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2005年10月20日(木)  慈愛の精神
もう心が荒んじゃって荒んじゃって仕方がないのでお手紙書いたさっきの手紙のご用事なあに、なので、誰彼ともなく人を愛そうと心に決めました。

たとえば、どういうことかと申しますと、
電車の中で、隣に座ってこっくり舟をこいでいる女の子が私の肩にもたれかかってきても、「いいよいいよ、ゆっくり寝ていいよ。私の肩を貸してあげるから」と右肩を差し出してみたり。
すごい混んでる電車の中でおっさんが新聞を広げて読もうとして、その肘が私の背中をぐいぐいと押してきても、「ごめんなさいね。私が邪魔で新聞も読めなくて本当にごめんなさい」と心の中で謝ってみたり。
後輩が私の作った資料を破壊してしまっても「ちゃんと保存してなかった私が悪かったよ。君は何も悪くないんだから」と謝る後輩に菩薩の笑顔を向けてみたり。
恋人が「酔っ払ったので迎えに来てくれ」と電話を寄越してきて、駅のホームで半分寝ながら待っていても「寒かったでしょ。こんなところに一人で待たせてごめんね」と、体を抱き起こしてあげたり。

まあ、散々やったけど、やっぱり自分には慈愛の精神には向いてないとわかるまで丸一日もかかんなかったね。

だいたいさー、
人にもたれて寝てんじゃないわよ。重いから。
混んでる電車で新聞なんか普通読む?その神経が信じられないけど。
人の作った資料を勝手に触るな見るな動かすな。君、グラウンド5週してきなさい。
帰れなくなるくらいお酒を飲むな。限度を越えないで下さい。いい大人なんだから。
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