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2006年06月25日(日) this story/+caption in the world+

僕らには、もはや、会話をする余地さえ無い。
あなたのその、鋭い視線に、吐き気がする。


電車から眺めてきた景色も。
工業地帯の配管も。


すべて、そのすべてを。
あなたに見せたいと思って。


そう思ったら、また苦しくなる。


それが、好きだという、証拠だとしたら。
「あなたが好き」
その言葉を。


そして、おねがいだから。
ぼくを、嫌いには、ならないで。


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