オヤビン日記
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2005年01月22日(土) 「パッチギ!」公開初日舞台挨拶

くまおが行きたいというので、
映画「パッチギ!」初日舞台挨拶に行ってきた。

9時30分から整理券を配布すると聞いていたので
8時30分に映画館に行ったら、すでにかなりの人が並んでいた。
整理番号は60番台前半だった。


舞台挨拶には井筒監督、塩谷瞬さん、沢尻エリカさん、尾上寛之さん、
真木よう子さん、波岡一喜さん、先生役の光石研さんがいらした。

塩谷さん、格好良かった!
映画をみているときはそれほどとは思わなかったけれど、
実際に見ると背が高くて、目がぱっちりしていて
映画とは違った印象だった。

女優さん達も映画とは全く違った雰囲気だったので、
どなたがどの役だったのか、最初に見たときには分からなかったくらい。

監督はかなり厳しい方のようで
映画の撮影は相当大変だったらしい。、
塩谷さんは監督に何度も泣かされたと言っていた。

ロビーで流れていたメイキングに
その塩谷さんが泣かされている映像があると言っていたので
ぜひ見たいと思ったけれど、
人だかりがすごくて見ることができなかった。

一番最初に挨拶をした監督は、二言くらい御礼を言っただけ。
胸がいっぱいで言葉にならなかったのかなと思った。

欲を言えばオダキリさんやリ・アンソン役の高岡蒼佑さんも見たかったし
もう少しこの映画に対する監督の思いを聞きたかったな。



映画はなかなかおもしろかった。

殴りあって血がたくさん流れるシーンが多いのには
うんざりで、目を背けてしまったけれど、
それ以外は笑えるシーンもたくさんあっておもしろかった。

チェドキ(だったかな)が亡くなったところではなく、
そのお葬式で参列者一人一人が
自分が体験してきたことを語っているシーンで
涙がたくさん溢れてきた。

きっと想像を絶するような体験をたくさんしてきたんだろうなと思った。

喧嘩ばかりしているチェドキ(だったかな)が
「本当はいつもいつ襲われるかと、ビクビクして歩いている」
と言っていたのが印象的だった。


見終わった後に心が晴れ晴れするような映画ではなかったので
上映後の舞台挨拶で監督や出演者の方々の笑顔を見ることができて
ほっとした。

寝不足が続いていたのに全然眠くならなかったし、
集中力がない私でも退屈することもなくて、あっという間に終わってしまった。

無理してでも見に行って、ほんとうによかった。





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