鬼のかけら。≫イッマムラ
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2002年12月18日(水)
言い訳
私の腹には猫がいる。
あまり動くことを好まない。
夜行性で眠りにつくのは常に朝方である。
ゆえに完全に目覚めるのはお天道様が高く高く昇った頃だ。
丈夫な体をもっており、目覚めてすぐ腹を空かす。
オス猫のくせに甘いものに目がない。
目がさめて眠りにつくまでクチャクチャと物をかんでいる。
食い意地の張った奴なのだ。
そのうえ節操なしで何かを見るたび年中発情している。
発情はするが行動をとることはあまり無い。
何よりも動くことが嫌いなぐうたらだからだ。
甘やかした所為か、最近ますますどっしりと丸い
身体つきになってきたのは誰の目にも明らかである。

なにせ腹の中にいるのだ。
猫を起こさぬよう私は細心の注意を払わねばならない。
猫が動かぬ限り私も動けぬ。
猫が飯をねだるので私も食わねばなるまい。
責任をもって飼うというのはこういうことだ。

それが道理と云うものだろう?









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