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パルレモアダムール |
| 2002年04月29日(月)→→→我慢 唯川恵の直木賞受賞作、「肩越しの恋人」を読んだ。 バリバリ働いていて男を信用できない萌と、女であることを武器にしてわがままに生きているるり子、二人の対照的な女性が主人公。 そのなかで印象的だった、るり子の言葉。 「本当はみんな知っているはずだ。わがままを通す方が、我慢するよりずっと難しいということを。だからみんな我慢の方を選ぶ。それは、楽して相手に好かれようと思っているからだ。聞き分けのよい女なんていちばんの曲者だ。心の中を我慢でいっぱいにして、そのことに不満を持ちながらも『我慢と引き替えに手に入れられるもの』のことばかり考えている。るり子は常々心に誓っている。どんなに落ちぶれても、我慢強い女にだけは絶対にならないでおこうと。」 確かに、わがままな女は同性には嫌われるが、魅力的だ。 そしてそういう魅力的な女はみんな自分に自信を持っているから、わがままが言えるのだと思う。 わたしは自分に自信が無いから、わがままを言ったら嫌われる、と思う。 わたしのどこが好きなの?といつでも思う。 そして、そう言うことも、相手に負担をかけることだと思って、言わない。 何もかもを我慢する。 なんて貧乏くさいのだろう。 わたしはずっと、自分は我慢することでがんばってきていると、そう思っていた。 でもそれは違う。 我慢するよりも、わがままになることの方がずっと難しいから、我慢することに逃げていただけなのだ。 わがままな女はとても魅力的。 そしてとてもうらやましい。 男の手をわずらわせる女、になりたいな。 |