私は毎朝、ちゃんとうんちをして仕事に行く。

しかし今日は４歳息子がごねまくり、遅くなってしまった。



用も足せない・・・



ゲーマーは起きた途端、プレステをＯＮにしやがる。

今からこんな事ではいけないと分かっているが、させないと石になる。


保育所なんか行けたもんじゃない。

それなら１０分でもさせて、気持ちよく保育所に行かせたい。

私も手がかからずに済む（←本音）



しかし今朝は違った！

寝起き１番にアンパンマンのビデオを見たために、彼は命より

大事なゲームをする時間がなかったのだ！


おかげで用も足せず、号泣する息子をおんぶしての登園。


朝から疲れ果てました。




用が足せなかった私は、ルームの掃除中、もよおしました。



フロアを確認・・・・誰もいない。

今掃除してるのは連泊の部屋だが、ここは選んでる場合ではない。


すでに受付まできている。

今、大声を出すと確実にみっちゃんだ。


心の中でつい歌ってしまった・・・


みっちゃん道みちうんこたれて♪



とりあえず余裕のない私は部屋のドアも開けたまま、トイレのドアだけ

閉め、ズボンとパンツと同時に脱ぎながら座った。


「はぁ〜」

やっとのことで脱出できたうんちも心なしか嬉しそうだ。


しかし！私は大変な過ちを犯していた！
















・・・足音が聞こえる・・・・・



近づいてくる・・・・・




でも、うんちはノン・ストップ・・・・・




誰だ？？？お願い・・・通りすぎてください！




物音たてずにトイレで冷やせだらだら。


すると、コンコン。




うおぉぉぉｌ！！この部屋のドアだよ！

誰かノックしてるよ！！（心の声）



「いつきさん、いる？」


よりにもよって女帝参上。

息を殺し、気配を消し、いかにも誰もいないように動かない私。


しかし、ドアには鍵を掛けていない！


入ってこられたら、もうバレバレ。


音がしなくても、この独特の臭い。






終わった・・・なにもかも終わった・・・



ここは正直に言うべきか・・いやいや、やはり居ない振りをしよう！

そうだ！それしかない！














ぽっちゃん！





（ぎえ〜〜〜！うんちが便器の中に落ちた〜！！絶対聞こえたよ！）

それでも顔だけ凄いことになりながら、尚且つ気配を消す。





ごんごん！「いつきさん！分かってるのよ！」

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