ツッキーの戯言
人間の本性,ルーム係りは見た!

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2004年02月08日(日) ビーカー

テレビに理科室が出てた。

そして思い出した、小学生の頃。

私は大人しいいじめられっこだった。

友達も無く、いつも一人ぼっちの小学生だった。

5年生になり、掃除は理科室に決まり、

時間になると、そこに向かう。


他の生徒は適当に箒で掃き、雑巾で机を拭いたら出て行ってしまう。

遊びたいのだ。

私はというと、別に遊ぶ人も無く、教室に帰ったところで

どうせ暇なのだ。

それなら、面白いものが沢山ある、理科室に残った方が楽しい。

ふと見ると、奥にまだ一人いる。

よくみると、私と同じいじめられっこの一人だった。


彼女の他は私しかいない。

思い切って声をかけてみた。




私の手にはビーカー。

右手で持ち、左手を上に乗せ、手で蓋をしたような形で持っている。

「ちょっと来て。面白い物があるから。」

彼女は、同じいじめられっこの私だからだろうか?

安心して、笑顔で駆け寄ってきた。



彼女の目前にビーカーを出す。

そして、そっと左手を外し、彼女の顔のまん前に差し出す。



















「わっ!何これ?!くっさ〜〜〜!!」




そうです。




私はビーカーをお尻にくっつけ、そこに屁をこき、閉じ込め、

手で密封し、彼女に香りのプレゼント♪をしたのです。



あくまで『いたずら』です。

でも、その後彼女は心を開いてくれて、たった一人の友達となりました。

小学生5年生にして 初めて出来た、友達です。






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普通に そう言ってのけました。

懐かしい思い出です。

いまでも、ビーカーを見ると彼女を思い出します。


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