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2005年11月28日(月)  どうして私を可愛がってくれないの
細木数子の番組を見ていたら、5歳くらいの子供たちが細木数子に悩みを相談(?)をするコーナーがあった。
『どうして、お母さんはいっつも怒るの?』とか、そういう内容だ。
で、その中である男の子が、『どうして、お父さんとお母さんは弟ばかり可愛がるの?』って、もう今にも泣きそうな声で言うの。
ちょー泣くんですけど。
その言葉、胸が痛いんですけど。

子供って、大人からしたら、思っているより子供じゃないけど、思っているよりまだまだ幼いものなんでしょうね。私たちはかつて赤ん坊だったことがあって、子供だったことがあるのに、想像も出来ない子供の心の中(たとえば、痛みとか淋しさとか)にときに驚かされたりするものなのかもしれない。

それでもって、その番組の中で、『どうして、お父さんとお母さんは弟ばかり可愛がるの?』と言った子供に、スタジオ中の大人が一斉に笑ったの!どうして?!
その男の子の泣き顔に大人たちは笑ったんだろうけど、私があの子だったら大泣きするなと思う。真剣に考えてるのに笑われちゃったらね。
いろんな大人に茶化されて、もう見てらんない!と思った。

だけど、数子はいいこと言ったね。
「キミだってお父さんとお母さんに愛されてるんだよ。弟が生まれてくる前まではキミだって、弟と同じように可愛がられてたんだから」
「だから、キミがお父さんとお母さんに可愛がられた分、弟も可愛がろうね」って。
数子、いいこと言うね。
ちょっと見直したよ、数子。


私は一人っ子で育ったので、きょうだいのある家庭がどんなものだったか、まったくわからないけど、少しばかりこの男の子の気持ちがわかるような気がした。
私のいとこたちが生まれたとき、母はその子たちばかり可愛がって、「あんたはお姉ちゃんなんだから」って言われたことある。どうして、お母さんは本当の子供の私を、可愛がってくれないのかな、って思ったことがある。
今になって思うのは、母は一人っ子で育つ私に、少しでもきょうだいがいる気分を味わってもらいたかったのかなって、お姉ちゃんであることとはどういうことかと、いとこたちと一緒にいる時だけでも感じて欲しかったのだろうかとも思える。
弟や妹がいるということ、年下の子供を可愛がって面倒を見てあげるということを、私にわかって欲しかったのかなって。

だけど、小さい頃はそんなこと少しもわからなかった。


子供は、大人が思っているほど子供でもなく大人でもない。
それは大人の押し付けや期待にしかすぎず、子供は思わぬところで傷ついたり自信をつけて成長を遂げていくものなのかもしれない。
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