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パルレモアダムール















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2002年05月01日(水)→→→時の声

もうすぐワールドカップが始まる。
でもわたしは知らんぷりを決め込むことにしている。
元々、野球は大好きだけれど、サッカーに興味は無い。
でも去年の夏はサッカーの勉強をちょこっとしたりした。
あのひとが中田浩二に似ていることやアントラーズファンであることやデイビッド・ベッカムの大ファンであることやバティストゥータの髪型を真似したがっていたことやマンチェスター・ユナイテッドのユニフォームの種類やナイジェリアチームがスーパーイーグルスと呼ばれていることや…
そんなこと、知ったこっちゃない。
わたしはそこらへんのサッカーに興味のない女の子よりも、スポーツニュースを見慣れていることや、研究室では男の子にかこまれた生活だったこととかもあって、サッカーだってちょっとは知っている。
でも、もう学校も卒業したしあのひととだって会うことも無い。
だったらもうそんなことは忘れたいのだ。
でも、ワールドカップ熱が、わたしに否応なく囁いてくる。
オランダは代表になれなかった。
ドイツ−イングランド戦は1−5でイングランドが勝って代表になった。
イングランドとナイジェリアとアルゼンチンが予選同じグループになってしまった、“死のグループ”。
小野のフェイエノールトがリーグ3位に入ってチャンピオンシップに出られるか。
ベッカムが怪我をしてしまった。
オウンゴールじゃなくて西沢のゴールだった。
…聞きたくないのに耳に入ってくる。
サッカーなんて嫌いだ。
この前のワールドカップだって、日本戦はいちおうみたけれど、途中で寝てしまったくらいなのよ?
だからわたしは狂ったようにプロ野球をみる。二岡を応援する。
サッカーなんて霞んでしまうように。
野球野球野球野球野球…
…でもやっぱり、世間のサッカー熱がわたしに囁く。時の声を。
新聞やテレビで「中田浩二」の文字を見ただけでどきっとしている自分はばかばかしくてやっていられない。
早く終われーワールドカップ!




ナナ

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