オヤビン日記
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2004年06月12日(土) 海猿 初日舞台挨拶

夫が加藤あいちゃんを見たいというので、
映画「海猿」の公開初日舞台挨拶 (@有楽町日劇2) に行ってきた。

チケットは発売初日の午前10時に
チケットぴあに電話したらすぐ繋がって
あっけなく取ることができた。
運が良かったのかな。


舞台挨拶では最前列が報道関係者席になるので、
一般の人は前から2列目が一番前ということになるんだけど、
なんと、今日の席は一番前の下手端だった。
映画を見るには最悪だけど、舞台挨拶を考えるとすごくいい席!

ところが、上映開始直前になって女性2人組が話し掛けてきて、
ど真ん中の前から2列目と交換してくれないか」と言われた。
私たちはそれほど熱狂的なファンではないので、
一番前でも2列目でも変わりないから、快く交換してあげた。


映画はと〜っても面白かった。
「人命救助」っていうと
「体力があって厳しい訓練を受けた人が、遭難した人を助けに向かう」
って単純に思ってしまうけれど、
実際にはものすごく大変で危険なことなんだなって思った。

救助に行った人の命も危なくなった場合、
その人はどうするのか?

とにかく自分だけでも助かろうとするのか、
それとも遭難した人と一緒に死を選ぶのか。
自分だったらどうするだろうと、考えさせられた。

映画の中で教官が言っていたけれど、
人命救助といっても、実際には遺体回収の仕事がほとんどだそうだ。

「最前線に楽しいことなんて無い」んだって。
だったらなぜ潜水士の方々はその仕事を続けるのだろうか。
使命感だけではあんな過酷な任務はできないよね。

水中での撮影って大変だったと思うけれど、
海の中のシーンは薄暗くて、
表情や仕草が見えにくかったのがとっても残念だった。

加藤あいちゃんと伊東英明さんの恋愛については
もう少し深く描かれていてもよかったかなと思った。
2人の気持ちの移り変わりが少し伝わりにくい気がしたから。

映画では訓練生達が「脱ぐ」シーンが何回もあって、
美しい?お尻をたくさん拝むことができて嬉しかった。

悲しくて泣けるところも、嬉しくて泣けるところも、
笑えるところもあって、見終わったら自然に拍手をしたくなるような、
そんな映画だった。
続編もあるのかな。あったら絶対に見に行きたい。


舞台挨拶には監督と香里奈さん、加藤あいさん、伊藤英明さん、
海東健さん、伊藤淳史さん、國村隼さんが来た。
司会はいいとも金曜日の梅津アナだった。

間近で見たみると、皆さんやっぱりオーラがあるよね。
伊藤さんは、あのスーツは「?」って思ったけれど、
ものすごく格好よかった。

みんなの声援やお手振りにちゃんと答えてくれて、
声のほうを向いてにっこり笑ったり、
お手振りに答えて手を振ってくれたのが、驚きだった。
剛くんのときはそんなこと無かったから。

海東さんは黙って立っていると怖そうだけれど、
話していると笑顔になって怖そうなイメージは無くなった。


マスコミの写真撮影では、なんと客席に降りて、
最前列の椅子の前にある台に監督と出演者皆さんが立って、
客席をバックにしての撮影だった。

だから、出演者の方は舞台の袖から裏に一端はけて、
客席のドアから再入場してきた。
驚いたことに、伊藤英明さん (他の方が握手していたかどうかは見ていなかった) は
入場しながら最前列の人たちと握手していた。


皆さんが台の上に立ったところで撮影開始。
もう、手を伸ばせば触れそうなところにみんなが立っていて、
さすがにファンじゃない私でも興奮してしまった。

映画のなかでは頻繁に「敬礼!」と
上官に対して敬礼するシーンが出てきたんだけど、
写真撮影のときにも海東さんの号令に従って敬礼をし
写真を撮られた。

客席全員と後ろに立っている関係者の方も、
全員起立をして、会場内み〜んな敬礼だよ。
(出演者が一旦はけて客席に入場してくる前に、
客席だけで敬礼の練習までさせられた。)

ちょっと恥ずかしかったけれど、
出演者の方が「どんなかんじかな?」っていうふうに
後ろを振り向いてくれて嬉しかった。

そして写真撮影のあとには、監督と出演者の方が
映画の中でかぶっていた海上保安官の制服の白い帽子を
客席に向かって後ろ向きに投げてくれた (ブーケトスみたいに)。
この帽子を受け取った人は、
出演者のサイン付きポスターをもらえるとのことだった。
客席のみんなは大喜び!
口々に「こっちに投げて〜!」って言っていた。

一斉に帽子が投げられたんだけれど、
なんと伊藤英明さんは、最前列にいたファンの女の子に
帽子を手渡ししていたそうだ。

うわ〜、なんていい人なんだろう…
(でも後ろのファンの人がかわいそうかなっていう気もするが)

私は帽子の行方を追っていて見て無かったけれど、夫がそう言っていた。
後ろ向きのままそっと渡したのかな。

最後に帰るときも、伊藤さんは最前列の人と握手をしながら帰っていった。
こんなこと SMAP じゃ、考えられない…

だから上映前に話し掛けてきた人たちは
席を替わってくださいって言ってきたんだね。
見てたらその人たちもちゃんと握手していたので、
替わってあげてよかったと思った。


これから見に行く人は、スタッフロールが終わっても
まだ席を立っちゃダメだよ。





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