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2006年02月18日(土)  繋がらない電話
風邪をひいた。
なので、恋人との喧嘩は一時休戦だ。
押入れの奥から体温計を探す恋人の背中を見ながら、このままうやむやに喧嘩も終わってしまえばいいのに、と思う。

何度も浅い夢を見た。
ほとんど仕事をしている夢で、夢の中で私はキリキリマイになって仕事をしている。
鳴り止まない電話を無視して、私はただひたすらパソコンに向かっている。
そして、私は誰かに電話をかける。
宙で覚えているはずの電話番号なのに、うまく指がボタンを押せない。
1を押したいのに、4を押してしまう。
一度、受話器をおろしてまたあげる。
5を押したくても勝手に指が6を押してしまう。
また受話器をおろし、あげる。
早く電話をかけたいのに、早くあのことを伝えなければいけないのに、一刻も早く相手の声を聞いて無事を確認したいのに、私は自分の押したい番号を押せずに何度も受話器をおろす。
その間にも、周りの電話が、ルルルルルと音をたてて私を呼んでいる。

私は泣きながら電話をかけている。
そんな浅くて苦しい夢を見た。
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