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| 2004年06月14日(月) 楽園崩壊 |
| 僕の悲鳴が、聞こえるか。 それは3日前。 見慣れた仕事場に見慣れた物体。 テレビ。開かれたダンボール。そしてビデオデッキ。 だがこの場所には似つかわしくない。 ここは楽園なのだから。 それは2日前。 ダンボールとビデオデッキが消えている。 不安。 それは1日前。 そびえるテレビ。 右斜め上に見える黒い物体。 現実を逃避するため、必死でドリンクバーを磨く。 崩壊の日。 五感を研ぎ澄ませ。 全神経を尖らせろ。 ヤツはただ見ている。 ヤツは監視している。 なぜなら、 それが仕事だから。 ヤツの名は・・・『監視カメラ』。 安めに購入したビデオデッキが相棒だ。 知恵を絞った結果、壁際に沿って歩けば なんとか写らずに済むことが判明。 ジュースも今までのように飲めるわけではないので カメラに写らない、フローズンばかりを飲んでいる。 移動は壁際。ノドが乾けばフローズン。 何の訓練だろう。 デッキの置いてあるラックに、軽い衝撃を与えると 画像が簡単に乱れることがわかった。 この調子でどんどんぶつかっていこう。 これが本当のぶつかり稽古だ。 それでも駄目ならもう壊そう。 鈍器系を用いた衝撃を与えよう。 そして全ては藤田のニオイの所為だということにしよう。 彼もまた、楽園を崩壊する者だから。 |
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