。 よく映画やドラマでも、海に手紙を流して、というのがあるけれど、本当にどこかの海岸にたどり着いて誰かが拾いあげてくれるのだろうか。誰かが中を見て手紙を読んでくれるだろうか。 あれから、20年近くたっているけれど、まだ誰からも手紙は来ない。 海に吸い込まれたあの手紙は、今ごろどこでどうなっているのだろう。 |
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