セキセイインコ ゴン助の精巣腫瘍闘病記録

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2003年02月08日(土) 57 アガリスク

ゴンの通院中、獣医さんから勧められたものがあった。
アガリスク茸。

ただしこれは、まだ効用がはっきりしていないので
飼い主さんの判断で与えて下さい、とのこと。

ハムスターなど小動物の例で、いくつか
効果が見られたそうだ。
しかしアガリスクは高価。個人的には怪しいような、と
信用をいまひとつしきれなかったもの。
薬代や診察代などは可能な限り、惜しむつもりは
なかったものの、効用が未知数で高価
という物には二の足を踏んだ。


たかだか50グラムも無い小鳥に与える量なんか
わずかではあったが、買えば人間用でそれなりに
するだろう、と見送った。
今後新しい治療などあればそちらに注ぎ込む方が
良さそうだ、と判断。



ところが。

ゴンがいなくなって数日後、引き出物の
カタログブックが出て来た。去年結婚式に出て
戴いた物をずっとほったらかしにしていた。
何か選ぶか、とめくっていたらアガリスク茸が
入っていたのだ。

もっと早く気が付いていれば。
効果があったかどうか知る由もないが
貰い物なら、迷わずゴンに与えてみたものを。


いくつかこんな風にああ、あのとき...なんて思う事も
出て来るこの頃。仕方のない事である。
願わくば次に飼う鳥が年を取った頃、アガリスク茸の
効用や、新しい治療方法が見つかっていると嬉しい。


おまけ。


ゴンの餌は殻付きフードだった。
余ったものはベランダにまいて雀にやっていた。
たまにそれが芽を出して育つ事がある。


その中で大変可愛らしい花が咲くものがあった。

アマ。(フラックスともいうハーブ)

夏頃小さな青い花をたくさん咲かせる。
実はゴマのような形。効用は少々問題があるので
ここでは触れない。
(専門書などの処方を参考にして下さい)

いっせいに青い花が開いた眺めは本当に愛らしい。


他にも粟やら麦やらいろんな物が生えた。
土にゆとりがあればどんな花が咲くか、楽しみに
するのもいい。ただし、ごくまれにとんでもない
違法の植物が発芽する場合もあるのでご用心を。


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