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2005年06月29日(水)  生かしちゃおけない
仕事が終わって、終電の時間までいくらかあったので、同僚とラーメンを食べに行った。
0時近くにラーメンってデブの近道なのだけど、腹が減っているので仕方ない。昼ごはんだってろくに食べていないのだ。

で、お店に入って席に通してもらう途中、私は見ちゃったのだ。
壁を這うゴキブリを。
そんなに汚い店ではないし、どちらかと言うとちょっとお洒落なお店で若いお客さんがいっぱい来るような所なのだ。ゴキブリがいそうなお店ではないのに、ゴキブリは壁をちょろちょろと這っていたのだ。

あ!ゴキブリ!
と、私は叫びそうになったけど、食べ物屋さんだしねぇ。
満席の店内には、美味しそうにラーメンをすするお客さんがいっぱいいるからねぇ。
ゴキブリが出たと発言するには、ちょっと躊躇してしまった。

席についてラーメンが出てきても、ゴキブリは我が物顔で壁をちょろちょろ、ちょろちょろっと行っては進み、止まってはまた進みを繰り返している。
ああー、あれを叩いてしまいたい。
なんとかしてやっつけてやりたい!
目の端でちょろちょろされるとすごく気になるし、見つけてしまったら生かしてはおけない。
いつか、あれが飛んでしまったら、店内はパニックだろうなぁ。
一緒にいた同僚の女の子に、「ゴキブリは苦手?」と聞いたら、(まあ、得意という人はいないだろうけれど)彼女は、「ぜったいいや。ぜったいいや」と言うので、彼女にはあそこにゴキブリがいることを教えてあげないようにした。だって、ゴキブリの存在を教えたら大声で叫ばれ、それこそ店内パニックかもしれないもの。

学生の頃、友達の家に遊びに行ったらゴキブリが出て、私が退治してやった。
大学の教室でゴキブリが出て、女の子がキャアキャア行ってる側で、私は新聞紙を丸めて追い回して、とっちめた。
自分の部屋でゴキブリを発見してしまって、アレをやっつけるまでは眠れないと思い、深夜3時くらいまで追いかけっこを繰り返して、しとめてやった。そのあとぐっすり眠れた。

ゴキブリを見たら、生かしてはおれない。
キャーキャー言う暇があったらやっつける。
このように、私は逞しい女性でありたいと思うのであります。


ラーメン屋で同僚がお会計をしている最中、まだまだ這い続けるゴキブリを見上げていたら、同僚が「どうしたの?」と私の視線の先を追いかけて、
ぎゃー!ゴキブリ!と指差してしまった。
ちょうど壁の前のカウンターの席に座っていた人がゴキブリを見て、うわあと声をあげ、店員さんがすかさず、ホウキを持って壁を掃っていた。
ちょっとしたパニックになったけど、私はアワアワ言ってる同僚の背中を押して、そそくさとお店をでて、終電に向かって走った。
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