オヤビン日記
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2004年06月05日(土) 天国の本屋〜恋火 初日舞台挨拶

夫が竹内結子ちゃんを見たいと言うから、
天国の本屋〜恋火の初日舞台挨拶 (@丸の内プラゼール) に行ってきた。

チケットは、発売開始の日に仕事が終わってから、
私が丸の内まで行って買った。
疲れてたのに、体に鞭打って行ったんだよ〜
夕方6時を過ぎていたからもう売り切れかと思ったけれど、
そんなことはなくて、前から9列目というなかなかいい席を取ることができた。

生で見た竹内結子ちゃんは、けっこう小さくて細かった。
喋り方はテレビで見たままで、とても可愛かった。

そのほかに篠原哲雄監督や玉山鉄二さん、
香里奈さん、新井浩文さん、子役の男の子が来ていて、
監督と男の子以外はみんな浴衣を着て、特製団扇を持っていた。
なんでも主題歌を歌っている松任谷由実さんの実家の呉服屋さんで作って、
松任谷さんがプレゼントしたそうだ。


ビーナスの舞台挨拶では、出演者が登場すると
みんな「キャ〜」って歓声を上げていたけれど、
今日はそんなことがなくて、終始とっても静かだったのがおもしろかった。

竹内さんとか玉山さんのファンの方って、
あんなに間近で見ても興奮しないのかな。


映画もなかなか面白かった。
この映画では天国と現世、両方の世界が描かれている。
天国というのは大抵の人は見たことが無いわけだから
想像の世界なんだけど、篠原監督の描いた天国が、
私の想像していた天国とは全然違っていて興味深かった。

いつの時代だか分からなくて、新しい感じもするけれど
ちょっと古い雰囲気もあって、
真っ青な青空の下で眩しいくらいに明るいというわけでもなく、
かといって薄暗い感じもせず、
なんともいえない、いい雰囲気だった。
まさに天国。行ってみたいと思った。

竹内さんは一人二役で、舞台挨拶では
「ちゃんと演じ分けられていなかったらごめんなさい。」
と謙遜されていたが、全くそんなことは無かった。

天国にいるちょっと陰のあるような女性と、
現世にいる活動的な女の子を
うまく演じ分けていたと思う。

この映画の中で一番よかったのは
香川照之さんの演技だった。
竹内さんが負けてしまうんじゃないか
と心配になるくらい迫力のある演技で、
香川さんが出てくるシーンでは、
観客席の空気がピン!と引き締まったような気がした。

夫も見終わってすぐに、香川さんがよかったね!と言っていた。

ひとつ残念だったのは、パンフレットの香川さんのプロフィールのところに
「ホテルビーナス」が載っていなかったことだ。
竹内さんのところにはちゃんと「黄泉がえり」が載っていたのに。





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