容疑者は叫ぶ。悲痛な叫びは、孤独に空に舞う。
明けない夜は、もうすぐ終わるのかも…なんて、月を探し当てる。
そのうち雲に隠れた月を、僕らは探すあてを知らなかった。

辛いなら、何もかも、辞めてしまって。
一人になって、仕事バカにでもなって、金をためろ。
そうしたら、いざというときに、空をとべるのだから。


残された時間のなかで、どれだけのステージをこなせるのだろう。
終わりのすぐそこまで。
僕らは全力疾走で、走り抜ける準備は出来ているのだろうか。
目標もなにもない、はかない約束でさえ。
愛情に変わる。

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