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2005年04月04日(月)  真っ直ぐでいたい
恋人といろんな話しをする。
いろんな、いろんな話しをする。
何時間でも、どんな話しでも、私はずっとずっとこのまま恋人と話し続けていたいと思う。

深夜。もう午前3時になろうかという時間、眠れなくてホットミルクを飲んだ。私はベッドに腰掛け、恋人は壁にもたれて私と向かい合う。何度も、眠くないの? もう眠っていいよ、と聞いたけれど、恋人は首を振って笑いかける。

芯がひとつ通っている。
この人の中心には、ひとつ、細いけれど真っ直ぐで強い芯が通っている。
どうしてその軸はぶれないのだろう。
彼はどうしてそれほど真っ直ぐに生きていけるのだろう。

負けてもいいや、と思いたくなることがある。
逃げちゃえばいいや、と思うことがある。
そんな自分を自分で許せない反面、煙に巻いてしまえば嫌な部分は見なくてすむから、と言い訳をしたくなるときがある。
それが自己嫌悪の元になることなど、充分承知しているのに。

そういう自分を、私はとても恥ずかしく思う。
負けちゃいけない、責任から逃れてはいけない、その思いと同じ重さで、逃げたい、すべて放りたい、そう思う自分が恥ずかしく、また、生真面目に責任を背負ってしまおうとする自分が息苦しく思える。
私は、本当は自由な人間なんかじゃない。
私は、それほど素直な人間ではない。
自由に憧れる人間ほど、不自由な人間なのだと思う。

恥ずかしいと思う、そんな自分が嫌だと思う。
彼とそんな話しをした。
どうしたらいいんだろうね、と彼は言った。
彼の強さが、少しでも私にあればいいのにと思った。
彼の迷わない真っ直ぐな気持ちが、少しでも私にあればいいのにと思った。


誰かがいてくれるということは、どうしてこんなにも私を救うのだろう。
何かを言って欲しいわけではない、ただ聞いて欲しいだけでもない。
その人の中のなにかが、私を勇気付けてくれることもあれば、指針を与えることもある。憧れることもあって、羨ましくも思えるし、解らせてくれることもある。

みんな、ひとりじゃ生きていかれない。
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